2020年12月29日火曜日

一獲千金の夢は破れ、ヘッドアンプは売れた

はい、今年最後の G1 である国民的行事「有馬記念」は1番人気のクロノジェネシスが優勝。2着には鬼脚爆発、11番人気のサラキアが入り、馬連は 10,330 円の配当となりました。

で、私はというと AB-XYZ 方式で、A はフィエールマン、B には人気薄のブラストワンピースを選出、XYZ のほうはパラパラと6頭に。

フィエールマンは最後の最後でサラキアに刺されてしまって残念でしたが、もっと残念だったのはブラストワンピースです。

最終3コーナーの手前から行きっぷりが悪くなり、押しても反応せず。故障発生です。競争中止と。

ああ、何てことでしょう。ひどい複雑骨折などではなさそうでしたが、馬主や調教師、厩舎関係者にとっては勝つに越したことはないが、最大の願いは何といっても無事に走り切ることです。「無事これ名馬」ですからね。

まあ、フィエールマンが2着していてもサラキアは XYZ に入ってなかったので、どう転んでも獲れてなかったのですが。これで今年の競馬収支は2万円くらいの負けとなりましたが、万馬券を当てたときに Blackstar HT-5R ヘッドアンプを2万円ちょっとで買っていたので、ほぼプラマイゼロかな。

 そうそう、そのヘッドアンプは某楽器店で1万円で売れました。これを来年の競馬資金として金杯から打って出ようかと。 ま、つまりギャンブル依存症なわけですが、年間で数万円単位ならパチンコよりいいかと思っています。


 

2020年12月22日火曜日

Blackstar HT-5 Combo Amp を

 つい出来心で落札してしましました。

え?HT-5 Head Amp は持ってるじゃん。はい、持ってはいるのですが筐体が大きすぎて置き場所に困ることと、実際に DAW 録音に使うときにはこの重くて大きいアンプを出してきてわざわざオーディオデバイスに繋ぐことがことが面倒なのです。

結局ストンプチューナー(TC Electronic PolyTune) と歪み系ストンプ (BOSS BD Waza) のみで録音することが多い。

では何故スピーカー付きのさらに大きなアンプを買ったのか?

HT-5 は 5W 出力。12AX7 (ECC83), 12BH7 PP のチューブ構成で、この 12BH7 がじゃじゃ馬で不良系の音が魅力です。EL34 とか EL84 などのブリティッシュな重厚サウンドとはちょっと違う。また、Fender 系の 6V6 とか 6L6 なんかとも違う。

オークションでコンデンサや出力管を新品に換装した HT-5 が出品されていて、即決価格が 18,500 円でした。これは買いでしょう。

現在は HT-5R などに進化しているようですが、基本的な回路やチューブは変わっていないわけで、新品価格は 70,000 円ほどですからお買い得です。

これでしばらく遊んでみて、Roland BC は後のお楽しみにしましょう。あ、もちろんヘッドアンプの HT-5 は売ります。

競馬は惨敗が続いています。

阪神ジューベナイルフィリーズ、朝日杯フォーチュニティSと撃沈し、資金はついに3桁となってしまいました。次は今年最後のG1「有馬記念」ですね。1レースの売り上げが300億円という、国民的行事と言っていいでしょう。ここは銀行口座に種銭を振り込んで、最後の大勝負と行くぞ。




2020年12月18日金曜日

ギター弾きのアンプ地獄

 ギタリストはギターとアンプで一つの楽器だと思っているので、アンプにはうるさい。

特にエレクトリック・ギター弾きはそうなってしまいます。

アコギだとピックアップとプリアンプを介して PA にそのまま送ってしまうことが多いと思いますが、エレキではそうはいかない。

いえ、別にやろうと思えばできないわけではありません。マルチ・エフェクタから PA にダイレクトに送ればいいのだから。

でも、それじゃあ Fender Twin Reverb や Deluxe Reverb の本当の出音は再現できない。いやーやっぱ Marshall JCM をスタックにしなきゃ欲しい音にならないよね、とか。おいおい、ビートルズをやるんだからアンプは VOX の一択でしょう、とか。

つまりエレキギタリストは好きなアンプの出音を PA のほうでマイク収音してくれることを前提として音作りをする。

ベーシストは最近は卓直(と言っても足元で音は作っているんだけど)でモニターからの返しだけでいいですよ派も出てきましたね。あるいは DI Box から卓と自分用モニターアンプに振り分ける派が主流かな。

で、私はというと、ギターアンプは基本的に Fender 系が好きですが、The Beatles の楽曲となると VOX 系も欲しくなる。ハードロックや爆音系はやらないので Marshall のスタックなんて要りません。というかそんなもんを自宅に入れている人なんていませんよね。鳴らせる環境がないわけで。

というわけで、今自室にあるのは・・・

Laney 10W (ECC 83, 6V6)・・・Fender の代わり。ちょうどよい出力です。

Blackstar 1W (ECC 82, ECC 83)・・・プリアンプに毛の生えたような出力だが、結構チューブらしい音がする。

Blackstar 5W (ECC 83, EL34) Head Amp・・・録音用に調達した。

VOX MV-50 AC + BC108 (Nutube, 50W)・・・AC-30 は買えないし置けませんので。

という顔ぶれです。Nutube も真空管と考えればすべてチューブ・アンプですね。


で、どうしても気になるアンプがあるのです。

Roland BC (Blues Cube) です。私は歪ませてもせいぜいクランチくらいなので(またはストンプ・エフェクタで歪みは作る:ブースターも兼ねて)この半導体なのにチューブの温かみと飽和感を出しているのはすごいと思う。

Roland 製品だけあって入出力端子が充実していて、使い勝手が良さそう。真空管と違って搬入・搬出時にあまり気を使わなくても良さそうだし。

ライブハウスだったらお店のギターアンプやベースアンプを使えばいいわけですが、そういう機材がないスペースで演奏することもあるわけで、ギタリストだったらギターアンプを、ベーシストだったらベースアンプを持ちこまねばならない。

以前スナックでビートルズとイーグルスを演奏した時は Laney 10W を持ちこみました。部屋で弾くときはボリュームはせいぜい9時くらいですが、さすがに12時では少し音量不足で2時くらいでちょうど良かった。

これに相当するのは半導体では多分 30 - 60W です。真空管のように球の寿命とかを心配せずに蹴ったりしても壊れにくい BC Hot とか BC Studio などをオークションで漁っています。

あ、競馬資金が底をついてきたので、有馬記念の前に今週の競馬で大勝負しようかと。と言ったって残金が4000円くらいしかないんだから、馬連500円が200倍ついて10万円ということで、また穴狙いになりますわな。




2020年12月9日水曜日

Joint Concert 2020 終了す

去る 12/5 (Sat) に恒例の Joint Concert が長岡市中之島文化センターで開催されました。

これまでは F.F.F. で賛助出演していたのですが、今年はコロナで埼玉県在住のO氏が新潟に来られなかったので、急遽「ささまる」というユニットを作って出演しました。

ヤッターズのS氏をボーカル、ベースにフィーチャーしてのトリオ編成です。彼は知る人ぞ知るロックの王道を歌いまくるロック・シンガーです。ヘフナー・ベースを弾きながら迫力満点のボーカルを披露します。Paul McCartney の日本公演はすべて生で観に行ったというビートルズファンでもあります。

というわけで、セット・リストは次のようなものとしました。

1. 帰れないふたり

2. Peaceful Easy Feeling

3. Tequila Sunrise

4. 夏の終わりのハーモニー

5. Tears In Heaven

6. A Hard Day's Night

7. Oh! Darling

8. パプリカ in F

まあ何とも節操のないセットですこと。

それでもそこそこウケていたので、ライブとしては成功したと言ってよいと思っています。ロックのライブではないのでバラードも取り入れましたが、出来は上々でした。

7. はS氏のシャウトが大爆発して大いに盛り上がりました。この曲を知らない人はいないけれど、歌える人はなかなかいません。新潟県で歌えるのはS氏だけだ、と以前の対バン・ライブで 他のバンドマンから絶賛されてましたもの。

8. はフーリンのダンス・バージョンがノリが良くてよかろうとのことで、キーは米津玄師のオリジナル F にして、ドラムとベースは東京にいる息子に音源を作ってもらってそれを使用。まあ便利な世の中になったものです。

最後に感情の皆さんと一緒に歌おうコーナーがあり、「大きな古時計」をやりました。ピアノ独奏から入って、1コーラス終了後から「ささまる」で歌うというパターンでした。歌詞はステージ上のホワイトボードに映し出す予定でしたが、間に合わず歌詞カードを配布するということに。

このようにすると、観客は手元の歌詞カードを見てしまって顔が上がらないという事態になるのがオチですが、結構声が出ていてびっくり。

みんなコロナの自粛で閉塞感が半端なかったのでしょうね。大きな会場で思いっきり声を出すというのは気持ち良かったのではないでしょうか。もちろん「ささまる」のメンバーも今年最初で最後の人前演奏でしたが、大いに楽しみました。1年の憂さが一気に晴れましたとも。

やっぱ音楽っていいですね。



2020年12月3日木曜日

撃沈したが首の皮一枚残った

 超豪華メンバーで行われたジャパンカップ。

結果はご存知のようにアーモンドアイがその引退レースで史上最高の G1 9勝馬となったのでした。この後世に残る世紀のレースを見られただけでも生きていて良かった(か?)。

で、買い目ですが、アーモンドアイはもちろん応援はしていたけれど、単勝200円もいかないのではないか?3強の3連複なんて300円くらいなんじゃね?これじゃ馬券的にはウマ味がない。

おお、引退レースで後進のデアリングタクトに優勝を譲って優雅に身を引く絵が見えたぞ。というわけで中穴狙いの私はデアリングタクトから人気薄へ馬連8点、8歳にして出場したパフォーマプロミスの複勝を買ってしまいました。

おうおう、何だい、3強の1-2-3じゃねえか。ふん、面白くもねえ。底が見えてきた競馬資金を1800円も投入したのに。馬単2-6は610円つきましたが、JRA 史上最低の配当だったようです。娘は馬単2(アーモンドアイ)から5点流しでこれを獲ったので、収支プラスでした。妻は犬の名前「ナナ」から単勝の7番と枠連の7-7をいつも買いますが、かすりもしませんでしたね。これ当たってたら万馬券どころではありません。100円が10万円くらいになっていた。

というわけで競馬資金はいよいよ残高が4桁になってしまいましたが、まだ今年の競馬は終わったわけじゃない。有馬記念まで少額で楽しみますとも。



2020年11月28日土曜日

超豪華メンバーによるジャパンカップ

明日は第40回ジャパンカップ(G1)が東京競馬場にて開催されます。

改めて紹介するまでもなく、史上初の G1 8冠馬となった「アーモンドアイ」の引退レースです。

これに無敗で牝馬クラシック3冠馬となった「デアリングタクト」と、牡馬で同様に無敗でクラシック3冠馬となった「コントレイル」が参戦すると。

こりゃもう有馬記念以上に全国の競馬ファン必見のレースとなります。クラシック3冠馬は当然3歳だし、アーモンドアイは5歳です。これにいずれも重賞を制したことのある「ワールドプレミア」、「ミッキースワロー」、「ウェイトゥパリス(外国馬)」、「パフォーマプロミス」、「クレッシェンドラブ」、「ユーキャンスマイル」、「グローリーヴェイズ」などが参戦して、もう何がなんだか分からない。

前売り単勝1番人気は「コントレイル」のようですが、あたしゃ負けてもいいから「アーモンドアイ」を買いたい。買って来なかったことは一度もありませんでした。トリガミも多かったけど(笑)。これから繁殖馬としての長い人生(馬生)があるのだろうから、骨折・安楽死だけはダメよ。無事これ名馬なのだから。

このところ競馬は成績不良で資金が底をついてきましたので、売るほどあるギター群をまとめて6本ほど売ることにしました。20万円くらいになるかなあ。

今回撃沈したら有馬記念の資金がなくなりますからね。良い子の皆さんは決して真似をしてはいけませんよ。




 

2020年11月27日金曜日

全段差動式 P.P.アンプと DALI スピーカーの組み合わせ

 追加です。

オークションで落札した 16UL8 全段差動式 Push-Pull Power Amp の話は以前にアップしましたが、これはデンマークの音響メーカーである DALI の SPEKTOR 1 というスピーカーに繋いでいます。

全段差動式のアンプは出力が普通の Push-Pull アンプに比べれば落ちますが、家庭で聴く分には十分な出力です。8W 前後でしょうか。

DALI のスピーカーは能率が高くないのでボリュームは3時くらいでちょうどよい。オーディオ・デバイスの出力を上げればもっと音を大きくすることは可能ですし。

前にも書きましたが、16UL8 なんて球は聞いたことがありません。オーディオマニアでも使ったことのある人はほとんどいないのではないでしょうか。しかしこれを全段差動式で使うと大変素直で静かな音を出します。

残留ノイズなど皆無と言ってよい。出力管を冷やすためのファンが回りますが、これの音がかすかに聞こえるくらいです。

2台ある PC のうちの1台をこのシステムで鳴らしていますが、大変気持ち良くて何ら不満はありません。




2020年11月11日水曜日

私の音楽制作・試聴環境

 しばらくオーディオ関係の投稿をしていなかったので、今日はその辺の話を。

ホームオーディオは追求していくとドツボにはまります。昔は今のように配信のストリーミングで聴くとか、CD で聴くとかという時代ではなく、アナログ・レコード盤しかなかった。

お小遣いを貯めてレコード屋さんで LP アルバムなどを買っていたわけです。当然これを再生するためにはレコード・プレイヤーが必要なわけで、レコード針(今の人には針ってなあに?の世界でしょう)、カートリッジ、アーム、モーターなどで構成されているので、それら一つ一つに凝り始めるとプレイヤーだけでン十万円となります。

さあ次はアンプです。プリアンプとメインアンプがセパレートされているものが高級みたいな世界で、これも音とパワーを求めるとン十万円です。

さらに音の出口であるスピーカーも必要で、これまた青天井の世界です。JBL, Tannoy などが垂涎の的でしたが、日本製でも Diatone, YAMAHA, Sony, Victor, Kenwood など各種メーカーからマニア向けの高額なスピーカーがたくさん販売されていました。

でもね、これらを聴く部屋があるかどうかが最終的には問題となります。

超マニアになるとリスニングルームの設計から始めなければならない。十分な広さと音響性能を持ち、周囲の民家に迷惑が掛からないことも必要。さらに電源の問題も発生して、きれいな交流 100V を得るためにリスニングルーム専用の「マイ電柱」を立てることになる。もうね、ン千万円の世界ですよ。家が一軒建ちます。

そこまでして思うような音で聴きたいか?まあ、好きずきの世界なので他人がとやかく口出しすることではありませんが、あたしゃそこに金を掛けるくらいなら、良いホールで生の演奏を聴いたほうが百倍もいいと思いますけどね。音を聴くのではなく音楽を聴くのが目的ですから。

因みに、現在の私の音楽制作・試聴環境は、プレイヤーは PC (Foobar2000)、オーディオ・インターフェイス(オーディオ・デバイス)は Steinberg UR-RT2、アンプは 300B Single と 6L6GC Single、さらに 16UL7 全段作動 Push-Pull を使い分けています。

スピーカーは Pioneer のトールボーイ、YAMAHA MSP-5, JBL 305P MKⅡ, DALI SPEKTOR 1 を使い分けています。

観賞用には 300B - Pioneer が聴きやすくて良い。DTM ではもう少し解像度を上げて隅々まで聴きたいとなるとエアでは MSP-5 かな。まあほとんどヘッドフォン・モニターですけど。

ヘッドフォンは定番の SONY MDR CD900ST と、これまた定番の MDR 7506、観賞用には AKG の密閉タイプを使っています。

もうあたしゃこれで十分。これ以上は望みません。

生演奏の醍醐味を味わったらオーディオ機器で聴く音楽なんて所詮再現されたものですからね。





2020年11月2日月曜日

アーモンドアイには脱帽

はい、天皇賞(秋)が昨日東京競馬場で開催されました。

注目は何といってもアーモンドアイは史上初の G1 8冠馬となるかどうかでした。無敗のクラシック3冠馬が2頭出た今シーズンに G1 8冠馬が誕生したら JRA の長い歴史上でも特記すべき年となるに違いありません。

状態は良さそうで、死角がないようにも見えた同馬ですが、競馬なんて走ってみなきゃ分からない。長期休養明けは昨今は当然のようになり、ネガな要因とはならなくなりましたが、あれ?競馬ってどんなんだっけ?などと忘れてるかもしれない。

相手だって超強豪馬が揃っているわけです。あたしゃ予告通りジナンボーからの馬連全通りと同馬の複勝で勝負しました。

ま、結果は残念でした(7着)が、夢を見させてくれました。これでまた JRA への預金残高が増えましたので、有馬記念までの間に全額回収したいと思います。




 

2020年10月29日木曜日

菊花賞はトリガミ、次は天皇賞(秋)

まさか1年のうちに無敗のクラシック3冠馬が2頭誕生するとは・・・

はい、コントレールです。最後はアリストテレスに猛追されて危ないかと思ったけど、アタマ差で優勝。参考ながらもっと僅差だとハナ差で、写真判定でも同時だと同着となります。因みにこれ、競輪だと最小差はタイヤ差となります。

史上3頭目の無敗3冠馬です。え、あとの2頭は誰だって?

そりゃあ昭和時代に一世を風靡したシンボリルドルフとコントレールの父親であるディープインパクトです。 

で、私は AB-XYZ 方式で馬連 14 点買いして、配当は 910 円で見事にトリガミとなったと。まあ 1,400 円が 910 円になって返ってきたということで、十分に興奮して楽しませてもらったので 490 円は JRA に預金したということで。

さあ、次は天皇賞(秋)ですよ。芝 3,000 m の戦い。

満を持してアーモンドアイが出場します。これは逆らえないような気がする。毎回出場するたびに買っていましたが、結構トリガミになったりして大儲けした記憶がありません。キセキも出場しますが6歳だからねえ。あたしゃ次男坊なのでジナンボウから流してみようかな。来れば高配当になります、きっと。




2020年10月23日金曜日

秋華賞は撃沈、明後日は菊花賞!

 「デアリングタクト」が史上初の無敗牝馬クラシック3冠なるか?が注目されていた秋華賞。

同馬はあっと驚く大偉業を成し遂げました。史上初ですからね。

これまでも牝馬クラシック3冠馬はいましたが、無敗で3冠となった馬はいません。クラシックは3歳限定なので、馬の一生で1回しか取ることができません。

牝馬限定クラシックは「桜花賞」「オークス」「秋華賞」の3レースです。

対して牡馬では「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」です。あ、もちろん牝馬も出場できるんですけど。

というわけで週末は今年度最後のクラシックレースである「菊花賞」が開催されます。注目は「コントレイル」ですね。これまた無敗(5戦5勝)でここまで来ました。30年も続くデフレで給料はまったく上がらぬ庶民にとって、同馬が3冠になるのはささやかな夢をみせてくれるもの?

秋華賞で3番「マルターズディオサ」から全通りの馬連で勝負した私は撃沈したわけですが、菊花賞はどうしようかなあ。1年で史上初の3冠馬が2頭出るのはさすがにないんじゃないか? いやいや調教状況を見ても死角が見つからない同馬を外したんじゃまた痛い目に遭うぜ、などと千々に心は乱れるのでした。




2020年10月20日火曜日

音律についての物理学(2)

このウルフを 12 半音階に均等に割り振ったものが平均律です。つまり平均律の完全 5 度や完全 4 度はどれ一つとして純正 5 度や純正 4 度ではありません。

5 度や 4 度のずれは比較的軽微で聴感上ひどく唸ったりはしませんが、長 3 度は誰が聞いても分かるくらいずれています。ギターの 4 フレットハーモニクスが開放弦から見た純正の長 3 度ですが、チューナーでこの音を見るとひどく低い。

しかしこの低い長 3 度と開放弦を一緒に鳴らすと(それは1本の弦では無理なので適宜工夫して)純正長3度の響きが得られて、これはとても良く響きます。合唱などではこの純正長 3 度でハモるのでピアノの長 3 度とは世界が違います。

金管楽器は基本的に純正の倍音を使っているので(C, C, G, C, E, G, Bb, C, D, E, F#というように)フィンランディアの金管合奏はほとんど純正律の和音が響いてとても気持ちよい。

チューナーが純正長 3 度を低く表示するのは、チューナー自体が平均律で内部計算されているからです。そうでないとすべての調で良く響く調律が出来ませんので。

物理的にはオクターブは周波数が 2 倍になるので、この間を 12 等分すれば平均律の半音階が得られるような気がしますが、そうではない。音程の感覚は五感すべての感覚がそうであるように、等差数列ではなく等比数列的(級数的)ですので、12 root 2 で割らなければならない。440 Hz X 12√2 が A# (Bb) の音の周波数です。これをまた 12√2 倍すると B 音の周波数が得られます。これを 12 回繰り返すと、めでたく 440 x 2 = 880 Hz の1オクターブ上の 880 Hz が得られます。

J. S. Bach の「12平均律クラビーア変奏曲」と呼ばれている有名な曲のタイトルは、英語で表記すれば "Well Tempered" で、別に平均律ではありません。誤訳ですね。

「良く調律された」という意味なので、平均律で弾く必要はありません。キルンベルガー2法とかベルクマイスターとか、当時非常に「良く調律された」と評価された調律法で演奏すればよろしい。

そのような調律で演奏すると、良く響く調と暗い響きとなる調が出現して、それが調性感として現れることとなる。イ短調とヘ短調は響きが違ってくるということで、それが良いとも言える。

長くなるので今回はこの辺で。




 

2020年10月17日土曜日

音律についての物理学(1)

 ずいぶん昔に(まだ「続ふわふわ・・」ではなく「ふわふわ・・」だった頃)音律について何回か書いたことがありました。

「羊と鋼の森」という調律師の話が本屋大賞かなんかに選ばれて、調律師の仕事が小説風に紹介されていましたが、簡単に言うとピアノの調律師は単にピアノの音程を調律している訳ではない。

ピアノ全体の調整にはハンマーの柔らかさ(硬さ)やキーアクションの調節など多岐にわたっており、車の車検に例えれば単にエンジンの調整だけでなく、ブレーキパッドの減り具合、エンジンオイルの状態、各種ライトの点灯状態や、タイヤの溝の残り具合など総合的に点検しているわけです。

で、音程の調律についてはまずは音程というのはどのような仕組みになっているのかを知らねばなりません。

今は平均律で調律されることがほとんどですが、バッハ以前には平均律という概念がなかった。え?どういうこと?

A=440 Hz で合わせたとして、オクターブはその整数倍で問題ない。880, 1960, 3920 Hzとなります。 低音側は 440, 220, 110, 55 Hz です。

ピタゴラスはギターの弦を張ったような装置を使って、オクターブ上は弦長が 1/2 となり、そのまたオクターブ上は弦長が 1/4 になることを発見しました。 ギタリストならすぐに納得できますよね。12 Fr ハーモニクスはオクターブ上の音になるし、5 Fr ハーモニクスは2オクターブ上の音になりますから。12 Fr は弦長がちょうど 1/2 だし、5 Fr はその半分ですからね。

問題は5度上の E 音はどうなるかです。

え? そんなん 7 Fr のハーモニクスまたは押弦に決まってるじゃん、と即答したあなたは素晴らしいギタリストですが、実は 7 Fr ハーモニクスで出てくる音は「純正5度」と呼ばれる音で、正確には平均律の5度とはわずかにずれているのです。

そんな馬鹿な! と思われるかも知れませんが、それでは次のような話はどうでしょう。

ドからオクターブ上のドまでの12半音階を作るにはどうしたらよいか? そりゃあ C を決めた後で、5度ずつ音を重ねていく。 C - G - D - A - E - B - F# - C# - G# - D# - A# - F - C (適宜オクターブ下げて1オクターブ内に収まるようにする)で出来上がりと。

はい、正解と言いたいところですが、なんとこの方法では最後の C は最初の C のオクターブ上にはならないのです。純正5度を積み重ねていくとこういうことになります。

びっくりしますが、そういう風にできている。神のいたずらでしょうか。

言葉を換えるとオクターブ上の C を最初の C のちょうど2倍の周波数に合わせておくと、最後の F - C は純正5度にならない。超うなって気持ち悪い響きになります。これをウルフと言う。

話が長くなるので数回に分けて解説しようと思います。




 


2020年10月15日木曜日

SyncRoom は素晴らしいが注意も必要

 毎日王冠はトリガミ、京都新聞杯は撃沈でした(泣)。

まあ仕方ない。

次回はいよいよ3歳牝馬クラシック第3弾「秋華賞 G1」です。

桜花賞、オークスの2冠馬「デアリングタクト」が無敗の3冠馬となるかどうかに注目が集まっています(4戦4勝です)。

ディープインパクト、キズナ、オルフェーブルなど超良血馬の中にあって、エピファネイア産駒はデアリングタクトとムジカの2頭です。

ムジカは前回万馬券を取らせてもらった馬ですのでまた応援したくなるが、今回は相手も揃いました。どこまで粘れるか?

いつも中穴狙いなのですが、ムジカとミヤマザクラから流せば相当の配当になるのではないか? 万馬券とまでは行かなくても 5,000 円はつきそうな気がする。

本当はね、オルフェーブル産駒が好きなのですよ。もう気まぐれで、来るときは圧勝するが、負けるときは何ともあっけない。この辺を絡めて 20 点買いくらいかな。

さて、ヤマハさんの SyncRoom シンクルームですが、メンバーで実験をしたところ、一応同時セッションはできたが、わたしの自室 Wifi 環境が悪くて音切れします。光回線からのルーターと PC は有線でつなげということのようです。

それ、私の場合は難しい。ルーターは(というか光回線の入出力タップは)1階にあり、自室は2階ですから。有線 LAN ケーブルを引き回すのはあまり現実的ではない。

ということで、現在いろいろと模索中です。音の出せる部屋まで壁に穴を開けてLAN ケーブルを引き回すというのが良さそうですが、本当に有線にしたら音切れなく音質も望むようになるのか?

何でもやってみなきゃ分からないので、何でもやってみますとも。




2020年10月7日水曜日

秋の G1 始まる

 JRA 中央競馬はまだ無観客ではありますが、粛々と敢行されています。

秋の G1 シリーズが開幕しました。緒戦は中山競馬場でスプリンターズステークス。

ミスターメロディ、ダイアトニックという馬が出走しており、よほどここから買おうかと思いましたが、G1 だけあって強い馬が揃っており、どう考えても買い目が決まらなかったので、某スポーツ新聞の AI 診断に乗りました。軸は 1 番人気のグランアレグリアね。

で、結果はというと、グランアレグリアの鬼脚爆発。直線最後の鬼のような差し脚が決まり圧勝。ヒモには 3 番人気のダノンスマッシュが残り、馬連 3-10 は 530 円しかつきませんでした。

あたしゃ 7 点買いしたので、トリガミ(収支赤字)でした。ま、いいさ。当たらなかったわけじゃないんだから。前日の貯えが 4,000 円くらいあったし。

さあ、今週末は G1 ではないが、毎日王冠、京都大賞典が開催されます。このところ調子が良いのでここは一気に 100 万円を目指すぞ。

そうそう、埼玉在住のメンバーはなかなか新潟県には来られないので、ヤマハさんのシンクルーム (SyncRoom) をわれわれも導入することになりました。同じ空気は吸えないけど、遅延もほとんどなく、遠隔セッションができるようです。無料なのでヤマハさんも大盤振る舞いしましたね。

DAW と違って 1曲6分の時間制限があるようですが、一発録りなので十分ですよね。準備が必要ですが、ZOOM なんかと同じようなシステムのようです。準備ったって単にアプリをダウンロードしてインストールするだけ。あとは部屋に入室してセッションし、終わったら退出すると。

武漢コロナのせいでこの手の遠隔会議、遠隔セッションのようなアプリが大盛況となりましたね。





2020年10月1日木曜日

宅リハ3回目

 去る 9/27 に拙宅のレッスンルームで「ささまる」3回目のリハを行いました。

いつものように 10:00 - 17:00 というハードスケジュールです。

前回のミックスしたリハ音源を聞きながらの練習効果は抜群で、大分形になってきました。

私がボーカルを取る "Tears In Heaven" はベースが難しい。 本家は(ライブ版)泣く子も黙る Nathan East が箱型のフレットレスを弾いています。 これにより独特なグリッサンドとハンマリング・オン、プリング・オフ感が出ています。

普通のアマチュア・ベーシストはフレットレスは敷居が高くて持っている人も少ない。 ピッチが安定しませんからね。 超低域になるとピッチ感が取りにくくなり、多少ずれても分かりにくくなりますが、これ、ピッタリのピッチとずれたピッチではアンサンブルとしての音源の完成度がダンチです。

アップライト・ベースを含めてバイオリン属の楽器を弾く人はすごいなあと思います。 まあ小さい頃からやっていないと大変だというのはその辺にも理由があるのではないか?などと思った次第です。







2020年9月27日日曜日

取ったぜ3万馬券

 先日中央競馬で馬連 29,960 円を取りました。

100 円しか買っていなかったのですが、全部で 2,000 円弱の投資だったので、収支 28,000 円弱のプラスとなりました。

で、こういうあぶく銭はすぐに物に換えるか、美味しい物を食べるに限ります。米や味噌を買ってはいけません。

で、ちょうど Android のスマホのバッテリーが逝ってしまったので、新しいスマホを買いました。今や 5G 対応が当たり前になってきていますが、あたしゃ 4G で何ら困っていないので、 25,000 円くらいの機種にしました。

大体、HUAWEI に限らず、5G 通信は危険な香りがする。車が 5G につながって自動運転が進むだ?ハッキングされたら大事故を起こしますよ。

スマホで出先から家電のオン・オフをするだ?ハッキングされたら家で何が起こるか分かりませんぜ。

スマホなんてものは 5 年も持てば御の字なんだから、10 万円以上の機種を購入する気にはなれません。

私は SIM を 2 枚持っており、1 枚は通話可能、もう 1 枚はデータ通信専用です。今までは HUAWEI に通話可能 SIM を、iPhone にデータ専用 SIM を挿していましたが、これを入れ替えて iPhone で通話をするようにしました。

楽天モバイルのデータ専用 SIM は使用量が月額 980 円(税別)かな。

NifMo の通話可能 SIM は月額 2,700 円ほどです。

いかにキャリアが暴利をむさぼっているかということですよね。菅総理は私はあまり支持しませんが、キャリアの通信費を 4 割下げろ、という主張は大賛成です。




2020年9月1日火曜日

猛暑の中、夏合宿状態のリハを

8/30(日)は長岡市は 35°C くらいまで気温は上昇し、熱風が吹き荒れるような日でした。
しかし、リハはしなければならない。拙宅のレッスンルームで「ささまる」の3人は集合したのでした。

10:00 に集合して機材の搬入・セッティング、11:00 少し前からリハ開始。
今回も ZOOM LiveTrak L-12 ミキサーを使用し、そのままマルチトラック録音。
すぐに再生できるし、再生時に各トラックの音量を調節できるのでとても便利です。
パンも振れますが、ディジタルだけあって本体にパンのノブはついておらず、各トラック毎に編集画面上で操作しなければなりません。
まあ、練習を再生するだけなのでパンを振る必要もありません。ミックス時に DAW 上でやればいいので。

12/5 が本番なのですが、今回は時間を多くもらえたので8曲やることに。
以下、セットリスト(予定)です。

1. 帰れない二人
2. Peaceful Easy Feeling
3. Tequila Sunrise
4. 夏の終わりのハーモニー
5. Tears In Heaven
6. パプリカ
7. A Hard Day's Night
8. Oh! Darling

Take 1 で終わったものもありますが、Take 3 まで録ったものもあり、結局終わったのは 17:00 過ぎでした。もう高校生の合宿状態でしたよ(笑)。

これらをそのまま DAW にトラック毎に読み込んでミックスします。
ボーカルにディレイやリバーブを掛けてお化粧し、各楽器のバランスを取り、パンを振って立体的にする。最後にマキシマイザで音圧を調整してできた 2-Track 音源をメンバーに配信するという段取りです。

ミックス作業は Cubase を使っていますが、慣れているとは言えそれなりに時間が必要で、配信を終えるには数日かかります。ま、道楽なので別に苦ではありませんが。

次は多分1ヶ月後ですが、それまでの間この音源を聞いて各自練習に励むということですね。
この方式は実に便利で、練習効率が圧倒的に良い。
1ヶ月後にはクオリティが別物になっています。

ジャズ・セッションのように、その日に初めて会った人とスタンダード・ナンバーを即興で演奏するような技量を持っていないアマチュアにとってはこれ以上の練習環境はないと言って過言ではありません、はい。




2020年8月28日金曜日

リベンジに午後から堤防でのサビキ釣りを

キスが3匹じゃ納得できない。もう完全に釣り人モードとなった老夫婦は、瀬波温泉から帰ってくると、夕方めがけて寺泊に行くことに。

寺泊は魚市場がずらーっと並んでいて有名です。県外から新鮮で安い魚を求めて買い出し客がたくさん訪れます。カニ(紅ズワイガニ)も有名です。
漁港になっていて、この漁港の堤防から豆アジを狙おうと。7歳の孫娘も同行。
さて釣果は・・・

あきまへん。昼間の釣りのためもあるのでしょうが、掛かるのはフグばかり。5~6cmの豆アジが数匹しか釣れませんでした。豆アジといったら100匹くらい釣れないと面白くない。
私はキス狙いで投げ釣りも試みましたが、砂浜でないので根があって根掛かりで仕掛けを失うばかり。

もう完全に欲求不満のかたまりとなりました。こりゃそのうち新潟東港に行って豆アジ100匹、キス20匹、アイナメ5匹、キジハタ2匹、クロダイ2匹を釣らないことには収まりません。
ま、それだけ釣るには一日かけて場所も移動しなきゃですけど。

釣りは大衆娯楽としてファンが多い。日本の釣り人口は3000万人とも。釣れた魚・イカ・タコは食べられますしね。でも、ガソリン代や高速代、餌代などを考えれば、近くの鮮魚センターで新鮮な魚を買った方が安上がりなのは間違いありません。

こりゃ狩猟本能なのですね。自分で釣り上げる、それを食べることが楽しい。そういう意味では、食べない魚を釣ってはリリースするというのはあたしゃ納得できない。従って、ヘラブナ釣りやブラックバス釣りはしません。渓流釣りはヤマメなどは超美味ですが、この歳になると渓流に入ることが危険かも。遭難したときにまず携帯の電波は届きません。

このままでは腹の虫が治まらないので、9/12-9/13 は老妻とともに釣行に行くことにしましたとも。

釣果はまた報告させていただきます。



2020年8月25日火曜日

瀬波温泉での釣り

8/22-8/23 の土日は家族を連れて瀬波温泉に一泊旅行。

かみさん、娘、孫3人です。孫は3姉妹で上から7歳、4歳、1歳と。

孫は海水浴を楽しみにしていたので、22日は3時ころから海水浴。風が相当に強く、沖では白波が立っていました。でも海水浴場はテトラポットの内側なので遊泳可能。コロナ騒ぎで正式には海開きをしていないので、監視員やライフセイバーがいません。

翌日早朝から予定通りに海岸からの投げ釣りでキスを狙いました。エサはジャリメ。前日投げ釣りをしていたおじさんは50mくらいしか投げていませんでしたが、キスとハナダイの子供を釣っていましたので、かみさんと7歳の孫娘の3人で張り切って釣りましたが・・・

キスは3匹しか釣れませんでした。あとは捜索願が出そうなハナダイの子供が数匹。うーん、宿から離れると宿に残した娘と残りの二人の孫娘との連携が悪くなるので、釣り場の問題もあったようです。

釣りの情報はネットでも調べられますが、地元の釣具店で聞くのが一番です。どのへんで何が釣れているか?仕掛けやエサについても教えてくれます。どうせエサを買わなきゃならないわけなので。

これには後日談があるのですが、それは次回に。



 

2020年8月18日火曜日

防波堤での豆アジ釣り

 前回のブログは改行がうまくいっておらず、大変見にくいものとなってしまいました。

失礼いたしました。

今度は大丈夫だと思うのですが。

16日の日曜日、お墓参りも済ませ、地獄の釜が開いているにもかかわらず罰当たりにも釣りに行きました。かみさんが以前から釣りに行きたがっていましたので、実現させたと。

以前柏崎(新潟県の中越地方、海岸線にある中規模都市)に2年間住んでいたことがあり、海釣りに絶好の環境だったので、先輩に連れられてハナダイ(正式にはチダイ)の船釣りによく連れて行ってもらいました。仕事が終わってからの夜釣りです。正味2時間くらいでしょうか。

ベテラン船頭はこのあたりと目星をつけて船を停め、以後は潮に任せて船を流します。われわれはフカセ釣りで底ものを狙うわけです。

1本バリでイソメを房掛けにします。真っ暗な海底に重りがついたことを確認して、以後潮流に任せてタイが食いつくのを待つと。

底もの釣りなのでハナダイ以外にもメバルやカサゴなども掛かります。クロダイが掛かることも。沖合のクロダイなので磯臭くなく美味です。

さて今回は豆アジがたくさん上がっているという情報を頼りに、新潟東港第二東防波堤で豆アジとキスを狙いました。

ここはNPO法人が管理する「ハッピー・フィッシング」という有料釣り場です。ライフジャケット無しでは入場できず、これも有料ですが貸してくれます。風が強い時や、雷注意報が出ているときには閉鎖し、ライフセイバーの人や、いざという時に出動できる救難船も待機していて安心です。

で、釣果はというと、豆アジ95匹、キスとメゴチそれぞれ数匹、クロダイの子供(孫?)やマダイの子供(孫)数匹といったところでした。

豆アジは早速かみさんがマリネにしてくれて食べましたが、美味しかった。18㎝のキスは天婦羅にしたものを娘に食われました、トホホ。美味しかったとのこと。

次の土日は瀬波温泉に行くので、早朝砂浜からキスの投げ釣りをしようと思っています。10匹は釣りたいなあ。カレイが混じってもまったくオーケーよ。



2020年8月10日月曜日

本当に3密が悪いの?

新型コロナウイルスの第2波が来た?第3波も来るんじゃないか? 緊急事態宣言を出すべきだ、いやそんなことをしたら日本経済は奈落の底に落ちる? いろいろ言われているようですが、ちゃんとしたデータに基づく議論は少ないような気がします。 第2波の根拠となっているようですが、感染者数ではないでしょう? PCR検査陽性者数ですよね。 そりゃ検査数を増やせば当然陽性者数は増えるに決まっている。 で、死亡者数はほとんど増えていません。 わずかな増加があるようですが、何のことはない、厚労省が PCR 陽性者が死亡したら死因を新型コロナウイルス感染症によると報告しなさいと通告したからです。 出入国の厳重な管理や、都市封鎖をどれだけ厳重にやったかを数値化して、これを横軸に取る。 で、死亡者数を人口あたりで(10万人当たりとか、100万人当たりとか)計算した数値を縦軸に取る。 このようにして各国の統計を散点図で表すと・・・ あっと驚く結果です(オックスフォード大の最新論文)。 厳密に管理すれば死亡者は少なくなるし、緩いと死亡者は多くなると考えがちですが、まったくそうはなっていません。 むしろ厳密に管理した方が死亡者が多い。 日本などは政府の迷走もあり、非常に管理は緩かったにもかかわらず、死亡率はめちゃ少ない。 同じような緩さだったスウェーデンは日本の何十倍の死亡率です。 ある作業仮説で疫学調査した結果がまるで予想に反したときは、その仮説が誤っていたということです。 飛沫感染や空気感染を恐れて3密を避けても死亡率の低下は見込めない。 これまでの既知のコロナウイルス感染と同様に、主に接触感染による感染経路であるというのがこの疫学的事実を説明できる結論ではないでしょうか。 日本の死亡率が極めて低いのは、集団感染がすでに起こっていたという学説が有望だと思われます。 スウェーデンと日本の違いはそこではないでしょうか。 冬の季節性インフルエンザがめちゃ少なかったときに、咳が止まらないような風邪が大流行しました。 検査するとインフルエンザではない。 これが新型コロナの変異したものだったのではないか? スウェーデンは積極的に免疫を獲得しようとして、わざと管理を緩くして感染者を増やそうとしましたが、日本で見られたインフルエンザ様の風邪に曝されなかったので、免疫ができていなかった。 もしこれが本当なら、3密回避なんて意味がありません。 手洗い・うがいで皮膚表面や喉に付いたウイルスを洗い流すことが唯一の感染予防法です。 ま、人類がかつて経験したことのない新型ウイルスだから、何をどうやったらいいのか分からないという面はあります。 マスクなど意味がないのかもしれないが、エチケットとしてわたしも外出の際には必ず装着はしています。 因みに全国で1ヶ月間のコロナによる死者数は30人ほどに過ぎませんが、コロナ以外の肺炎による死亡者数や、交通事故による死亡者数、自殺者数などはその数倍~数十倍です。 年間に100万人ほどの人が亡くなりますから、月平均で8万人ほどの人が亡くなります。 これが8万30人になるということです。 基本的に「風邪」なんだから、あまり怖がらなくてもいいのではないでしょうか。

2020年8月3日月曜日

久しぶりのリアル練習

コロナ禍で3密の権化のようなスタジオ・リハはできませんでしたが、7/26 に久しぶり(ほぼ半年ぶり)のリアル・リハを敢行しました。
おいおい、大丈夫なのかよ?
第2波は強烈に日本を襲っているというのに。

はい、新潟市のカラオケボックスはさすがに危険と判断し、長岡市の拙宅で感染予防策を十分にとってやったのですね。
レッスン室は16畳くらいの広さがありますが、グランドピアノが2台置いてあるので、リハ・スタジオほどの広さはありません。
3人の間にアクリル板による衝立を設置し、定期的に空気の入れ換えをする。
消毒液による手指の消毒などで対処しました。

一応 12/5 に賛助出演する楽曲群を合わせてみました。
まだまだですが、そのうち形になるでしょう。

今回はわたしの一存で井上陽水シリーズも入れました。
「帰れない二人」と「夏の終わりのハーモニー」です。
さらに、子供たちに参加してもらうために「パプリカ」もやります。

あとはいつものビートルズとイーグルスなど。
そうそう、わたしは "Tears In Heaven" を歌わせてもらいます。
これ、歌っていると感情失禁して歌えなくなることがよくあるので、冷静にならなくちゃね。





2020年7月23日木曜日

先週の函館と阪神は

このところ競馬の成績はまったく振いません。
2回の万馬券で暖かくなった懐もそろそろ元に戻りそう。

ま、一応土日は何レースか張るのですが・・・・
先週日曜日の函館と阪神のメインレースはひどかった。

函館記念(オープン)は15番人気-13番人気と入って、単勝 7,700 円、馬連 131,670 円、3連単 3,432,870 円、
中京記念(オープン)は 18番人気-6番人気と入って、単勝 16,300 円、馬連 80,010 円、3連単 3,302,390 円ですよ。

んーなもん、取れるわけがない。

今週末から新潟開催です。
毎年新潟競馬場には何回か足を運びますが、まだコロナのために無観客が続いています。
つまり競馬場に行っても中には入れないと。

メインレースは新潟名物、直線 1,000 M の「アイビス・サマー・ダッシュ(GⅢ)」です。
JRA で直線 1,000 M 取れるのは新潟競馬場だけです。
これ、取ったことがないのよね。
頭を固定して3連単全通り買いしようかなあ。
各100円として2万円以下で買えます、多分。

えーと、確率論的にいえば単勝2万円買ったのと期待値は同じですが、正確には還元率が違うので単勝の方がやや良い(80 % 対75 %)。
でも、100万円獲得するには単勝だと50倍(5,000 円)つかなければなりませんが、3連単だと前回の函館や阪神のように 100万円以上付くことは結構ある?
こうなると思い入れのあるなしにかかわらず、そのレースが荒れるかどうかの勝負みたいになります。
このようにいろんな楽しみ方ができるから始末が悪い。

ギャンブルで絶対負けない方法は一つしかありません。
「ギャンブルをしない」ですね(笑)。






2020年7月20日月曜日

張り切っていたけどコロナが・・・

11月の Rico Live 2020 は新型コロナ第2波の勢いに押されて中止としました。
なにせ狭い店ですから超密となることは必至ですのでね。
まあ仕方ない。

でも12月の Joint Concert への賛助出演はします。
40分枠をもらったので、和洋合わせて8曲演奏予定です。

F.F.F. メンバーのO氏は埼玉県在住なので、とても新潟まで来られません。
これまた仕方ない。

というわけで、J.C. 2020 へは「ささまる」ユニットで演奏することになりました。
The Beatles の "Oh! Darling" ではかみさんのピアノがフィーチャーされそうです。
この曲っていいなあと思って挑戦しても、大体ボーカルが「こりゃ勘弁してちょうだい」となります。
あのシャウトはなかなか再現できるものではありませんのでね。

子供たち向けに「パプリカ」もやりますよ。
Key = F の米津玄師オリジナル・バージョンで。

週末は今年度初めてのリハです。
さて、どうなることやら。


2020年7月10日金曜日

バンド・リハ再開!

新型コロナのために F.F.F. メンバーの O 氏は埼玉県から県境を越えての移動ができずに、リハーサルは不可でした。
ようやく移動できるようになったと喜んでいたら再度陽性者の増加?
まあ、若い人が多いので重症化や死亡する人はほとんどいないのではないかと思われますが。

F.F.F. 「ささまる」は主に新潟市と長岡市でライブ活動をしていましたが、ライブイベントは軒並みに中止となり、今年は人前演奏ができるかどうか微妙なところでした。
しかし、かみさんが主催するピアノ演奏会は12月に長岡市で開催されることに。
また、新潟市のレストランを借り切って行うワンマン・ライブもやれることになりました。

これで目標ができましたのでメンバー一同ほっとしています。
今月末からリハ再開です。

ワンマンでは 20 曲近く演奏するので、気合いを入れて練習しなければ。



2020年7月1日水曜日

サートゥルナーリア敗れる

競馬の上期総決算、「宝塚記念」が先日阪神競馬場で開催されました。
競馬ファンの人気投票で出場馬が選ばれるのは、「宝塚記念」と「有馬記念」しかありません。

今回は人気投票一位となった「アーモンドアイ」は出場回避。
選ばれたからといって必ず出場しなくてはならないわけではありません。
馬は生き物ですし、馬主や調教師の意向がありますのでね。

で、結果はご存知のように一番人気となった「サートゥルナーリア」は 4 着に敗れました。
オー・マイ・ゴッド!
私はアタマは固いと読んで同馬からの馬連 7 点買い。
トリガミにならぬよう、どれが来てもプラスになるように調整したのですが・・・

それでも全部で千円しか買わなかったので被害は最小限で済みました。
まあこんなもんですね、競馬は。

6 番人気の「キセキ」が 2 着に入り、馬連は 3,410 円とそこそこつきました。
さすが武豊です。
3 着には 12 番人気の「モズベッロ」が入ったため 3 連単は 183,870 円の高配当となりました。

もうね、次は名前買いの「ダイアトニック」と「ポップスシンガー」で勝負でしょうかね。



2020年6月24日水曜日

結局テレビ用のアンプは




居間のテレビ用のアンプとスピーカーはいろいろ試行錯誤を重ねました。
16LU8 PP は出力管がそもそもテレビ用なんだからピッタシじゃん。
と思って設置したところ、真空管が裸で剥き出しになっているのは事故予防の観点からすぐさま却下されました(泣)。

まあ、感電はしないが球の表面温度は 100 度を超えますのでね。
1歳児は何でも触るし口に入れますから、確かに危険極まりない。

うーん、困った。
真空管アンプで熱くならないものなんてあるんだろうか?

いろいろ物色したところ、これがあるんですね。
初段のみ真空管 (12AU7) で、以下は半導体のハイブリッドで、出力は 3W+3W と。
おお!出力もちょうどよいし、球は筐体内に格納されていて、触っても火傷をしない(多分)。

Luxman (Lux Kit) がステレオ誌で付録というかコラボって提供したアンプです。
画像を見れば分かるように、小さくて可愛らしい。

もちろん既に提供は終わっているので新品(組み立て前)のものは入手困難です。
作製済みのものを落札しました。

ちゃんと音は出ます。
音質は・・・
うーん、どうかな。
完全な半導体アンプに比べれば真空管の良さはある程度出てはいるが、さすがに 300B Single とか 6L6 Single に比べると落ちるような。
そりゃそうだよね。値段が違う。

ま、かみさん(婆さん)はそこまで音に拘りはないだろうから、JBL トールボーイで聞けるだけでも十分かも。
評価が出たらまた報告します。


2020年6月17日水曜日

居間のテレビ用に

先日、4歳の内孫が私の部屋に来て 6L6GC Single - JBL Tallboy Speakers で結構な音量で音楽を聞いていました。
そこへかみさん(婆さん)がやってきて、「おお、いい音だ!居間のテレビもこういう音で聞けないものか?」と宣うではありませんか。
おお、これを待ってたのよね。

早速いろいろ算段を始めました。
8畳の居間に大きなスピーカーは似合わないというか、邪魔です。
JBL トールボーイ型のスピーカーは幅が 12cm しかありません。
高さは 90cm ほど。
この筐体に 9cm ウーファ x2、1.5cm ツィーター x1 を入れてバスレフ仕様となっています。

明らかにウーファのサイズは小さいけど、2発入っていると筐体内体積も相まってそれなりの低音を再生します。
普通にテレビの音を聞くだけなら十分です。

耳に刺さらないような大音量で聞くには真空管アンプ以外の選択肢はありません。
しかし、テレビ台の下に設置する場合、1歳の幼児がいますから、感電はしないが100度以上になっている真空管に触れる可能性があり、火傷の危険大です。
触れられないように金属の網で覆っている製品もありますが、放熱の観点からは良し悪し?

いろいろ考えてオークションを漁ったところ、300B Single で絶大な信頼感をもった Softone の KT88 PP パワーアンプが目にとまりました。
何と 6L6, EL34, KT66, 350B などの球と調整なしで自由に交換できると。
例の半導体による自動バイアス調整機構を持っているのです。

販売価格 76,000 円はそもそも安いと思う。
プッシュプルなので、最初から KT88 が4本挿さっているわけで、これだけで数万円するでしょう。
これが 45,000 円で出品されていました。

ただし、完全な(純粋な)パワーアンプなので、ボリュームがついていません。
何らかのアッテネータをカマさなければなりませんが、これも多接点でガリが出ない(劣化しない)ものを落札しました。
金属皮膜抵抗器を使い、配線には純銀シールド線?を使い、極厚のアルミ筐体に入っていると。
こうしたものは頻繁に触るので、あまり軽いと動いていけません。

真空管アンプは後ろに隠して、アッテネータを前に置けば火傷の危険もなかろうと。

商品が到着したらセッティングした姿をご紹介したいと思います。



2020年6月14日日曜日

全段差動式アンプは素晴らしい実力者だった



以前に書いた「どうにもオークションで入手した全段差動式アンプの音は使えない」というのは大間違いでした。
画像で確認できるように、このアンプには真空管の挿さっていないソケットが1個あります。
これなあに?
出費者に落札前に問い合わせたところ、初段と出力段のバイアス電圧などを調整するためのソケットだと。
え?それじゃどうやって調整するの?

はい、2枚目の画像で確認できるように、ボリュームの軸が2本出ています。
テスターをソケットの1番・2番ピンに挿して初段の、3番・4番に挿して出力段のバイアス電圧などを基準の電圧になるようにボリュームを極小ドライバーで回すのですね。右チャンネルは5番~8番にアサインされています。

ええー?そんなしち面倒くさいことをしなくても、そのままで普通の動作するんじゃね?
と調整をサボった私が悪かった。
時間があったので手作りの取説を読みながらこれらを指定通りに調整したところ・・・

おおー!素晴らしい音になりました。
全段差動式の面目躍如!
音質を表現するのは難しいけど、一言で言えばとても静かなアンプです。
まったく荒々しいところがありません。
すべての音が生々しさを残しながら艶っぽく響きます。

これはすごい!
テレビ用の聞いたこともないような出力管ですが、十分にオーディオ用に使えます。
これを設計した方はよほど真空管アンプに精通しているのでしょうね。

大満足となりましたが、さすがにこういうアンプは真空管アンプを一度でも作ったことある人でないと使いこなせません、多分。
回路図を見ても何がなんだか解らない、テスターを持っていない、差動式増幅様式って何だよ?という人にはとてもお奨めできませんが、とにかくいい音の真空管アンプが欲しいというマニアには堪らない逸品でした。



2020年6月8日月曜日

アーモンドアイ敗れる・・・

昨日の安田記念。
アーモンドアイは何と2着に敗れました。
昨年のようにスタートで大きく不利を受けたわけでもなく、まずまずの位置取り。
ちょっと後ろ過ぎるようにも見えたけど、そこはそれ、最後の直線で鬼脚爆発するだろうと。

ええ、ええ、一応追い込みましたが、勝ったグランアレグリアが強かった。
昨年の桜花賞以来の G1 2勝目となりました。
買った馬は厩舎側の話では絶好調とのことでしたが、それでもアーモンドアイには敵わないだろうと高をくくっていました。

馬券はアーモンドアイから3連単 72通りで勝負したので撃沈です(泣)。
ま、馬は生き物ですから仕方ない。
まだまだ秋があるぜ。
宝塚記念に回るのかな?
もうね、どのレースに出ようと必ず買いますとも。


2020年6月6日土曜日

おっと、300B 不調(泣)

メチャ気に入った 300B Single Amp ですが、30分くらい聞いていると左チャンネルだけ音がしなくなります。
をいをい、いくらオークションで安く入手したとはいえ、それはないんじゃないの?

パワー管の左右を入れ替えても同じ。
スピーカー端子の交流電圧を測ってみると左はほとんどゼロです。
わずかに右からのクロストークが蚊の鳴くような声で聞こえるのみ。

まいったなあ。
裏ブタを開けてみましたが、なにせハイブリッドアンプでプリント基板ですのでね。
見たところはとてもきれいで塵一つありませんが、空中配線でないのでさっぱり分かりません。
回路図はあるのですが。

こうなるともう手に負えません。
ハー〇オフ・オーディオ館に持って行って修理を頼むしかない。
1万円くらいで直れば御の字なのですが、どうなることやら。

こういうことも含めてオークションで中古機器を買うということは常に危険を伴います。
でも、それも楽しみのうちと考えるしかない。
だって Softone Model 8 というのは今や新品で買えないのだから。

そうそう、日本ダービーはね、ご存知のように皐月賞の1着・2着馬がそのまま入り、何の波乱もなし。
馬連・馬単ともに1番人気で各 230 円、350 円だったかな。
私は馬単を獲りましたが、パラパラと20点買いしたので、当然トリガミです(泣)。

くっそー!
明日の安田記念で仇をとってやるー!
もう頭にきたから、アーモンドアイから3連単全通り買ってやろうかな。
17 x 16 = 276 通りです。
各 100 円で 27,600 円。
100 万馬券も出た安田記念です。
あ、アーモンドアイが勝たなかったらすべてパーですけど、来ると信じて大勝負をしたい。

パチンコで 100 万円勝つには最低 1 週間はかかるでしょうし、腰を痛めそう。
ほとんど時間の無駄なので、1分半の決着のほうが性に合っています。


2020年6月2日火曜日

ついに憧れの 300B Single を



16LU8 全段差動式プッシュプルアンプは前にも述べたようにイマイチ感満載です。
安く手に入れたのですが、やはりテレビ用の球では限界があるのか?
これは残念ながら使えません。
でも、いいトランスを使っているし、前段の球も使えるので、これは後日バラして部品取りをして、そのうち気が乗ったら KT88 PP でも作ればいいんじゃね?

そこで、以前から垂涎の的であった 300B Single を落札しました。
普通、整流管を使って直流電源を得て、300B をドライブするための十分な電圧を得ようとすれば、電圧増幅菅を2段で使うのが常道です。
6SL7 とか 12AX7 などの双3極管を使うのが普通です。
そうなると部品だけでも優に 100K 円は超える。
完成品だと 150K 円くらいからでしょうか。

しかし、落札したのは画像の Foftone という横浜にある会社の製作した 300B Single です。
え?なんで球が3個しかないの?
見た目が寂しいじゃんと言われそうですが、これ、2段目は半導体回路を使っているのです。
また、B電源はダイオードで作り出しています。
平滑回路にも半導体を使っていて、つまりはハイブリッドなのですね。

真空管命のマニアはここを嫌う(?)。
あたしゃそこは気にしません。
だってどういう方式で整流したって、作られた直流がきれいにリップルが取れていればそれでいいじゃん。
2段目は初段で真空管を使っているから奇数倍音も十分に乗っていて、それを増幅するだけなんだから別に半導体でもいいじゃん、というスタンスです。

で、出音はどうだったかというと・・・
はい、もう素晴らしいの一言です。
6L6GC Single もいい音でしたが、次元が違う感じがする。
6L6 Single 5極管接続では生々しさと荒々しさが同居していて私の好みでしたが、300B Single はまったく荒々しさがありません。
女性ボーカルは目の前で歌っているようです。
低音も十分に出ています。

こりゃ死ぬまで聴き続けそうです。


2020年5月25日月曜日

オークスは獲ったが

昨日牝馬限定クラシックの第2戦、オークスが東京競馬場で開催されました。
前回はトリガミ(馬券は当たったが収支割れ)だったので、気合を入れましたとも。
出来心で落札してしまった全段差動アンプの支払いもあったし。

で、桜花賞を無敗で勝った「デアリングタクト」は調子も良さそうで、死角がない?
でも単勝オッズ 1.6 倍じゃねえ。
百万円突っ込むなら別だけど、せいぜい 3,000 円くらいしか買わない私にとっては妙味がない。

というわけで、7番人気「ウインマリリン」からの馬連をパラパラと7点、これを含めた3連複を10点の17点買いで勝負。
かみさんは馬の顔が気に入ったといって「ウインマリリン」を含めて複勝3点に馬連を2点の5点買い。

結果はご存知でしょうが、4コーナーではとても届かないと思われた「デアリングタクト」が最後に足を伸ばして鮮やかな差し切り勝ち。
おおー、すげえ。
無敗のオークス馬の誕生です。

馬連 4-16 は人気すると思って厚めに買っていたので回収率約 200% となりました。
かみさんも 16 の複勝 420 円を無事にゲット。
目出度しめでたし。

んー、でも全段差動アンプの購入金には及ばないなあ。
ここはこの勢いで日本ダービーを勝ち切らねばなりません。

「コントレイル」でしょうかね。



2020年5月21日木曜日

もう1台の真空管アンプがやってきた




6L6GC Single Amp に続いて、つい出来心で 16LU8 という昔のテレビで垂直同期とオーディオ増幅を同時に行う3極・5極複合管を使った全段差動式プッシュプル・アンプを落札してしまいました。

16LU8 ? 聞いたこともないなあ。
前段はポピュラーな 6FQ7 です。
手に持って比べてみると・・・高さは 6FQ7 とほぼ同じですが、極太で足は何と12本あります。
球自体は高価なものではなく、ソケットのほうが高いなどとレポートされています(笑)。

まあこういう誰も見向きもしないような球を見つけて全段差動で鳴らしてみるというのが、アンプビルダーの醍醐味というか面目躍如なんでしょうね。

で、早速両者を聴き比べてみました。
出力は 2W と 5W ということになっていますが、聴感上ほとんど差はありません。
どちらもボリュームは12時くらいでちょうどよい。

出音ですが、これは完全な私見(好み)となりますが・・・
6L6 Single の5極管接続はさすが Single というか、素直だが説得力のある聴きやすい音です。
低音も私の環境では十分に出ており大満足。
ま、敢えて欠点を探すとしたらやや荒々しい感じも無きにしも非ず。
でもその感じが好きです。

対して 16LU8 全段差動 PP は非常に繊細にして迫力もある。
低音の出方は 6L6 Single とあまり差は感じませんでした。
綺麗な音ではあるのですが、なんか薄いベールに包まれているような感じがします。

どちらかというと 6L6 Single に軍配が上がるかな、私の場合は。

因みに試聴環境は
PC (Foober 2000) → Steinberg UR-RT2 → Tube Amp → JBL Tall Boy Type Speakers
です。

ま、どちらも捨てがたい良さがあるので、数時間も BGM で小音量で鳴らすなら 16LU8 PP で、1時間くらい集中して音楽を聴くときには 6L6 Single で聴こうかと考えています。


2020年5月14日木曜日

真空管アンプがやって来た




オークションで落札した 6L6GC Single Amp がやって来ました。

DAW 用のデスクに無理やり設置。
おお、何と雑然とした汚いデスクでしょう(笑)。

ケーブル類が酷い。
週末にデスクの下にすべて隠してすっきりとさせる予定です。

何たってノート PC が2台(1台は音楽専用)、オーディオ・インターフェイスが2台、パワード・スピーカーが2組、パッシブ・スピーカーが2組(うち1組は写っていない:JBL のトールボーイ型がデスクの両端に無理やり設置されています)。

今は Note PC → UR-RT2 → 6L6GC Tube Amp → JBL Tallboy Passive Speaker と接続されていますが、スピーカー・セレクタで BOSE 101 と聴き比べが出来るように配線する予定です。

さらに、管球アンプを1台自作して 6L6 Single との聴き比べも出来るようにする予定です。

前にも書きましたが、この 6L6 Single は5結と3結をスイッチで切り替えられるようになっていて、実際にやってみましたが、3結では出力が 1W + 1W で、さすがにパワー不足です。ボリュームはフルテンです。
5結でもシングルの良さは失われておらず、2W + 2W ですが、ボリュームは12時でちょうど良い。
これで行くことにしました。

因みにちらっと写っているギターは Martin D-18 (1976) で、トラスロッドが入っていない頃のもの。
よってネックは極太で、最初かなり違和感がありましたが、慣れれば「うん、このネックの鳴りだよなあ」となります。


2020年5月9日土曜日

6L6 Single Amp を落札



NHK マイルカップは明日開催されますが、その結果を待たずに標記を落札してしまいました。
オークションには期限がありますのでね。

6L6GC というのはギターアンプにもよく使われているビーム管で、1936 年生まれですが、今なおロシア、東欧、中国では生産が続けられており、入手しやすい真空管です。
ビーム管は5極管の一種で、3極管接続(3結)という方法でも使うことができます。

で、これをマニアの人がシングルアンプとして3結-5結切り替えスイッチをつけて製作したアンプが画像のもの。
内臓のアップでスイッチが確認できます。
裏ブタを外して切り替えしなければならないのが玉に瑕ですが、スペース上仕方なかったのでしょう。

出力は5結で約 2W、3結で約 1W とのことで、え?そんな出力で大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、一般家庭での使用では十分です。
大体真空管アンプで 30W + 30W なんてものはボリューム8時くらいで聞くのが精いっぱい、10時まで上げたら近所から苦情が来ます。

回路図は付いてこないようですが、全体の外観と内臓を見れば大体想像はつきます。
5GK4 ってあまり聞かない管ですが、電源整流用の2極管ですね。
ググってみると 1956 年まで作られていたようです。

6SL7 はポピュラーな電圧増幅用の双3極管で、6L6GC がパワー管です。
つまり、ダイオードではなく整流管を使ったクラシカルな電源部をもった、2段増幅によるシングル・エンドのパワーアンプで、3結-5結の切り替えによる音の違いを楽しめ、さらに出力管を EL34 などにも換装可能だということです。

このような仕様のメーカー品は存在しないので、まさに自作アンプの醍醐味、面目躍如ということでしょう。
空中手配線なので、部品の交換も(半田ごてが使えれば)可能です。

これ、 29,800 円即決だったので、しばらく悩みましたが落札しましたとも。

おー、来るのが楽しみだ・・・




2020年5月6日水曜日

天皇賞は獲れなかったが

天皇賞(春)は本命に推されていたフィエールマンが鼻差でスティッフェリオをかわして優勝・・・
スティッフェリオは11番人気だったので、馬連は 5,770 円もつきました。

私はと言えば、6番人気のエタリオウからの馬連流しだったので撃沈と。
キセキは奇跡を起こせず。
まあこんなもんです競馬というのは。

で、小遣いが稼げなかったのでホーム・オーディオの整備は難しいことになりました。
もうね、自室に置く場所もないので、小型で最大入力が高くて音も良いという評判の機種を選ぶしかない。

BOSE 101 MM と JBL の幅 13cm しかないトールボーイ型のパッシブ・スピーカーをオークションとハードオフで入手。
DAW デスクに無理やりセットしました。
これは音楽専用のノート PC からの音源を鑑賞用に聞くときに使う予定です。
DAW 用のアクティブスピーカーとは切り替えて使います。
パッシブスピーカー同士の切り替えスイッチャーは20年前くらいの(Luxman 製)があるので、それを使うと。

お、んじゃあアンプはどうするんだよ?となります。
DAW でのミキシング、マスタリング用ではなく、完全に観賞用なので、真空管アンプが良かろうと。
オークションで漁っていますが、良さそうなものはやはり値が張ります。

ギターアンプでもお馴染みの 6V6, 6L6, EL34 のプッシュプルがいいかなと思ったのですが、以前自分でも製作した「全段差動方式プッシュプル」にしたいなあ。
今どき真空管アンプをホーム・オーディオで有難がって使っているのは一部のマニアしかいません。
大電力を食って発熱も尋常じゃない。
こんな Ecological でも Economical でもない機器を使うやつは国賊呼ばわりされる恐れがあります。

でも、真空管アンプの音を経験したらもう逃れられない。
大音量で聞くわけではないから、8W +8W くらいで十分で、この条件で上記を満たすようなアンプとなると、自作品で 40K - 50K 円くらいかな。
オークションはいつまでもやっているわけではないので、見切り発車で入札中です(笑)。

NHK マイルカップがあるさ!



2020年4月27日月曜日

天皇賞-春を獲る前に

えー、GW はどこへも出かけられず Stay Home だそうですから、何かすることがないと体と時間を持て余します。
そこで、前回も書いたホーム・オーディオ環境を少し整えようかと。
ホーム・オーディオからは足を洗ったのですが、今の PC-Audio Interface-Powered Studio Monitor とは違う環境も欲しい。
DAW で制作・編集するのではなく、ただ漫然と音楽だけを聴いていたい時ってあるもんね。

そういう時は真空管アンプで素性の良いパッシブ・スピーカーを鳴らすに限ります。
真空管アンプは数台作りましたが、原因不明のハム・ノイズが片チャンネルだけ乗ったり、バイアス調整用の可変抵抗器で望むような値が得られなかったり・・・
ま、そういうものです、自作アンプというのは。
それも含めて、原因を探したり半田付け不良個所を見つけたりすることが楽しいと思えるようでないとこの道のベテランとは言えません。

天皇賞は今週末ですが、GW に突入する前にスピーカーだけでも入手しておこうと思い、BOSE 101MM を落札しましたとも。
1本 10K 円もしませんが、11.0 cm フルレンジ1個のみとは思えぬ元気な鳴りをします。
許容入力が Max 30W というのもいいですね。

自宅の自室で 50W とかをフルで鳴らせる人はほとんどいません。
鳴らしてせいぜい 5W くらいでしょう。
従って自作するにしてもアンプの出力は 15W + 15W もあれば十分です。

ギター・アンプでもお馴染みの EL34, 6L6, 6V6, KT88 などのプッシュプル・アンプがいいなあ。
全段差動だともっといいかな。静かなアンプになるという印象あり。

てなところでオークションを漁っています。

落札相場はものにもよりますが、40K - 100K 円くらいか?

天皇賞はどうなるのやら。
武豊騎乗の「キセキ」が本当に奇跡を起こすか?
「フィエールマン」のぶっちぎりか?
楽しみです。




2020年4月20日月曜日

「皐月賞」の顛末

昨日はクラシック第2弾、「皐月賞」が中山競馬場で無観客で開催されました。
牝馬限定ではないクラシックは以後、「日本ダービー」、「菊花賞」と続きます。

さて、ライブでのスポーツイベントは次々と延期・中止となり、大相撲本場所も延期?
この国難の中で中央競馬は無観客でも開催されていることはまことに驚嘆に値します。
さらに JRA 騎手クラブ(武豊が代表)は自分が騎乗した時に1騎乗当たり 1,000 円の募金を行うことにしたと。
うん、えらい!

で、結果は1番人気となったコントレイルが3番人気のサリオスとの壮絶な叩き合いを制して優勝。
ま、順当ということですね。
あたしゃへそ曲がりなので超気性の荒かったオルフェーブル産駒、ビターエンダーから流そうと思ったけど、さすがに3着くらいにはなるかもしれないが、アタマは難しいかな、と日和って、サトノフラッグ(2番人気)から馬連の8点流し。

かみさんは馬の顔が気に入ったといって、ディープボンド(18番人気)、アメリカンシード(16番人気)、クリスタルブラック(5番人気)、レクセランス(9番人気)の単勝を、娘はクリスタルブラックから馬連4点、同馬の単勝を買いました。

というわけで全員撃沈したわけですが、収支としては前日少し勝っていたので、トータル 200 円の負けで済みました。
二日間あーでもない・こーでもないと頭の体操を楽しませてもらったんだから安いものです。

さあ、次回は「天皇賞・春」です。
気合を入れて頑張らねば。

そうそう、私はホームオーディオからは足を洗ったのですが、以前真空管アンプを作ったりしたことがあり、置く場所さえあればオーディオ用の真空管アンプを入手することにはやぶさかではない。
当然スピーカーが必要となります、
以前使っていた JBL 4312 MkⅡ はバンド仲間に無料で進呈したので、場所を取らない BOSE のスピーカーを天井か柱から吊り下げて、球アンプで鳴らしてみようかな。
真空管アンプの王と言えば 300 B を使ったシングルアンプにとどめを刺す?
自作品が 5万円くらいで出品されています。
また、Luxman の SQ 38Ds や SQ 38FD も比較的安価で出品されています。
天皇賞で大勝ちしたらこれらも入手候補かな。



2020年4月16日木曜日

History の LP を





息子が FGN の LP を持っていったので、History by FGN の LP を落札しました。
普通の LP Standard モデルですが、FGN 得意の CFS でフレットが打たれています。
また、ネック材は五大湖の底に眠っていた?木を使っており、Strato で大変気に入っていたものです。

ハードケース付きで 50,000 円ちょっと。
こりゃ安い!
表板のバインディングが一部損傷していますが、んーなもんは音に関係ありません。

弦を張り替えて試奏してみましたが、良さそうです。
いつもは Elixir 10-46 ですが、手持ちが切れていてダダリオ 10-46 ね。
ネックの鳴りはもう少しアンプに繋いで弾いてみないと分からないような。

本当は Lemon Drop Sunburst が欲しかったんだけど、それだと 82,300 円で、同じモデルの色違いなので Cherry Sunburst になった次第です。
私はどちらかというとシングル派なんだけど、LP の音が欲しくなることはありますのでね。

さあ、今週末はクラシック第2弾、「皐月賞」です。
人気は2頭に集中しそうですが、あたしゃ気性の荒いオルフェーブル産駒から流してみようかな。
もうね、来るときは圧倒的な強さだけど、気分が乗らないとまったく走らない。
この気まぐれが堪らなく良い!

ここで大勝ちをした時に買う機材は既に決まっています。
Roland SP-404SX というサンプラーね。
いろんな使い方ができて便利そう。
DJ はやらないけど弄っているだけで楽しそうです。


2020年4月13日月曜日

桜花賞と上堰潟公園

今年のクラシック第一戦、桜花賞はご存知の通り「デアリングタクト」が大外からの豪快なまくりを決めて一番人気武豊騎乗の「レシステンシア」をかわして優勝。
いやー、強かった!
単勝2番人気-1番人気での決着で、馬連は 1,110 円と。
3着には私も買っていた「スマイルカナ」が入って、3連複は 12,500 円、3連単は 47,760 円つきました。

かみさんは「リアアメリア」からの馬連5点買い、娘は「ミヤマザクラ」からの馬連3点買いで撃沈。
私は「デアリングタクト」からの馬連8点買いだったので、わずかにプラスとなりました。

さて、ずっと家に閉じこもっていては病気になってしまいますので、新潟市は西蒲区(巻町)にある「上堰潟公園」に家族で出掛けました。
SNS で桜と菜の花が同時に満開になっていて素晴らしいとの評判でしたので。
初めて行きましたが、確かに素晴らしい眺めでした。
子供用の遊具も充実しており、孫三人も大はしゃぎで遊びまわっていました。
遊歩道は一周 2 km あり、ウォーキングにもいい。
新潟市の管理のようで無料です。
お弁当を持って遊びに行くには最適でしょう。



2020年4月11日土曜日

いよいよ牝馬クラシックが

このところ競馬はうまくありません。
獲っても「トリガミ」と呼ばれる収支割れ。
かすりもしないことも。
でも負けてもせいぜい 2,000-3,000 円なので、今のところ競馬専用口座のタネ金は枯渇していません。
万馬券を連続して獲った貯金がありますのでね。

さて明日はいよいよ今年最初の牝馬クラシック第1戦、「桜花賞」が阪神競馬場で開催されます。
ここで復習、牝馬クラシックとは3歳牝馬のみが出場できるレースで、以後「オークス」「秋華賞」で、都合3戦あります。
馬の一生で1回しか挑戦できない。

武漢肺炎(あえてこの表現を使用)の蔓延はすべての経済活動に重大な損害を与えていますが、外に出ちゃダメと言われてもねえ。
毎日家の周りを散歩するだけでは閉塞感で心が折れてしまいます。
馬が馬房にずっといたら腸閉塞で死んでしまいますぜ。

武豊騎手が「国民的娯楽である競馬を無観客でも続けることが大事」といみじくも言ったという報道が。
うん、偉い!
で、買い目ですが、これは難しい。
何たって出場する馬はみんなそれなりの戦績があるわけで、今のところは2歳最優秀牝馬が一番人気になりそうですが、単勝で 300 円つくなら買ってもいいけど、170 円だったらちょっとねえ。

ここは手広く3連複の20点買いとか、3連単の40点買いに走りそうな気がする。
3連単は当たれば 4,000 円ということはまずない。
40,000 円ということはザラにある。

楽しみです。



2020年4月9日木曜日

アコギの場合は

アコギになるとまた話は少し違います。

やはりアマチュア・ギタリストにとって憧れの的は Martin と Gibson でしょう。
それぞれに Martin でなければ出せない音、Gibson でなければ出せない音というものがある。
Martin だとドレッドノートに代表される高音域のキラキラ感、いわゆる鈴なりの音でしょうか。
低音も十分すぎるほど出ますから、ま、悪く言えばドンシャリですね。
しかし、EQ などでどんなにドンシャリにしようとしても、安物ギターでは本家の音にはならない。

対して Gibson はもう少しロック寄りというか野太い男性的な音でしょうか。
マホガニー・サイドバックが多いので、アルペジオを指弾きすれば甘くて優しい音も出せます。
ま、印象としては奥田〇生がストロークで弾き語りするというイメージですね。

J-45, J-50, Southern Jumbo などはそういう音なんだけど、ビートルズ用に私が所有している J-160E になるとまったく違います。
これはもうロックバンド用に特化したというか、最初からピックアップがインストールされています。
そのピックアップが何とエレキ用の P-90 です。
従って張る弦もエレキ用の弦を張るのが正しい。
相対的に弦のテンションは緩くなり、非常に弾きやすい。
で、出音はアコギとエレキの中間のような音で、ドラム、ベースの中でも存在感が失われません。

YAMAHA, TAKAMINE, HISTORY by FGN, MORRIS なども高級機になればとても良い音で、作りも操作性も良いが、Martin, Gibson とは世界が違います。
これはもう完全に好みの問題で、どちらが良いという世界ではない。
楽曲によっては Takamine の音が欲しいという場合もあろうし、YAMAHA の70年代の FG-180 でなきゃダメということもありましょう。

私はライブ志向なので所有するアコギはすべてピックアップ・プリアンプを後付けまたは最初からインストールされたものばかりです。
でも高校生の頃に憧れた YAMAHA FG シリーズもポロポロ弾き用に欲しい気がします。
サイドバックはマホガニー合板ですぜ。
それでも弾き込めば素晴らしい胴鳴りというか箱鳴りがする。
この出音をコンデンサ・マイク録りすれば録音にも耐えるでしょう。

ま、このようにしてどんどんギターは増えていき、奥さんからは邪魔でしょうがない!燃やしたろか!と総スカンを食う羽目になるのでした。



2020年4月6日月曜日

Fender USA とか Gibson USA って

まったくの私見です。

アマチュア・ミュージシャン(ギタリスト)にとって憧れのギターとして Fender USA, Gibson USA は定番です。
アルバイトをしてようやく貯めたお金を頭金にして、2年ローンを組んで手に入れる。
もう嬉しくて毎日抱いて寝る。
ヒマがあれば磨き上げたり、セッティングを煮詰めたり・・・

しかーし、私はいろいろ経験してきて敢えて異論を唱えたい。
Fender USA Stratocaster, Gibson USA ES335 を実際に所有したことがありますが、はっきり言って大したものではなかった。
特にフレットの仕上げとか、ネックの仕上げに大いに難あり。

こんなんだったら Fender Japan by Fujigen, History by Fujigen のほうが圧倒的に仕上げが良いです。
Fujigen は固有のブランド商品も出していて、FGN などとロゴが入っています。
演奏性が抜群で、いつまでも弾いていたくなります。
Ibanez Made in Japan もいいですね。

このクラスの仕上げを Fender USA, Gibson USA に求めるなら Custom Shop 製となります。
PRS も最初からいいです。
しかし、大金持ちならともかく、アマチュアには手が届かない。

出音が本当に Made in USA とは天地の差なのか?
んーなことはまったくない、と思います。
むしろアンプの差のほうが大きいんじゃねえの?

自宅では爆音は出せないので、1w とか 5w で十分ですが、それも出せない人用にヘッドフォンモニター専用、DAW 出力専用のような製品もあります。
息子は Positive Grid のパワーアンプ付きアンプシミュレータと友人に作ってもらった Fender Deluxe Reverb 同等回路・同等チューブのセパレート・アンプを使っているようです。

アコギについてはまた機会を改めて。


2020年3月31日火曜日

リハの顛末と高松宮杯

六日町のスタジオは安全ではあるが、如何せん遠い。
新潟市からだと高速を使っても1時間半はかかります。
長岡市からで約1時間。

そこで急遽拙宅のレッスンルームでリハをすることに。
新潟~長岡間なら小一時間で行けますのでね。

10:00 からかみさんピアノを交えて練習しましたとも。
ピアノはグランドが2台置かれていますが、ミキサーに突っ込むためのマイクスタンドが不足しており、電子ピアノで代用。
YAMAHA の安物らしいけど、練習には十分でした。

"Oh! Darling", "Octopus's Garden", "Love Me Tender", 「夏の終わりのハーモニー」というメニューです。
"Love Me Tender" はお客さんからの要望、「おい、プレスリーやれや!」に応えるべくアレンジしたのですが、そもそも元の曲が超単純な構成で、間奏も入らずに3番までベターっと歌ってお終い。
これじゃ間が持たんということで、間奏を入れ、転調を入れ、リズムの変化も入れ、と苦心したが、結局ロクなものにならず、メンバーからは総スカンの憂き目に。

まあそれでも楽しくリハが出来ました。
家に籠っていてはコロナ以外の病気になってしまいますよ。
大いに楽しんだひと時でした。

そうそう、当日は今年最初の G1 レース、「高松宮杯」が中京競馬場で開催されました。
電撃の6ハロン(1,200 M)です。
あたしゃ「ダイアトニック」から6点流しと、これが飛んだ時にための馬連2点で勝負。
娘は「モズアスコット」から馬連4点と、単勝を。

で、結果はご存知でしょうが、ゴール板前での大接戦。「クリノガウディ」が頭でヒモは「モズスーパーフレア」、3着に「グランアレグリア」、4着に「ダイアトニック」が入りました。
しかしこのレースは審議となり、最後の直線で「クリノガウディ」が明らかな斜行をして2着~4着馬の進路を妨害したことが明らかに。
このため4着に降着となりました。
騎手は9日間の騎乗停止ね。
で、馬連は「モズスーパー」「アレグリア」で 9,150 円もつきました。
うーっ、ダイアトニックだってあの斜行での不利が無ければ2着に入っていたかもしれない・・・
ま、これが競馬です。



2020年3月28日土曜日

カラオケボックスがダメでも秘密のスタジオがあるさ

新型コロナウイルスの勢いはまったく止まりません。
首都圏ではほとんど都市閉鎖状態?
オープンスペースの花見会場も通行制限をしていると。

さて、明日は「ささまる」+1のリハを新潟市のカラオケボックスでやる予定でしたが、さすがにこの時期に不特定多数が入れ替わり使用する密閉空間はまずいだろう。
万一感染したら田舎だったら村八分、普通の住宅地でも石をぶつけられるに違いありません。
というわけで、リハは中止(延期)としましたが・・・

おお、そうだ!
F.F.F.で毎回使っている六日町のスタジオなら鍵がかけられているので誰も入れない。
われわれしか使っていない。
ここなら大丈夫だべ。

ということで、遠いけどそこでやろうかという話に。
もうね、じっと家にいるのは閉塞感が半端ない。
せっかく個人練習したんだから、せーので合わせたい。

六日町というのは新潟県南魚沼市にあります。
その南は温泉で有名な湯沢町で、その南はもう群馬県です。
そこにある民宿の地下を1年契約でずっと借りているのです。
PA機器は充実していて(って私が揃えたんですけど)、楽器と身一つで行けば十分なリハが出来て、マルチ・トラックで録音できます。

何か雪が降るとか言ってますけど、ふん、そんなもん、長岡で慣れてるわい。
スノウブラシとスコップだって積んであるわい。
高速道路が封鎖になっても国道で行けるわい。

という、年齢をもう少し考えた方がいいんじゃねえの?と言われそうな無謀な計画を立てたのでした。
さあ、顛末はどうなることやら。




2020年3月21日土曜日

そうは問屋が卸さない、フラワーカップ

このペースで勝ち進んだら PA 機材はすべて競馬で稼げるんじゃね?
などと思ってしまうのがギャンブルの恐ろしいところです(笑)。

次は YAMAHA N-1000 か Roland Blues Cube Hot を落札しようと捕らぬ狸の皮算用をしていたところ、フラワーカップではかすりもせず。
3歳牝馬オープン・国際・別定です。

つまり外国産馬も出場できて、ハンデ(斤量)はそれまでの成績に応じて別途決められるというレース。
中山競馬場、芝内回り、1,800m
まだ3歳なので、1レースしか出ていない馬も含まれます。
2番と13番が該当し、そのレースでは1着したが、新馬戦ですからね。
あまり人気がなく、単勝オッズはそれぞれ55倍、72倍くらいでした。

私はハーツクライ産駒が好きで、10番ポレンティアから6点、キングカメカメハ産駒の14番レッドルレーヴから2点の馬連で勝負。
娘はその1勝馬、2番、13番、10番の馬連とワイドを購入。

結果はあっと驚く13番がアタマ、ヒモは14番が入り、馬連32,060円の大波乱。
単勝でも13番は7,930円つきました。
娘は3頭を単勝で買っていれば大儲けだったのにね。

というわけで往年の大名器、N-1000 は縁がなかったということで。
ま、オークションでは完全はオーバーホールをして、ピックアップを後付けしてアコギ用のアンプもつけて230,000円、オーバーホールなしのピックアップ無しで155,000円でしたが、もう置く場所もないし良かったのでしょう。

でもね、どこにも出かけられない昨今、ピポパで遊べる競馬があって良かった。
今週は何と金・土・日の三日開催です。
お小遣いの範囲で大いに遊びましょう。


2020年3月16日月曜日

あろうことか、また万馬券を・・・

先日万馬券を当ててチューブアンプヘッドを入手したばかりですが、一体どうしたことでしょう?! また獲ってしまいました。
日曜日の中山11R、アネモネステークス(桜花賞トライアル)で、12 フィオリキアリから馬連7点流し。
するとこれが2着して、アタマは 7 インターミッション。
馬連 7-11 は 11,280 円つきました。
6番人気・7番人気ですからね。

200 円購入していたので、 22,560 円の払い戻し。
購入代 1,400 円を差し引いても 20,000 以上の収益です。

これはもう、以前から狙っていた Audix OM3 を買う以外ありません。
SM58 と並び称せられるダイナミックマイクです。
ボーカリストにはこちらを好む人も多いようです。

この他に、現在バンドで使用中の Breta58A ももう1本欲しい。
「ささまる」ユニットのメインボーカルは SM58 で、感度と抜けがイマイチのいんしょうなので。
せっかくの押しの強くて良いボーカルなのに、可哀想ですからね。
現在入札中です。

ギターやアンプは大きくて・重くて置き場所に困るけど、マイクはまだいくらでも置けます(笑)。

もうね、プレイヤーなのか PA エンジニアなのか自分でもわからず状態です、はい。
良い子の皆さんは決して真似をしないようにね。



2020年3月11日水曜日

久しぶりに万馬券を獲ってヘッドアンプを入手

ま、表題通りなんですが、3/8(日)中山競馬第 9 レースで久しぶりの万馬券(馬連)を獲りました。
「ニシノキントウン」というふざけた名前?の馬から馬連 7 点買い。
「キントウン」は9番人気でしたが、これが 2 着し、アタマは 7 番人気馬が入った。
馬連 14,320 円です。
200 円買っていたので 28,640 円ゲット。

はい、こういうあぶく銭は即使ってしまうのがよろしい。
決して貯金したり、米や味噌を買ってはいけません。

さっそく楽器関係専門のオフハウスに行って Blackstar HT-5HR を試奏後に購入しました。
ヘッドアンプですね。
電源部を除きオール・チューブ(真空管)です。
1 x ECC83(12AX7), 1 x 12BH7 という構成で、出力は 5W または 0.5W の選択可能。
R が付いているのでリバーブ(ディジタル)を搭載しています。

今は HT-5HR MkⅡ になっていますが、何のことはない、XLR 出力端子と、USB 出力が追加されただけです。
これだと某サ〇ウドハ〇スさんで 53,000 円くらい。
ポットにガリがないこと、2チャンネル共に既定の音が出力されることなどを確認し、21,000 円ほどで購入しました。
ヤフ〇クなどの相場より少し安い。

真空管アンプなので重い(原因は重いトランス)けど、7 Kg くらいなら腰を痛めることもありません。
キャビネット無しなのでそのままでは音は出ませんが、どうせ自宅では音は出せません。
Emulated Out が付いていて、12 インチ 4 発 Closed Back または 12 インチ 1 発 Open Back の出音をラインレベルで卓に送れます。
またはオーディオインターフェイス経由で DAW 録音できます。
私の使用法としては十分です。

こういうことがるから競馬はやめられない。





2020年3月6日金曜日

無観客競馬・・

新型コロナウイルス感染の蔓延に伴い、各種スポーツイベント、音楽イベントなどが次々と中止・延期されています。
競馬場には大勢の観客が集まり、その観客間距離は極めて近いので大変に危険です。
というわけで JRA は先週の開催から無観客レースとしました。

極めて適切な判断でしょう。
が、しかし、ここで気になることがあります。
馬券(勝馬投票券)の収入はどうなるのか?
今はスマホや PC からでも投票できるので私などは特に困ることもないけど、圧倒的な競馬ファンはやはり現場で馬券を手に握りしめて「いけー!」「差せー!」「そのままー!」などと絶叫してナンボだろうという有難い顧客からの収入がなくなる?

答え:報道によれば、大井競馬場で最初に行われた無観客レースの売り上げは通常の約3割だったと。
これは由々しき事態です。
地方競馬では今でもピポパで購入している人は全体の3割程度であると。

しかしこれが中央競馬 JRA になると事情が違います。
先週のレースの売り上げは通常の約7割だったと。
また、即PAT などの JRA が正式に運営しているサイトへの加入者がどっと増えたとのこと。

まあさすがに最優良企業だけのことはある。
景気に左右されることもなく、競走馬が生産される限り JRA は不滅ですね(笑)。



2020年3月2日月曜日

ギター弾きはアンプ地獄にハマるか?

えー、私は基本的にはアコギ弾きなので、ピックアップやプリアンプには興味があり、実際いろいろ試してみました。
結果、Gibson 系のギターには LR Baggs の製品を使うことが多く、Martin には Fishman が多いかな。
最近のギターには PA 送り用にプレインストールされているものも多いですよね。

で、{ささまる」でビートルズ系をやるときには、ここぞとばかりエレキを弾きまくると。
さてその時にアンプはどうするか?
ビートルズをやるときには VOX AC-15 の音が欲しい。
イーグルスをやるときには Twin Reverb の音が欲しい。
Twin Reverb なんて贅沢は言わないから、とにかく Fender 系の音が欲しい・・・となります。

さらに小規模ライブ会場で鳴らすには真空管アンプだったら 5W もあれば十分だが、それを DAW 録音でも使いたい。
自宅練習でも使いたい。
そうした要望を 1 台で全部まかなえるような夢のような安いアンプはないか?
安くても本物のチューブでなくちゃイヤよ。

そんな都合のいいアンプがあるわけがないと思いきや、Marshall からは DSL-1C, DSL-5C(廃番)などが、VOX からは MV50 AC などが、LANEY からは IRT-Studio などが販売されているではありませんか。
後2者はヘッドアンプですが、適当なキャビネットに繋げばライブでも使えます。

さらに、Blackstar からはイコライザを左に回し切ればアメリカン、右に回し切ればブリティッシュという、一挙両得のような製品が出ていて、これはとても抗えそうにありません(笑)。
Blackstar は英国の会社ですが、その設立に関わったのはすべてミュージシャンだったというのも泣かせます。

このようにしてギター弾きはアンプ地獄に堕ちていくのでした。







2020年2月25日火曜日

「よっ家」ライブは終了し、フェブラリー・ステークスは撃沈する

先日、今年最初の G1 である「フェブラリー・ステークス」が東京競馬場で開催されました。
一番人気は前回ダートに転向し、出遅れながら圧勝した「モズアスコット」です。
武豊騎乗の「インティ」も人気してました。
その他「サンライズノヴァ」、「アルクトス」など。

で、一着は「モズアスコット」で問題なかったのですが、二着に16番人気の「ケイティブレーブ」が入って、馬連 36,230 円の大波乱。
こりゃ取れませんよ、さすがに。

しかし私が 500 円投資しているかみさんは単勝で取りました。
買い目は3点だったので、280 円の回収。

さて、2/23 は「よっ家」での「オール・ジャンル&ジェネレーション・ライブ」に出演。
以下当日のセットリストです。

1) Eight Days A Week
2) All My Loving
3) Tequila Sunrise
4) I've Just Seen A Face
5) Take It Easy

出来は良かったような気がします。
但し、5) での私のエレキ・ソロは最悪で、全曲エレキを弾いたのですが、「エレキなら1音チョーキングなんて超楽勝」と侮っていたのが甘かった。
アコギではスライド奏法していたので頭が混乱し、あらぬところからチョーキングを始めるという醜態を演じました。
ま、でも歌ものはボーカルとコーラスが決まっていれば御の字でしょう。

さあ、休んでいるヒマはありません。
次は新曲、"Oh! Darling" と "Octopus's Garden" の練習です。
前者には何とかみさんがピアノを弾くことになりました。
おおー、どうなることか・・・
楽しみです。



2020年2月20日木曜日

こんなもんポチりましたけど

ビートルズを演奏するために Epiphone Casino を入手して悦に入っていたわけですが、音源として録音する際に、当時彼らが使っていた VOX AC-30 の音が欲しくなります。
AC-15 でもいいのですが、そんな大きくて重いアンプを自宅に置くわけにはいかない。
高価ですしね。

そこで超小型のプリ真空管のアンプが VOX から発売されています。
ヘッドアンプですから鳴らすにはスピーカーキャビネットが必要ですが、これも 8" 1発と 12" 1発がそれ用に販売されていて、これをセットで購入すれば、小さなお店ならエアで演奏できるのではないか?

アンプは超小型で 550 g しかありませんが、出力は 50 W あると。
え?そんなバカな、と思われるでしょうが、パワー部は D Class のデジタルアンプなのですね。

で、これをセットで購入しても 20K 円くらいです。
うーん、玩具のようだけど十分に遊べるのではないか?
というわけで、ついポチってしまいましたとも。

で、使用した感想。
あ、十分チューブ感があるじゃん。
Line Out からオーディオインターフェースに繋いでモニターした感じでは DAW 録音にも十分に耐えそうです。

画像の左側はアマチュア・ミュージシャン御用達の ZOOM MS-50G ですが、大きさも重さもほとんど変わりません。
まあびっくりです。

このアンプは AC-30 のモデリングですが、Marshall 系やもっとハードな HR, HM 系のアンプも同じ値段で発売していて、この値段ならエフェクト・ストンプを買う感覚でいろいろ揃えたくなるかも。

あ、良い子の皆さんは決して真似をしてはいけませんよ。

2020年2月18日火曜日

ライブのご案内

前に1回案内しましたが、今週の日曜日、2/23 に下記により「ささまる」のライブ演奏があります。

2020年2月23日(日)19:20 頃より
新潟駅南「木もれ日の店よっ家」
入場無料

イベントは「オールジャンル、オールジェネレーション」と銘打っていますので、それこそさまざまなジャンルの演奏がお楽しみいただけると思います。
16グループ(弾き語りの一人演奏もあり)出演します。
イベント自体は16:00からやっています。

その前に12:30から別会場でもやっているようです。

https://www.facebook.com/events/1394017364091974/?notif_t=event_aggregate¬if_id=1581895343055344

時間のある方は是非遊びにおいでください。
「ささまる」はビートルズとイーグルスを演奏します。



2020年2月10日月曜日

東京新聞杯は当たらず Marshall は遠くへ・・・

昨日、2月9日の日曜日は東京競馬場では「東京新聞杯」が、京都競馬場では「きさらぎ賞」が行われました。
どちらもオープン戦 GⅢですが、「きさらぎ賞」は3歳限定で、クラシックへの出場を見込んでの大事な戦い。
「東京新聞杯」は4歳以上です。

昨日は「ささまる」のリハだったのでゆっくり全レースに参戦出来ず。
東京 1レースはトリガミで400 円の負け。
以後リハーサルとなり買えず。
昼休みに東京 11R(東京新聞杯)を馬連でパラパラと7点買い。
本命は破竹の3連勝中の 2 バンギャルド。
これに 5 サトノアーサー、6 レイエンダ、9 レッドヴェイロン、13 クリノガウディーなどを絡ませました。

で、結果はご存知のように 1 プリモシーンが鮮やかな差し切り勝ちを収め、すべてパーに。
ええ、ええ、牝馬に注意なのは分かっていたし、「プリモシーン」という名前が好きで(何か芸能系の感じがするでしょう?)以前買ったこともあったのですが、前走・前々走の 11着、15着があり、ここで大分損をした記憶があり、買えませんでしたとも。

京都もそこそこ荒れましたよ。
8頭立てという少数頭でのレースでしたが、勝ったのは何と7番人気の 1 コルテジア。

どちらも馬連 7,000 円ほどついたのではなかったかな。

まあ当てたとしても200円しか買わないので、14,000 円ほどで、やはりオークションの入札値には届かない。
これはしばらく様子を見なさい、という神のお告げなのでしょう。




2020年2月9日日曜日

Marshall の小出力アンプが欲しい

普段エレキを練習するときには大音量は出せないので BOSS の刀ミニやアコギ用の Roland AC-33 を使っています。
でもライブ演奏をするときには音圧が必要なので、Laney のチューブアンプを使います。
私は Fender 系のアンプが好きなので、本来は Blues Junior とか Super Champ などが欲しいのですが、それなりに高価なのでほぼ同等な音が得られる(使用管もほぼ同じ)Laney を愛用しています。

しかし Marshall には Fender 系では得られない独特の音があるわけで、HM とか HR は演奏しないが、ライブでも使えるコンボアンプが欲しい。
DSL1C という機種は出力 1W ですが、自宅では9時くらいまで上げたら近所迷惑なくらいの音量があると。
そこでパワーリダクション機構を備えており、0.1W に切り替えられると。
ボリュームはそれなりに上げてやらないと音圧感は出ませんから、0.1W で12時くらいに上げれば気分よく練習が出来そう。

Marshall というとスタックにして爆音で演奏するというイメージがありますが、これなら自宅でもライブ会場でも使えるのではないか?
この中古をオークションで探しているのですが、あるにはあったがすぐに売れてしまいます。

で、これの 5W バージョンがあります(発売中止となっている)。
やはりパワーリダクション機構が付いていて、 5W → 0.5W にできます。

単にパワーの違いだけかと思いきや、パワー管が違うのですね。
DSL1C は ECC82 (=12AU7) だし、 DSL5C は 12BH7 です。
これ、どちらも一般的には電圧増幅管と呼ばれ、主にプリアンプ部に使われる真空管です。
パワー部には EL34 とか EL84 などが使われることが多いと思います。
これによりパワーを抑えているものと想像します。

Fender 系は 6V6 を使ったりして独特な歪みを加えていますよね。
こんな出力管はオーディオアンプではまず使われない、というか今や真空管を使うことはほとんどない。
A 級アンプ、B 級アンプ、AB 級アンプなどという言葉は今や死語でしょう。
ソリッドアステート・アンプの主流は D クラスです。
いわゆるデジタルアンプで、軽量にして絶大な出力を誇ると。

PA 現場ではクソ重いパワーアンプを搬入・搬出するだけでイヤになります(腰も痛める)から、画期的なイノベーションです。
オーディオ試聴室でブラインドテストをしても A 級真空管アンプと D 級半導体アンプの差はほとんど分からない。
であれば、使用電力も少なくて環境にやさしく、腰も痛めないアンプがいいに決まってる(PA 現場では)。

話はそれましたが、今日の競馬で3万円以上勝ったら DSL5C を落札しようかと思います。
そうそう、昨日もヒマだったのでピポパで遊んでいたら、3,500 円くらい勝ちました。
このところ、大勝ちはしないけど調子がいいです。







2020年2月7日金曜日

2本セーハ、または3本セーハ

ちょっとギタリストにしか分からない表題ですね。

ここからはギター弾きの皆さんのみお読みください。

ローコードの B を弾くときに、どのように押弦しますか?
普通 x24442 ですよね。
この 444 を中指・薬指・小指で押さえるか、薬指1本で押さえるか?

一般にアコギ弾きは中・薬・小が多く、エレキ弾きは薬のセーハが多いような気がする。
ストロークするのかアルペジオで弾くのかによっても違うかも。
セーハした場合、1弦まで 4 を押弦してしまうと G# が鳴ってまずいかというと、これは 6th ですから別に鳴っても何てことはない、というかビートルズでは結構鳴ってますよね。

ここまで何てことはない話で、私はどちらも使います。

で、最近ハイポジションで Bm7 などを高音弦4本で弾くときに xx9,11,10,10 という押さえ方、1弦に m3 が入る m7 の押弦法、換言すれば Dm7 のハイポジションバージョンです。
この 10,10 をどのように押弦するか?
4弦から人、薬、中・中の2本セーハにするか、人、小、中、薬とするか、です。

前者の方が次のフォームにスムーズに行ける気がするが、これ、慣れないと押さえにくいです。
4本がちゃんと鳴らなかったら Bm7 とは言えませんからね。
これ、xx9777 では 7th が入らずにダメですし、xx7777 ならコードトーンすべて入ってるけど、1弦に m3 音を持ってきたい場合があるわけです。

皆さんはどうしていますか?





2020年1月28日火曜日

画像再投稿

画像が表示されないようでしたので、再貼り付けしてみます。



上が Casino Elitist で、下が Ibazez LR-10 です。

説明は前回の通り。




Epiphone Casino Elitist と Ibanez LR-10





Casino が到着しました。
2005 年製ですが状態はとてもよく、ネックもフレットもまったく問題がありません。
下段は Ibanez LR-10 という Lee Ritenour シグネイチャー・モデルで、見た目は同じように見えますが全く違います。

Casino はフルアコだし、LR-10 は Gibson ES-335 を意識したセミアコですのでね。
まずは重さが全然違います。センターブロックがないので Casino はメチャ軽い。
また、弾いた時の生音の大きさもまったく違う。
当然 Casino のほうが大きく響く。

しかし、アンプに繋げば生音の音量は関係ないわけで、それぞれ素晴らしい音がしています。
シングル・コイルとハムバッカーの違いもあり、どちらがいいかとは言えないが、私はどちらかというとシングルの音を好む傾向があります。
Lee Ritenour を弾くことは生涯ないでしょうが、この LR-10 は本家の ES-335 の比べて圧倒的に良い。
以前所有したことのある新品の ES-335 はフレットの処理や生音の悪さ?でまったく弾かなくなり、楽器屋に売りました。

もうね、Gibson や Fender USA のエレクトリックギターは買う気がしません。
Ibanez, YAMAHA, Fujigen のほうが圧倒的に良い。
日本人の几帳面さというか真面目さが製品に現れます。
いわゆる作りがいいというやつで、弾けば直ぐに分かります。
この状態を海外製品に求めるなら、PRS やカスタムショップ製となり、Made in Japan の数倍の値段になります。

まあ、アコギでも Martin や Gibson はそのまま弾くのではなく、いろいろ手を入れて自分の弾きやすい状態にすることを前提に作られているということでしょうね。



2020年1月25日土曜日

Epiphone Casino を



えーと、2/23 のライブ用に Epiphne Casino Elitist をオークションで落札してしまいました。
写真はナチュラルですが、ブラウン・サンバーストね。
オークションだから何でも出品されているわけではないので。

売るほどギターがあるのに、またぞろ買うというのはどういう了見だ!? と顰蹙を買いそうですが、やっぱビートルズを演奏するんだから、カジノは1本欲しい。

見た目は Gibson ES 335 のようですが、センターブロックがなく、完全ホローボディです。
また、ピックアップはシングルコイルの P90 が装着されており、普通の 19 Fret joint ではなく、16 fret joint です。
結果、何が起きるかというと、箱鳴りが大きくなりフルアコのようなサウンドが得られる。
しかしそれはハウリングが起こりやすくなるということであり、ライブ演奏では気を使わざるを得ない。
そのため、表板は敢えて合板を使ってボディの鳴りを抑えている。

ま、つまりフルアコ仕様のシンボディでシングルコイル・ピックアップが搭載されているというわけですが、このようなギターはカジノ以外にはありません。
これがビートルズサウンドを生み出すわけですね。

こういうギターを弾くとテンションが上がります。
Rickenbacker を弾いてもテンションが上がるもの。
道楽なので、この気分の高揚が一番です、はい。



2020年1月20日月曜日

馬券好調!

このところ、どういう訳か競馬が好調です。
実際に新潟競馬場まで買いに行くとほぼ負けるのですが、PATで購入するとこれが当たる。
現場に行くとついつい全レース買っちゃいますから、一時的勝ってもトータルでは負けるのが当たり前です。
何たって還元率が75%なんだから。

スマホで投票するのは実際のレースをテレビで見たいから、メインレースのみ買う。
通常は中山、京都、小倉など、3会場または2会場で開催されますから、買っても2レース。
馬連が多いが、思い入れのある馬は単複も買う。

PATはJRAが正式に運営しているので、ノミ行為は絶対にありません。
手数料もなしです。
銀行口座を指定して、そこで収支の決算をします。

昨日の京成杯、日経新春杯ともに勝って大分懐が温かくなりました。
機材が買えるほどにはなりませんでしたが、しばらくは口座にタネ金を入金する必要がなさそうです。

んーなもんは現場で勝ち馬投票券を握りしめて、大声で「差せー!」とか「そのままー!」とか「武ー(騎手名)そこで捲れー!」とか絶叫してなんぼだろう、という意見もあるでしょうが、競馬場まで行くのはガソリン代や高速代がかかりますのでね。
これで生活している人(馬券生活者)ならともかく、お小遣いの範囲で楽しむ善良な市民にとっては、ピポパで買えるシステムはとてもよいと思います。



2020年1月18日土曜日

2月のライブのご案内

2月23日(日)に新潟駅南、「よっ家」というお店で「オールジャンル・ライブ」というイベントがあり、今回は「ささまる」として出演することになりました。
キャパは20名でギリギリという感じですが、何ともアットホームなお店です。
ワンドリンク500円かな。
ママは忙しいので、飲み物・食べ物持ち込み可というゆるい料金体系ですので、お時間のある方は是非遊びにおいでください。

われわれの出演時間は 19:30 ~20分の予定ですが、変更があるかもしれません。
詳しく決まったらまたご案内いたします。
今回はビートルズとイーグルスを演奏予定です。

オールジャンルですので、しっとりとした弾き語りフォーク系からロック、ジャズまで何でもアリで、楽しいですよ。

「よっ家」ブログ
https://ameblo.jp/42245617/







2020年1月9日木曜日

井上陽水の歌詞・・・

先日 NHK で陽水の歌詞を深読みする、みたいな番組をやってましたよね。
これ、非常に興味深かった。

「帰れない二人」は今は亡き忌野清志郎との合作ですが、歌詞は陽水が書いたものです。
F.F.F.でも昔やったことがあります。
某出演者は「帰れない二人」というのは心中に来たカップルだと言う。
そうか、もうどこにも帰れる場所がないと。

「僕は君をと言いかけたとき」って何を言おうとしていたんだろう?
これから死のうとする二人の間に交わされる言葉って・・・

次に「リバーサイドホテル」ですが、これまた心中をした二人がまだ中有にあって、三途の川を渡ろうとしている?
それならば「チェックインは寝顔を見せるだけ」でいいのかもしれない。
また、意識が朦朧としているから、「川沿いリバーサイド」とか「金属のメタルで」などという同義語の反復も分からないでもない。

うーむ、深読みしすぎのような気もしますが、このように「どのようにも取れる歌詞」ってすごいですよね。
真っ直ぐの直球勝負歌詞もいいけど、子供ならこう解釈するが、年齢を重ねるにつれ違った解釈が生まれる、ってのは時空を超えて支持されるのではないでしょうか。

ま、天才ですね。


2020年1月4日土曜日

箱根駅伝の結末

皆さんご存知のように、箱根駅伝は青学大が総合優勝。
2着には東海大、3着に私が推していた国学院大が入り、人券の配当は単勝はかみさんしか買っておらず、これが当たって配当は100円の元返し。
複勝は私しか買っておらず、これも的中で100円の元返し。
人連は青学・東海を1口買っていたかみさんの総取りで600円の配当。
結果、娘は200円の負け、私も200円の負け、かみさんは300円が700円のなったので、回収率233%という縁起の良い年初めとなりました。
息子にも投票を強く呼びかけたのですが、全く興味を示さず。
ま、人間の性格が出ます。
せっかくの還元率100%という、夢のようなシステムなのにね。

さて、前回紹介した Positive Grid 社の Bias Amp というソフトは Standard 版が5,000円で販売されていたので、ついポチってしまいました。
プリアンプとパワーアンプの真空管の種類まで替えられるという、ま、よく考えられています。
Power管を EL34 から 6V6 に換えたいとか、Pre 管を 12AX7 から 12AU7 に換えたいとか、実機でやろうとしたら相当な出費と、それで本当に自分の目指していた音になるのか?という賭けのような危険を回避できます。

これは楽しみですね。



2020年1月2日木曜日

明けましておめでとうございます

ついに新年が明けました。
私の居住する新潟県長岡市は雪~雨です。
昨日は鎮守である蒼紫神社にお札を納めに行き、新体を神棚に祀りました。

さて、有馬記念で惨敗した仇をホープフル・ステークスで取ろうとしたのですが、これまた返り討ちに遭い、結局1年で2~3万円の負けかな。
まあ、こんなもんです。
スポーツ新聞代や、新潟競馬場に行ったときには高速代、ガソリン代が掛かっているので、それらを入れればもう2万円くらい負けてるかも。
でも大いに楽しめたので何ら後悔はありません。

この負けを取り返そうと、箱根駅伝の馬券、じゃない、人券?走券?の胴元として単勝・複勝・人連を発行して家族に買わせるという暴挙に出ました。
還元率 100% で誰も当たらなかった場合は翌年にキャリー・オーバーするという何とも良心的な胴元です。
かみさんと娘が参加し、今のところ私の買い目である、国学院の複勝と、青学・国学院、東海・国学院の人連はいい感じです。

まあ、相変わらずバカをやってますが、帰郷した息子と音楽制作の話題で盛り上がって、なかなかいい正月です。
彼は DTM ではポジティブ・グリッドの製品を使っていて、大変良いと。
私も知らないわけではないのですが、つまりはエレキ・ギターを録音する際に、どのようなエフェクタをカマし、何のアンプで音を出すのか?
何のマイクで収音し、そのマイキングはスピーカーからどのくらい離して、センターからどれくらいオフセットするのか?
てなことをこと細かに設定できるというシミュレータですね。

うーん、あたしゃエレキ弾きではないのだけれど、結構そそられる商品だなあ。
新年の金杯を取ったら買おうかな。