先日 NHK で陽水の歌詞を深読みする、みたいな番組をやってましたよね。
これ、非常に興味深かった。
「帰れない二人」は今は亡き忌野清志郎との合作ですが、歌詞は陽水が書いたものです。
F.F.F.でも昔やったことがあります。
某出演者は「帰れない二人」というのは心中に来たカップルだと言う。
そうか、もうどこにも帰れる場所がないと。
「僕は君をと言いかけたとき」って何を言おうとしていたんだろう?
これから死のうとする二人の間に交わされる言葉って・・・
次に「リバーサイドホテル」ですが、これまた心中をした二人がまだ中有にあって、三途の川を渡ろうとしている?
それならば「チェックインは寝顔を見せるだけ」でいいのかもしれない。
また、意識が朦朧としているから、「川沿いリバーサイド」とか「金属のメタルで」などという同義語の反復も分からないでもない。
うーむ、深読みしすぎのような気もしますが、このように「どのようにも取れる歌詞」ってすごいですよね。
真っ直ぐの直球勝負歌詞もいいけど、子供ならこう解釈するが、年齢を重ねるにつれ違った解釈が生まれる、ってのは時空を超えて支持されるのではないでしょうか。
ま、天才ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿