普段エレキを練習するときには大音量は出せないので BOSS の刀ミニやアコギ用の Roland AC-33 を使っています。
でもライブ演奏をするときには音圧が必要なので、Laney のチューブアンプを使います。
私は Fender 系のアンプが好きなので、本来は Blues Junior とか Super Champ などが欲しいのですが、それなりに高価なのでほぼ同等な音が得られる(使用管もほぼ同じ)Laney を愛用しています。
しかし Marshall には Fender 系では得られない独特の音があるわけで、HM とか HR は演奏しないが、ライブでも使えるコンボアンプが欲しい。
DSL1C という機種は出力 1W ですが、自宅では9時くらいまで上げたら近所迷惑なくらいの音量があると。
そこでパワーリダクション機構を備えており、0.1W に切り替えられると。
ボリュームはそれなりに上げてやらないと音圧感は出ませんから、0.1W で12時くらいに上げれば気分よく練習が出来そう。
Marshall というとスタックにして爆音で演奏するというイメージがありますが、これなら自宅でもライブ会場でも使えるのではないか?
この中古をオークションで探しているのですが、あるにはあったがすぐに売れてしまいます。
で、これの 5W バージョンがあります(発売中止となっている)。
やはりパワーリダクション機構が付いていて、 5W → 0.5W にできます。
単にパワーの違いだけかと思いきや、パワー管が違うのですね。
DSL1C は ECC82 (=12AU7) だし、 DSL5C は 12BH7 です。
これ、どちらも一般的には電圧増幅管と呼ばれ、主にプリアンプ部に使われる真空管です。
パワー部には EL34 とか EL84 などが使われることが多いと思います。
これによりパワーを抑えているものと想像します。
Fender 系は 6V6 を使ったりして独特な歪みを加えていますよね。
こんな出力管はオーディオアンプではまず使われない、というか今や真空管を使うことはほとんどない。
A 級アンプ、B 級アンプ、AB 級アンプなどという言葉は今や死語でしょう。
ソリッドアステート・アンプの主流は D クラスです。
いわゆるデジタルアンプで、軽量にして絶大な出力を誇ると。
PA 現場ではクソ重いパワーアンプを搬入・搬出するだけでイヤになります(腰も痛める)から、画期的なイノベーションです。
オーディオ試聴室でブラインドテストをしても A 級真空管アンプと D 級半導体アンプの差はほとんど分からない。
であれば、使用電力も少なくて環境にやさしく、腰も痛めないアンプがいいに決まってる(PA 現場では)。
話はそれましたが、今日の競馬で3万円以上勝ったら DSL5C を落札しようかと思います。
そうそう、昨日もヒマだったのでピポパで遊んでいたら、3,500 円くらい勝ちました。
このところ、大勝ちはしないけど調子がいいです。