2020年6月17日水曜日

居間のテレビ用に

先日、4歳の内孫が私の部屋に来て 6L6GC Single - JBL Tallboy Speakers で結構な音量で音楽を聞いていました。
そこへかみさん(婆さん)がやってきて、「おお、いい音だ!居間のテレビもこういう音で聞けないものか?」と宣うではありませんか。
おお、これを待ってたのよね。

早速いろいろ算段を始めました。
8畳の居間に大きなスピーカーは似合わないというか、邪魔です。
JBL トールボーイ型のスピーカーは幅が 12cm しかありません。
高さは 90cm ほど。
この筐体に 9cm ウーファ x2、1.5cm ツィーター x1 を入れてバスレフ仕様となっています。

明らかにウーファのサイズは小さいけど、2発入っていると筐体内体積も相まってそれなりの低音を再生します。
普通にテレビの音を聞くだけなら十分です。

耳に刺さらないような大音量で聞くには真空管アンプ以外の選択肢はありません。
しかし、テレビ台の下に設置する場合、1歳の幼児がいますから、感電はしないが100度以上になっている真空管に触れる可能性があり、火傷の危険大です。
触れられないように金属の網で覆っている製品もありますが、放熱の観点からは良し悪し?

いろいろ考えてオークションを漁ったところ、300B Single で絶大な信頼感をもった Softone の KT88 PP パワーアンプが目にとまりました。
何と 6L6, EL34, KT66, 350B などの球と調整なしで自由に交換できると。
例の半導体による自動バイアス調整機構を持っているのです。

販売価格 76,000 円はそもそも安いと思う。
プッシュプルなので、最初から KT88 が4本挿さっているわけで、これだけで数万円するでしょう。
これが 45,000 円で出品されていました。

ただし、完全な(純粋な)パワーアンプなので、ボリュームがついていません。
何らかのアッテネータをカマさなければなりませんが、これも多接点でガリが出ない(劣化しない)ものを落札しました。
金属皮膜抵抗器を使い、配線には純銀シールド線?を使い、極厚のアルミ筐体に入っていると。
こうしたものは頻繁に触るので、あまり軽いと動いていけません。

真空管アンプは後ろに隠して、アッテネータを前に置けば火傷の危険もなかろうと。

商品が到着したらセッティングした姿をご紹介したいと思います。



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