2008年12月8日月曜日

冬は古楽器三昧がよいか


今年のバンド活動は終了しましたので、月一回の練習もありません。
ここ、長岡の地も雪に降り込められ(というほどではないですが)、何もしないでいると「鬱状態」となることは必至です。
そこで、以前からリコーダーの名手として活躍している友人に弟子入りすることにしました。
以前に書いたこともありますが、小学生が音楽の授業に使うくらいだから、誰が吹いてもすぐ音は出るし、演奏の簡単な楽器というイメージがありますが、これはこれで奥が深いのです。
師匠宅には何とチェンバロ(ハープシコード)が置いてあります。今は亡き日本のチェンバロ作りの巨匠、堀さんの製作したものです。師匠の奥様が弾くのですが、素晴らしい響きです。
で、私は安物のプラスティックリコーダーしか持っていませんので、師匠がバロックピッチの木製のリコーダーを貸してくれて、これで二重奏をするのですが・・・
バロック以前の室内楽はジャズと似たところがあり、演奏の自由度が高く、いろんな技を仕掛けてきます。これに即反応して返事をすると。音数が少ないから直接的に相手の音が飛び込んでくるのですね。
もうついていくだけで一杯一杯です。彼我の実力差を「これでもか!」と思い知らされます。まぁ元同級生ですからお互い遠慮もないと。大変に楽しいひと時でした。画像は右の数本がフラウト・トラベルソ(横吹きのフルート)で、それ以外はブロック・フレーテ(栓付きのフルート=リコーダー)です。

2008年12月4日木曜日

最終演奏終了

今年の最終人前演奏が終了しました。
これはフォーク、ロックのライブではなく、ジョイント・コンサートと銘打たれた発表会(学習会)のようなイベントで、子供達のリトミックや、そのお母さん方のコーラス、大人のピアノ教室の発表会などが行なわれます。毎年開催され、われわれは毎回賛助出演しています。
今年は川口町(新潟県)の多目的ホールで行なわれました。2年前からこの会場を使っていますが、今回は会場のリバーブが強烈で、モニターを用意しませんでしたので、何を聞いて演奏していいやら分からず、大変苦労しました。ピアノはせっかくベヒシュタインが置いてあるので、生ピアノを入れたのですが、設置位置が悪く、ピアニストの顔が見えません。これではアイコンタクトが取れない。
てなわけで、演奏の方はさっぱりでしたが、これもいい経験として次回に生かすしかありません。モニター用のP.A.を搬入するだけでも大変ですが、好きでやっていることですからね。
そうそう、いいこともありました。前回から卓直でディジタル録音(PCM録音)をしているのですが、これがバッチリ録れるようになりました。MD録音に比べ飛躍的にいい音で録れます。
まだまだ演奏にしても進化可能と信じています。

2008年11月26日水曜日

2本目ライブ終了す


しばらく更新をサボっていましたが、先日今年度2本目のライブが盛会のうちに終了しました。
今回は、中越地震で有名になった小千谷市にあるスナックを借り切りでした。
こういう会場でやる場合は、会場作り、ステージ作り、P.A.設置・調整などで演奏前にヘトヘトになるのが通例ですが、今回は一緒に出演したバンドの皆さんがすべてやってくれました。感謝、感謝です。
セットリストは前回と全く同じで、10曲、40分ちょっとでした。
出来は大変よかったと思います。とても気持ちよく・楽しく演奏出来ました。
画像は You Raise Me Up のものです。私はメロディオン担当と。左端には今回特別フィーチャーした女性キーボーディストがいます。
ピンボケ?手振れ?であまり鮮明ではありませんが、肖像権?と個人情報の問題がありますので、これくらいがちょうど良いかと(笑)。
さぁ、29日(土)はいよいよ今年の最終戦、川口町多目的ホールでの演奏(賛助出演)です。なんとこの施設には天然温泉があり、演奏終了後温泉で汗を流せると。こちらの方が楽しみかも。

2008年11月10日月曜日

横浜開港記念館



先週末は学会で横浜に出張でした。
大きな学会だと大体パシフィコですが、今回は比較的小規模の会だったので、会場は「横浜開港記念館」という国の重要文化財になっている所でした。
画像のように、石造りの古い建物で、何とも風情があります。面している道路は日本大通(にほんおおどおり)と、これまた大そうな名前です。こうした古いものはどんどんなくなってしまうのでしょうが、横浜の歴史を感じさせるし、作り自体が素晴らしい。メイン会場の音響だって現代のホールに負けません。丸屋根で天井が大変高いので、教会のような絶妙な残響がかかるようです。
最近はかなり音響を考えたホールが増えましたが、箱物をどんどん造っていた頃は、それはそれはひどい音響のホールも乱立していた?
大体、木と紙で出来ていた日本家屋の中で、チン・トン・シャンと鳴り物を鳴らしていた国と、西欧の石造りの建物では(良い悪いではなく)文化そのものが違いますね。

2008年11月4日火曜日

1本目ライブ終了

去る11月1日(土)に今年の1本目のライブがありました。地元長岡市の音楽食堂http://ongaku.xbs.jp/index2.php というライブの聞ける食堂です。
ヤッターズ (The Yattars) http://yattars.seesaa.net/ との共演で、これで3回目のジョイントでしょうか。
出演していたので画像はありませんが、心配していた集客も思った以上にあって、大変楽しいライブでした。
われわれF.F.F.はアコースティック・コーラスバンドですし、ヤッターズはイケイケの王道ロックバンドですので、ちょうど良いコントラストなのでしょう。
演奏順が重要で、F.F.F.が先に演奏することが必須です。ドラム、ベースなしで音数も少ないし音量も小さいですから、ヤッターズの大盛り上がりの後で演っても誰も聞いてくれません(笑)
PA も充実していて大変気持ちよく演奏できました。
因みにセットリストは以下の通りです。

01. Teach Your Children (CSN&Y)
02. 木馬(ガロ)
03. 学生街の喫茶店(ガロ)
04. 少年時代(井上陽水)
05. Desperado (The Eagles)
06. You've Got A Friend (James Taylor)
07. Here, There and Everywhere (The Beatles)
08. Nowhere Man (The Beatles)
09. Take It Easy (The Eagles)
10. You Raise Me Up (Josh Globan)

いつもの3人のほかに、キーボードのヘルプを入れました。04, 05 ではピアノが必須ですからね。

次は11月22日(土)に職場のポップス・バンドと共演です。職場のすぐ近くのスナックを借り切ると。
さてどうなることか?

2008年10月30日木曜日

今度はハムかよ・・・

職場の自室で鳴らしていた 2A3 シングルアンプの左チャンネルからプツプツと小さな異音があり、スピーカーのコーン紙が前後に大きく揺れます。
このプツプツ・ゴソゴソ音は半田付け不良を初め、いろんな原因で起こるそうで、早速自宅にドック入りです。
そうすると聞くアンプがなくなるので、自宅居間で出番の少なかった 6AH4GT 全段差動 P.P.アンプを搬入しました。これを聞いて全段差動の優秀さを改めて実感しました。低音に力があり、実に透明度の高い生々しい音で鳴ります。このままこのアンプで行こうと思っていたら・・・今朝火を入れたら右チャンネルから「ブー」というハムが聞こえるではありませんか。100Hz のハムです。アース回路のどこかで拾っているに違いありません。これまたドック入りしなければ。
というわけで、作るアンプ作るアンプ、次々とトラブル発生ですが、これも自作の楽しみのうちと考えるしかありません。いつ何が起こったか分かるようにポストイットが貼ってあるのが何とも痛々しい?

2008年10月27日月曜日

だんだん小さくなる

自宅のレッスン室用だった超三結ミニアンプを職場に持って行きましたので、またまたキットですがアンプを作りました。
作るたびに小さくなるのはどういうわけでしょう。上に乗っているタバコの大きさを見てください。こりゃもう、超ミニアンプといっていいでしょう。
一応 MT 菅(50C5)のシングル・ステレオなのですが、どうしてここまで小さくできるかというと、アンプの中で一番重くて大きなトランスのうち、電源トランスを省略しているからです。真空管の型番の最初の数字はヒーターの電圧を表わしますから(そうでないものもある)、この真空管は50Vを掛けると。これを直列2本にすればちょうど100Vとなり、家庭用の AC100V がそのまま使えるというわけです。で、プレートに掛けるB電源も AC100V をそのまま整流して使えば電源トランスは要らないということになります。
早速 iPod につないで音を聴いてみましたが、14,000円(シャーシ加工なしなら11,000円)とは思えない、ちゃんとした真空管アンプの音がします。利得が小さいので無帰還アンプとなっていますが、低音がだぶついたり、荒い音になったり感は全くありません。
iPod を真空管アンプで聞きたいという人には打ってつけかもしれません。

2008年10月23日木曜日

こりゃなんだ?

さて、古楽器の話となると、大昔の絵画が参考になる(というか、写真がなかった)わけですが・・・
こりゃ一体なんだ?
右端は縦笛(リコーダー)かなぁ。そのとなりは金管楽器に違いないけど、大昔のトロンボーン?
左端は変な箱を持っているようだけど、弦を弾いて音を出す楽器のような・・そのとなりは全く意味不明。弓を持っているんだから弦楽器なんだろうけど、見たこともない。
真ん中はリュートですね。ギターの仲間だからこれは簡単。遠くシルクロードを渡り日本の琵琶となった?

さて、それでは正解を。
右端はリコーダーではなくオーボエです。キーがないので変な感じですが、太古のオーボエに間違いありません。で、そのとなりはトランペットですね。バルブ機構がなかったので、トロンボーンのように二重の管をスライドさせて管長を変えて音程を作っていたと。

左端は難しい。プサルトリウム(プサルトリー)と呼ばれる元祖チェンバロのような楽器です。撥弦楽器には違いないが、持ち運びが楽そうですね。で、その左はもっと難しくて、トロンバ・マリーナと呼ばれる弦楽器ですが、弦は何と1本しか張ってなくて、指板がありません。上下逆に持っているわけではなく、弦に触れて弓で弾くと。これ、フラジオ奏法といいますね。二胡と同様な奏法です。

リュートはフレットが打ってありますが、調律がえらく大変らしい。まぁあの姿ですからさもありなん、ですよね。フレットは恐らくガットで作られていて、上下に可動なのでしょう。弾ける調が決まっていて、楽曲が変わるごとにその調ごとにフレットを微妙に動かして和声を整える?これじゃ一日中調弦をしているようなものです。いっそのことバイオリン属のようにフレットがない方が楽なのでは?でも、弓で弾かないからフレットがないとあっという間に音が減衰してしまうのでしょう。これだけはモダンギターの勝ちか?

2008年10月21日火曜日

オーボエ、ファゴットでは

オーボエもファゴットも古い楽器で、バロック時代からよく使われていました。
リードが2枚あるので、ダブルリード(複簧(コウ))楽器と呼ばれます。独特な鼻にかかったような哀愁を帯びた音がします。フルートと同じでキーがたくさん付いて、音量も出るように改変されて現在のモダン楽器になりました。
で、この2者の古楽器は構造も単純ですが、とても枯れたいい音がします。好みでしょうが、バロック以前の音楽を演奏する時には大変良いのではないかと。どちらかというと硬い音ですが、独特の倍音成分がえも言われぬ雰囲気を醸し出します。
私も演奏するクラリネットも古い楽器で、モーツァルトは好んだようです。リードは1枚です。この古楽器も一種独特な雰囲気の音を出します。私はとても好きですが、所有しているのはモダン楽器です。
吹きモノで吹けるのはリコーダーとクラリネットですが、どちらも(成人してからは)人前演奏したことがありません。
家族演奏会ではリコーダーを吹きます。クラリネットは合奏できるほどの腕がない。
で、モダンオーボエと合奏をすると、圧倒的に音量で負けてしまいます。フルートもそうですが、大音量は出ませんので。
正月に必ず行なう「家族演奏会」の楽曲をそろそろ決めなければなりません。J.S.Bach は面白いけど難しすぎる?Telemann の「食卓の音楽」Tafelmusik にしようかな。

2008年10月20日月曜日

古楽器

このところリコーダーの話からバロック以前の音楽の話になっていますが、今回はピリオド楽器と呼ばれる、古楽器の話をもう少ししてみたいと思います。
ご存知のように私は「楽器オタク」のようなところがあります。
J.S.Bach の「音楽の捧げもの」Musikalisches Opfer, The Musical Offering という楽曲(組曲のようになっている)があり、その中のトリオソナタを家族で演奏したことがあります。
トリオですから3人で演奏すると思われがちですが、通常通奏低音がつきますので、4人で演奏するのが普通です。構成はバイオリン、フルート、チェロ、チェンバロですが、前3者にはすべて古楽器が存在します。
バイオリンは数億円もするストラディバリウスが有名ですが、それが完成される前にもバイオリン族はあったわけで、弦は現在のようなスティールではなくガット(羊?の腸)を使っていました。従って張力は弱く、音量も小さかった。チェンバロとピアノの関係と同じで、一般に張力が強くなれば音量は大きくなりサステインが長くなります。これを弓で弾くのですが、奏法自体が今とは違っていて、アタックが小さく胴が鳴り始めるまでタイムラグがありますので、ホワーンとした間の抜けたような音になります。が、これがヘンデルやバッハ、ビバルディの頃の通常の楽器だったのだから、その当時の楽曲はそうした古楽器(ピリオド楽器ともいう)で演奏するのが作曲者の意に従った正しい演奏である、というのが彼らの主張です。
フルートはもちろんフラウトトラベルソで、チェロも古いものを使うと。
さて、今ではいろんな演奏のものが CD 化され聞くことが可能ですから、いろいろ聞き比べてみました。
結論から言うと、どちらも良い。
古楽器のものには確かに「その当時はこういう演奏だったのだろうなぁ」と思わせるものがあり、耳に優しいというか、リラックス気分に浸れます。
で、モダン楽器の方がダメかというと、そんなことは全くなく、パイヤール室内楽団のものを聞きましたが、録音が良いせいもあるのでしょうが、大変にビビッドで音楽的な演奏です。「引き込まれてしまう」というヤツですね。
長くなりましたので、続きは次回に。

2008年10月17日金曜日

リコーダーの師匠に入門!

ずっと以前に日本の音楽教育の悪の元凶として「小学生に与えるリコーダー」のことを書いたことがありました。
私はバンドでいうところの「吹きモノ」が好きです。今回のライブでも「メロディオン(TM)」を吹きますが、中学時代はクラリネットを吹いていました。サックスも一応吹けます。しかし一番好きなのはリコーダーです。簡単な構造で2,000円も出せば買えますし。
しかしこの楽器を小学生の玩具と思ってはいけません。
バロック時代以前は「フルート」といえばリコーダーのことを指していました。横笛のフルートはわざわざ「フラウトトラベルソ(横吹きのフラウト)」と呼んでいました。
その後トラベルソは改良が加えられ(改悪かもしれないが)キーがたくさんついて音量も大きくなりました。いわゆるモダンフルートの完成です。
それに比べ、リコーダー(ブロックフレーテともいう:栓のついたフルートの意)は何の改変も加えられず現在に至っています。これ即ち、改変のしようがないほど完成された楽器ともいえます。
高校の時、同級生にリコーダーの名手がいて、休み時間になると二人でデュオを楽しんでいました。トリオソナタ、二重奏曲などの楽譜をどさっと渡され、初見演奏させられるのです。
その彼が弟子を取る旨、HP で募集をかけていましたので、早速入門したというわけです。
彼の自宅には堀さん(日本の No.1 チェンバロ製作者:故人)のチェンバロが置いてあります。当時で 300万円!ですよ。これ、自分で調律するので大変ですが、A=415Hz にすればバロックピッチで室内楽が楽しめると。
12月から月1回のレッスンが始まります。楽しみだなぁ。

2008年10月11日土曜日

豚は真直ぐ走らない


先週の土曜日は「新潟県畜産フェア2008」のような催しがあり、ヒマだったので遊びに行きました。
「にいがたふるさと村」が会場で、屋外ステージがあったり、その場で焼く豚肉・牛肉・鶏肉など多彩なイベントがあり、家族連れで賑わっていました。
私のお目当ては当然「子豚レース」です。
第1レースには間に合わず、第2レースからの参戦となりました。当然パドックから検討が始まるわけですが、何と出走豚は1日3レースすべてをこなすということが判明。籾殻が敷き詰められたパドックでは第1レースを終えた4頭が横たわり激しい呼吸をしています。立っていられないくらい疲れているのですね。
この中から比較的疲れが少なそうな1頭を軸に選び、ヒモは体型のスリムなスピードのありそうな豚と、胴が短く悪路に強そうな豚への2点買い(といっても無料なのですが)としました。
4頭立てですから楽勝で取れると思いましたが・・・
画像をご覧ください。距離はせいぜい10mほどですが、豚には乗れないので、後ろから追うことになります。騎手ならぬ追い子ですね。柵が前方に倒れてスタートですが、期待の1番は少し前に出たきり、あらぬ方向に走るではありませんか!対抗の2番も戻ってどうする!ば、ばかやろー!真直ぐ走らんかー!などと騒いでいるうちにレースは終了。3番4番と入ってオケラとなったのでした。
4頭立てで当たらないものが、8枠で当たるわけがない?
なかなか人生と同じで思うようには行きません。

2008年10月9日木曜日

訂正

ま、間違えましたぁ。
「慢性拘束性肺障害」は「慢性閉塞性肺障害」が正しい。
COPD (Chronic Obstractive Pulmonary Disease)
COLD (Chronic Obstractive Lung Disease)
の邦訳ですね。

タバコを30数年吸い続けた人が、一念発起し禁煙した場合・・
(1)今さら禁煙しても手遅れよ。
(2)いやいや、思い立ったが吉日。いつから禁煙しても効果は十分あるよ。
(3)肺がんになる確率は下がりはしないが、それ以上上がることもないのでいいんじゃねぇの。
(4)病気にはなるときにはなるし、ならないかもしれない。周囲に迷惑をかけない分だけいいね。
(5)タバコの害は明らかなのに、これを所持したり販売することが違法にならないのはおかしいんじゃねぇの。大麻と同じでしょう?

etc. etc. いろんな意見がありそうですが、さてどれが正しいのでしょう?
私は専門外ですので、詳しく知りたい方は

http://17041615.at.webry.info/

の先生に訊いてね。

2008年10月8日水曜日

風邪を引いたが楽曲は増えた

しばらく更新をサボっていましたが、風邪を引いてしまったのでした。
メタボっている割には丈夫なほうですが、秋口が鬼門です。酔っ払って裸で寝るのが原因ですね。
鼻の奥のほうがムズムズし始めて、咽喉が痛くなります。高熱は出ませんが咳も出てくると。
このような場合は得意の漢方療法で対処します。まずは葛根湯、続いて小青竜湯の倍量服用。イソジンガーグル頻回のうがい付き、という処方です。
2~3日で軽快します。
上気道が生まれつき弱く、最近は早朝になると呼気(息を吐く)の最後の方で「ヒュー」と気道が鳴ります。
おいおい、そりゃ慢性気管支炎だろうよ。成人になってから発症する喘息もあるでよ。
治療の第一は「禁煙」に尽きます。肺気腫になって酸素ボンベを引きずりながら歩くようになっては、ゴルフどころか歌を歌うことも出来なくなります。「慢性拘束性肺障害」というやつですね。
休煙は何回かしたことがありますが、今回はこれを機に「長期休煙」に取り組みましょう。ま、完全禁煙は挫折した時のリバウンドが恐ろしいので、取り敢えずはゴルフシーズンと今年のライブスケジュールを終えるまでということで。
そうそう、ライブ用の楽曲が不足していることが判明しましたので、Teach Your Children, Nowhere Man, 学生街の喫茶店を追加しました。アンコールを入れて全10曲というラインアップになります。
週末は最後のリハで翌日はコンペだというのに、果たして風邪は全快しているか??

2008年9月26日金曜日

超三アンプ、職場に行く


先日完成した 6BM8 超三結シングルアンプですが、職場で BGM として流している有線放送の簡易アンプの音がどうしても気に入らず(イライラしてくる)、ついに職場に持ち込みました。

画像の USEN 受信機の上にピッタリ乗っています。因みに黒い玩具のようなスピーカーは全く使い物にならず、自作の 8cm Full Range バスレフスピーカーに取って代わられています。後ろ向きに設置されています。

で、音は変わったかといえば・・・

まぁずいぶんと耳にやさしい音になりはしましたが、ストリングスの音などはまだ薄っぺらです。

これは USEN の方の問題のようです。自前音源にするとかなり良いですから。

それでも 8cm Full Range では限界もあるわけで、超低音など当然出ません。BGM ですからこれで良しとしました。

バロック系を掛けていますが、以前のようにイライラしなくなりました。

2008年9月16日火曜日

自宅練習

常用スタジオは水没したため、先回はやむを得ず自宅のレッスン室で練習をしました。
広さは一応14畳くらいあるはずなのですが、なにしろグランドピアノが2台、エレクトーンが1台あり、その他パーカッションや楽譜書庫?などで結構満杯です。
ここに無理やり練習スペースを作ろうってんですから無理があるのですが、ご覧のように作りましたとも。
貸しスタジオではないので当然アンプもなければミキサーもありません。
アコースティックバンドなのでドラムセットやギターアンプ、ベースアンプは基本的には要らないのですが、今回はエレキギター、エレキベースが入りますので、アンプは2台必要で、これは入れています。
で、注目はピアノ椅子の上に置かれた物体です。これがバンドマン御用達のディジタルレコーダ R-09 HR です。CD Quality (16bit, 44.1kHz) でエア録音してみました。これを自作超三結アンプ経由で、部品屋からタダでもらった BOSE Mini Speaker で聴きました。うーん、どうなんだろ?このときには左程感激もしませんでしたが・・・メンバーに送付するために翌日ヘッドフォンで聴いたら・・・あっと驚きましたね。実にリアルに録音されていました。ギターアンプの微小なハムノイズまでしっかり拾っています。こりゃ尋常じゃありません。声の生々しさが全く違います。ま、いつもはマイク~ミキサー経由だから当たり前といえば当たり前なのですが。
これを 24bit, 96kHz で録音したらどんなことになるんだろう??
バンドマンはもはや決して MD に戻ることは出来なそうです。

2008年9月11日木曜日

レッスン室用超三結アンプ

かねてからシコシコと作っていた 6BM8 超三結シングルアンプが完成しましたぁ。
以前ハラワタを少し紹介しましたが、完成品はご覧のように極めてコンパクトです。真空管も2本しか刺さっていませんし。
タバコの置いてあるところには通常は真空管が配置され、真空管の場所には出力トランスが置かれることが多いのですが、今回の出力トランスはむき出しで見た目も悪いし、感電の恐れもありますので、シャーシ内に納めました。
音はどうかというと・・
O氏の所に嫁いだ PCL86(14GW8) 超三結と回路はほとんど一緒ですから同系統(シングルにしては低音がよく出て、メリハリの利いた元気の良い音)ですが、球が違うことと、電源部に少し工夫がしてあります。これにより聴感上、前作より落ち着いた感じの音で、チャンネル・セパレーションが向上しました。
パワーはさほどありませんが、レッスン室(約14畳)で聴く分には十分でしょう。
総製作費は3万円弱といった所です。

2008年9月8日月曜日

新スタジオ・ビジョン

水没したスタジオは衛生面から考えても使う気にはなれないので、しばらくは拙宅のレッスン室で練習することになりそうです。さて、そうなるといろいろ欲が出てきます。
今までのスタジオではボーカルはもちろんのこと、アコギも卓に直でつなぎ(すべてプリアンプ付きです)、エレキ・ギター、ベースもアンプの Line Out または Send から卓につなぎ、それをパワー・アンプ経由で Electro Voice のスピーカーを鳴らしていました。こうすると、録音も卓の Rec Out からすべての音を録音できます。
さて、レッスン室での練習はボーカルの含めすべて生音で(エアーで)録音してみましたが、これはこれでなかなか味があります。そもそもアコースティック・バンドですから、練習時にはアンプ系は要らないわけです。エレキ・ギターとエレキ・ベースはアンプの出音のままで特に困らないと。
しかしエアー録音するとなると、やはりバランスやパン、音質にもこだわりたくなります。前回は MD に玩具のようなステレオ・マイクをつないで録音でした。これでも雰囲気は十分に伝わりますし、練習なのだから十分といえば十分なのですが・・PA 係の悲しい性といいますか、やはりいい音で録りたいと。
で、MD では限界がありますので、ついに 24 bit, 96 kHz PCM で録音できるディジタル・レコーダを注文してしまいました。Edirol R-09 HR というバンドマン御用達のレコーダです。専用の三脚も注文しましたとも。これに固定して、リモコンで操作できます。マイクは本体と一体となっており、一応コンデンサ・マイクなのですね、これが。
で、エアーだけではなく、卓直録音も出来るように、スタジオからミキサーを1台とマイク、マイクスタンド持ってくれば完成と。
あ、因みに再生時には自作の 6BM8 超三結シングルアンプ(完成したのですよ)~部品屋からもらった BOSE の小型スピーカーで鳴らそうという魂胆です。
うーん、楽しみです。

2008年9月2日火曜日

アジの開きと

熱海駅前の仲見世街です。
わざと古いまま残したような印象もありますが、俗化の権化のような温泉街の風情もまたいいものかと。
今回は強羅駅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで芦ノ湖に至るという、独身 OL 御用達のような典型的な観光コースは取らず、やや高尚?に「MOA 美術館」(熱海)「POLA 美術館」(箱根)をハシゴしました。
どちらも入場料が高い!しかしそれに釣り合った内容でした。
MOA では尾形光琳の国宝「紅白梅図」が見たかったのですが、何と梅の咲く時期にしか公開しないのだと。
POLA は私の好きなシャガール展をやっていて、その収集枚数には驚きます。
MOA は宗教法人?POLA は株式会社?金はあるところにはあるものですね。
そうそう、今回の旅行で食べたものの中で一番のヒットは、小田原駅近くの居酒屋で食べた「鯵定食」でした。1,200円で、タタキ、寿司、開き、香の物、味噌汁などが付いていましたが、まさに絶品でした。
駅ビル内の和食屋が混んでいてしばらく待たねばならないので、外に出てみたのが大正解と。
寅さんが新幹線には乗らず、いつもなじみの民宿で一杯やる気持ちがよく分かります。

2008年9月1日月曜日

光る海

8月29日から31日まで神奈川県に学会出張でした。音楽関係の学際的国内学会で、毎年欠かさず参加しています。
かみさんも一緒ですので、今回は「寛一お宮」で有名な熱海温泉に宿を取ってみました。
太平洋側を東海道本線で走るたびに「光る海」に驚きます。日本海側に沈む夕日も情緒がありますが、午前中から昼にかけて太平洋がキラキラ光るのは、新潟県人にとっては非日常を強く感じる瞬間です。
画像はまさに日の出間もない相模湾です。右に遠く初島が見えます。
熱海は10年位前に行ったことがありますが、当時はバブル崩壊によって温泉街そのものが存亡の危機にあったと言って過言ではなかったようです。その後温泉旅館、リゾートホテルというよりは、陳旧化したそれらを解体し、法人向けのリゾートマンションなどがどんどん作られて、盛んに分譲中の宣伝をしていました。
「夏草や、つわもの共が夢のあと」でしょうか・・。

2008年8月27日水曜日

こんなのが欲しかった


ギタリストの皆さんはどんなチューナーをお使いですか?
私は以前はお約束の BOSS TU シリーズを使っていました。アナログの針が振れるのが何ともゆかしい雰囲気で、精度も良かった。
最近は KORG のチューナーでした。長三度・短三度が正確に(純正律?)チューニング出来るような機種も登場しているようです。
しかし、ライブの現場ではご存知のように、演奏途中(曲の間など)でチューニングしたくなることがしばしばです。プロはラックに 1U サイズのチューナーを積んだり、アンプへの途中に AB Box でチューナーをカマしたりしているようですが、完全スルー機構がないと音やせは避けられないと。
われらアコースティックバンドでは、アコギのチューニングを曲間にやるのはどうしても音が出てしまい、見映え・聞き映えの良いものではありません。特にカポタストを使用すると全体がシャープして再チューニングが必須です。
そこで登場した画像のチューナー、これ、とってもスグレモノです。
これには何とラインイン端子がありません。え?じゃあマイクで拾ってるの?それだと周囲の音も拾って自分の楽器だけを調律するのに困るでしょう?
いえいえ、何とこのチューナーはピエゾ(振動~音へのトランスデューサー)とマイクの切り替え付きなのです。ギター以外に金管楽器やら打楽器やら何にでも使えると。で、ピエゾにしておけば自分の楽器の振動しか拾わないから、周囲がどんなにうるさくてもシコシコ自分だけチューニング出来ると。
プロも愛好者が続出らしいです。

2008年8月25日月曜日

練習スタジオ水没す

昨日はバンドのリハでした。
遠く朝霞市(埼玉県)、新潟市からメンバーはいそいそと六日町の某民宿の地下スタジオに集合するのです。
で、地下の通路を通った時に、コンクリート地面が濡れていることに気づきました。
これは悪い予感・・先に入ったO氏の悲鳴が聞こえたのはその直後です。
「ギャー!なんじゃこれは!」
地下は真っ暗ですので、いつもの場所に保管してある鍵を取り、ドアを開けると。で、室内に入った瞬間、哀れO氏のスリッパ履きの足は、室内に溜まった 5cm の池の中にズブズブと水没したのでした>合掌。
大体電気がつきません。バンドマンの必需品、マグライトで照らしてみると・・
Oh! My God! どこから入ったものか、室内は完全に床上浸水状態です。
き、機材は?
ああ、神よ、あなたはどうしてこのような苦難をお与えになるのですか?
床に直置きしていたドラムセットのバスドラム、スネアドラム2個、ベースアンプ、エレキアンプ、エレアコ用アンプが浸水しました。もちろん床を這っていたシールドは水没。
これらを高いところに移動し、あとは水をポンプで上げるしかありません。これはオーナーに任せ、われらはトボトボと長岡の拙宅まで移動。レッスン室でPA無しで練習しましたとも。
ま、バンドをやっていればいろんな苦難に遭遇するわけですが、このスタジオの浸水は実は2回目でして、1回目は真冬でした。10cm は行きましたね。あと、雨漏り(正確には雨ではないが)事件やらもあり、やはり地下は危険です。
よい子のバンドマンの皆様はちゃんと貸しスタジオで練習しましょうね。
あ、機材の救出に一生懸命で、画像はありません。って、そんなもん見たくもないでしょう?

2008年8月21日木曜日

アンプは片Ch無音でライブは1回増えた


自然の地形そのままのドッグ・ランです。
これは一日目の様子で、まだ慣れていないので人の周りをうろうろしている感じですね。
二日目は前日の野球(対韓国戦)を日が替わるまで観ていたので、早朝起きられず画像がありません。

さて、少しずつ作っていた 6BM8 超三結アンプが昨日一応完成しました。
で、わくわくしながら iPod をつなぎ音出ししたら・・左チャンネルが無音です。ま、今までの経験で、作ってそのままちゃんと音が出る、なんてことはほとんどないことが分かっていましたから、さほど落胆もしません。半固定抵抗器を回しても左はカソード電圧が全く変化しないと。
これから配線のチェック~各部の電圧チェックということになります。猫と一緒で、なかなかこちらの言うことを聞いてくれないのがまたいいのでしょう。

話は変わりますが、秋のライブが1回増えることになりました。
私の職場に「フォークソング同好会」のようなものがあり、これが年に一回食事のできる会場を借りてライブをやります。結構な人数が集まりますが、これに参加してくれないかとオファーがありました。いつも彼らと一緒に演奏する「ジャズバンド」がメンバーの都合で出演できなくなったということでわれわれに白羽の矢が立ったということらしい。
何でも経験ですから、おっしゃー!やったろうじゃねぇの、と。
これで11月は1日(長岡市)、23日(小千谷市)、29日(川口町)と3回のライブという、夢のようなスケジュールになりました。
楽しみだなぁ。

2008年8月19日火曜日

ペット同伴可ペンション

犬が2匹いると旅行に行くのに困ります。一日2回の散歩と餌やりは欠かせませんから、一泊二日の旅行でも午前中には帰ってこなければなりませんし、何かと気がかりです。
で、最近はそのような家族にために「ペット同伴宿泊可能」という旅館(ペンションが多い)が増えてきました。
今回、試しにそのようなペンションに「うずしお」を連れて宿泊してみました。
ビーグル犬の「まゆ」も連れて行こうかと思ったのですが、ま、試しですので、今回は連れて行きやすいチワワのみとしました。
妙高赤倉温泉に近いペンションで、ドッグ・ラン付きです。天候は雨でしたが、大変に面白かった。
画像は夕食時の様子です。犬用のソーセージを手作りし食べさせたところ、いつもはさほど食欲旺盛ではない「うずしお」が狂喜して食べまくりました。
翌日はドッグ・ランにも慣れて、大いに飛び回ったと。
野尻湖に行き遊覧船にも一緒に乗りました。
宿泊したエリアにはログハウスのレンタルコテージもあり、そこなら犬は何頭でも、猫までも一緒に宿泊可です。次回はそこにしましょう。バーベキューの用意もして。

2008年8月13日水曜日

狂気の3週連続酷暑ゴルフ

7月27日に始まった炎天下ゴルフはついに3週連続となりました。
8月3日は後輩とのプライベートゴルフ。
8月10日は同級生との年2回の宿命対決コンペです。
この酷暑の中、わざわざ熱中症になりにいくようなもので、狂気の沙汰としか思えません。しかし、体はよく出来ており、この順で楽になっていきました。乗用カートを使ったこともあるのですが。

で、結果はどうかといえば・・
あっと驚く 126, 119, 97 です。
セカンド&サードOBとバンカー出ず地獄でスコアにならなかった2回の反省をし、ようやく3回目で100切りです。しかし、この最終戦では永遠のスクラッチ、宿敵 S に縦横で 9 もやられてしまいました。
年に1回か2回しかゴルフをしないヤツで、自分のクラブはなく、最近各メーカーが提供している、最新クラブを無料で貸し出し(送料のみ借りる人が負担)のクラブです。パターは岳父からもらったもの。キャディーバッグは丈母からもらった、自立しないバッグです。
これで 48-42 を出されたのでは、連日の朝練習に励んでいた私の面目は丸つぶれです、はい。

早速次回の予定が立てられ、今度は12月の第2日曜と。中越地区では降雪でほとんどのゴルフ場はクローズドとなりますが、下越地区では何とかできることが多い。しかし、キャディーはすべて解雇し(その間失業保険で食いつなぐ)、酷寒の中セルフプレーです。
大会名称を「81卒 耐久ゴルフコンペ」に改めました。真夏か冬にしかやらないという、まさに耐久です。

2008年8月7日木曜日

今年のゴルフ

最近はゴルフ関係の話題が全くありませんでした。これには(ご想像通り?)理由があるわけであります。そうです!全く・全然・明らかに・どうしたことか・ダメなのであります。

コンペは3回くらいありましたが、あろうことか内2回は百叩きです。ゴルフはやめたほうが良い、という神のお告げなのでしょうか。

先日は酷暑の中、友人とプライベートで回りましたが、前半はあっと驚く64です。なんじゃそりゃ?
ロングホールの第1打はそこそこ当たってフェアウェイ右に。で、これが排水溝のそばに止まったのですが、スタンスは取れるし、修理地でもない。でもくぼ地みたいになってるじゃん。
ふん!こんなもん、得意のFWでビシッと180ヤード真直ぐ打ってやるわい、とそのまま打ったら、これがプッシュアウトでセカンドOBと。で、第4打はアイアンで150ヤードほどきざみ、第5打でグリーンを狙ったところ、これがお約束のガードバンカーに捕まる。アゴはそこそこだったけど、こんなん出るんじゃねぇの?とフェイスを思いっきり開いて打ったはいいが、出るどころかほぼ垂直のアゴに突き刺さると。
後ろにも横にも出せない状況で、「ア、アンプレイヤブルゥ」と叫ぶしかなかった、ぐすん。
で、後方に下がり、これなら初心者でも出るべ、というところにプレイス。しかーし、精神的ダメージは大きく、これも一発で出ず。最後は横に出してそこから何とかグリーンへ。んなことをしていたら、このホール、14です、ハハ。

どうも最近はセカンドOB、サードOBにやられています。パッティングも良くない。
ミュージシャン(自称)なのだから、リズム良くスウィングすることが大切かと。まぁ秋のシーズンまではしばらくあるので、朝練習を怠りなく、精進するのみです。

2008年8月5日火曜日

訂正とお詫び

「登り極胴」は「昇り曲導」の誤りです。ここに訂正し、関係者の皆様(って誰だよ?)にお詫び申し上げます。
尚、花火初心者の方々のために申し添えますと、「昇り曲導」とは開いた時の直径680m!の本玉?が上がっていく途中で、左右(というか周囲180度)にパラパラと噴水のように散らばる美しい枝葉のようなものです。「昇り小花」というのもあり、これは花形に開きます。
まぁ、言葉で説明するには限界がありますので、是非現場で現物をご覧ください。

2008年8月4日月曜日

フェニックスを超えた


2日、3日と恒例の長岡大花火大会が開催されました。天候にも恵まれ、それはそれは大変な人出でした。

中越地震からの復興を祈念して始められた「フェニックス」は今年も健在で、二日間ともかぶりつきで観ました。最初は川の上流から下流へ平行に10基くらいで同時打ち上げしていたのですが、財政難?で去年は8基、今年は6基だったようです。

「フェニックス」が登場するまでは、「正三尺玉」が名物でした。これは今でも一日2発上がります。ナイヤガラの滝(長生橋と大手大橋の欄干から流れ落ちる滝のイメージ)を背景に打ちあがる「登りキョクドウ(極胴?)付きナンタラカンタラ」という有難げな名前の付いた直径90.9cmの花火が上がるさまは市民に大きな感動を与え続けたのでした。

画像はフェニックスを撮ったものですが、花火の写真は難しい。夜空は真っ黒ですから、大きさを示すような地上の構造物を一緒に写すべきですが、そのようなものはほとんどないのですね。

いずれにしても、画像では(動画でも)とてもあの臨場感は表わせるものではありません。有無を言わせぬ感動というやつです。ライブステージに似ていますね。DVDでもかなりことは分かるけど、現場に行ったものにしか分からない感動があると。

そうそう、2009年の大河ドラマ「天地人」の記念花火が上がりましたが、これがすごかった。19社の協賛を取っただけあって、圧倒的な数と迫力で、二日目しか上がらなかったのですが、こういうことがあるので、二日間とも観るしかない、ということになります。

2008年7月31日木曜日

長岡大花火大会迫るが


これは何でしょう?
猫好きの人ならすぐに分かる、キャット・タワーですね。
丸い柱は爪とぎになっていて、下の入口からは部屋にも入れると。
で、無理やり爪とぎをさせられているのが「九死に一生を得た、捨て猫みょう」です。どうも興味がないらしく喜びません。ま、毛づくろいもしないし、犬のように匂いかぎ行動をするし、変わった猫ではあるのですが。
さて、大花火大会は迫ってきましたが、よく考えてみると、初日(2日)は日直でした。花火が上がり始めるのは7時頃からでしょうが、5時に職場を出て定時に長岡に帰宅するというのは至難の業です。一般道路は渋滞し、高速道路も大渋滞になることは必至で、せっかく有料自由席を取ったのに、たどり着けるかどうか分かりません。左岸ですので時間内に橋を渡るのは無理かも。
職場のある小千谷からですと、ゴムボートで信濃川を下るのが渋滞もなく確実ですが、遭難の恐れがあります。うーむ、困ったあるよ。

2008年7月28日月曜日

海中花火とは何ぞや


昨年は新潟県中越沖地震で大被害を受け、中止となった柏崎市の花火大会です。
ぎおん祭りの最終日に行なわれ、海中(水中)花火が見所なのですが、私は見たことがありませんでしたので、家族で見に行きました。
遠く水平線が見えます。上で上がっているのは通常の花火(但し打ち上げ角約30度)で、水平線上に半円形に開いているのが海上(水上)花火です。
この打ち出し角は15度くらいです。つまりほとんど横に打ち出して海に入る寸前に開くと。
下半分はそのまま海の中に消えるということですね。
震災復興祈念と宣伝が効いて、大変な人出でした。海水浴場の砂浜が人で一杯になり、立錐の余地もありません。
新潟県では「海の花火(柏崎)、川の花火(長岡)、山の花火(片貝)」と呼んで大々的に宣伝しているのですね。
来週はいよいよ日本一の長岡花火大会です。今年は有料指定席を二日分確保しましたとも。
またリポートします。

2008年7月26日土曜日

少しずつ


前回手が死んだシャーシに構造部品を取り付け、少しずつ配線を始めました。
シャーシパンチの威力は絶大で、丸い穴がちゃんと丸くきれいに開いているでしょう?
真空管のヒーター配線(青白)をしていて気づきました。9本あるピンの1本が折れているではありませんか。こりゃあきまへん。新しくソケットを買わねば。
左下が出力トランスですが、ご覧のようにむき出しですのでシャーシ内に納めました。
暑くて作業がはかどりませんが、ボチボチやるつもりです。

2008年7月24日木曜日

第3回目リハ終了


F.F.F.+2 のリハは6月は全員の都合がつかずお休みでした。
満を持して7月20日にやりましたとも。
実はその前日、我が家は家族全員がそろい、越後湯沢はホテル○月に宿泊したのでした。
画像は翌日の朝、遊歩道を滝に向かって散策した時のものです。湯沢高原に登るロープウェイとほぼ平行しています。ということは、メチャ登りということです。
宿の人に聞いたら20分くらいはかかる、というこでしたので、浴衣に下駄じゃ無理だろうと思い、ちゃんと着替えて靴で登ったのですが、最後はアゴが出てしまいました。寄る年波には勝てません(泣)。
で、リハの方はまずまずの仕上がりでした。まだ人前で演奏できるレベルにはありませんが、本番までは3ヶ月以上ありますので、何とかなるでしょう。
今回はピアノをフィーチャーしましたので、これがどうなるかですね。

2008年7月16日水曜日

お祭り!


私は祭りが好きです。
学生時代に青森~弘前と「ねぷた」「ねぶた」の連荘で参加したことがあります。ちょうど同級生が弘前大学に行っていたので、そこに泊めてもらってホタテを食べたのですが、もう30年位前の話になりました。
この画像は私の勤務先のすぐ隣にある神社の祭りで、メインストリートを交通止めにして屋台を引いているところです。女の人とおじいさんの人形があり、後方および床下の囃子に合わせて踊ります。
なかなか面白い。
この後、小学生有志(あるいは選抜)と思われる4人の子供が豊年祈念踊りを披露すると。これには2チームあり、低学年組と高学年組がいます。
このような地域の文化・芸能を継承していくことは難しい時代になったと思いますが、むしろ田舎ほどしっかりと継承されているようですね。

2008年7月14日月曜日

シャーシ加工で手が死んだ

今回は画像なしです。
久しぶりに半日時間が取れたので、半年前から部品をシコシコ集めていた超三結アンプの製作に取り掛かりました。前回のキット製品はバンドメンバーのO氏のところに嫁ぎましたのでね。
今度はキットじゃありませんから、シャーシの加工から始めなければなりません。厚さ 1mm ほどのアルミシャーシですが、6mm くらいまでの丸穴ならハンドドリルで開けられます。しかし真空管用のΦ20mm や、電源トランス用の四角い穴は開けられません。リーマーという穴拡大用の器具で大きくしようとすると、おむすび型の穴になったりしてうまくありません。40x60mm の四角い穴はどうやって開けるか?
大きな穴はステップドリルという器具を使うと 20mm くらいまでは結構きれいに開きます。四角い穴は各辺の内側をハンドドリルでたくさん丸穴を開け、ニッパーで間を切断。富士山型に残ったところをせっせとやすりで削ると。
これは書けば簡単だけど、大変な作業です。大体電動ドリルも持っていないことが問題なのですが、電動を使うとなるとシャーシの固定が問題となります。やはり危険ですからね。で、万力の付いたような立派な作業台が欲しくなると。この価格の方がアンプより高くなってしまい本末転倒ということに。
かくして手作りオーディオのさらなる深みに嵌ってしまい、死ぬまで抜け出せないことになります。
よい子の皆さんは決して真似をしてはいけません。

2008年7月11日金曜日

るーぷる仙台


上下が逆になってしまいましたが、前回仙台に出張に行ったときのバス一日乗車券です。
カードの絵のようにレトロな雰囲気のバスで、車体は木製です。日曜は15分おきに出発していて、何回乗り降りしても600円ですからお得です。
主たる観光地を巡っているんですね。東北大学の構内に入ったりしてなかなか面白いです。
運転手が車掌をかねていて、運転しながらガイドをします。
仙台観光にいく機会があったらお勧めです。何たって酒も飲めますしね。お気楽です。
るーぷる=LOOPLE だそうで、なかなか命名もよろしいようで。

2008年7月3日木曜日

拙者が接写した


えー、RICHO のデジカメで接写してみました。え?そりゃあ何かって?
先日ヤナ場に行った時に出てきた、割り箸の袋に印刷されていた店名です。被写体から 1.5cm くらいでしょうか。十分な解像度です。
因みに魚野川(信濃川の支流)には、川口、堀之内、浦佐にヤナ場があり、規模的には堀之内が「東洋一」を謳っていますが、私はここ、浦佐が好きです。
魚野川の鮎釣りはまだ解禁されていないので、地物はまだ食べられません。養殖モノということです。これ、食べ比べたことがありますが、地物は痩せているけど香りが強く、いかにも鮎を食した、という気になれます。値段もその分高いですが。
そんなに接写する機会があるの?と言われれば・・・あるんですよ。真空管アンプのハラワタを撮る時とか、花をアップで撮りたい時とか。こうなるとミニ三脚が欲しくなります。レリーズも欲しいけど、さすがにシャッターボタンはレリーズ対応ではないようで。
ま、おいおい気に入った画像が撮れたらアップしたいと思います。

2008年6月25日水曜日

こんなんです



左はお寺のスピーカー(JBL)、右は出品されたアンプの例です。奥に見えるアンプのトランスカバーは百均で入手した木製のマグカップと思われます。
手前のアンプの前面パネル、奥のアンプの側面にはウッドがあしらわれています。これもよーく見ると丹念に磨き上げ、何回も塗装を重ねた手作り品ということが分かります。
つまり、電子回路知識と実装技術、木工技術、美的感覚の集大成というわけです。
このレベルになるには一心不乱に修行しても数年はかかると思われます。

2008年6月23日月曜日

夏のお寺大会


行ってきました、手作りオーディオの会主催の「夏のお寺大会」に。前日にRICHOのデジカメも到着し、使い初めとなりました。
ご覧ください、この怪しげなおじさん集団を。妙法寺という世田谷にある日蓮宗のお寺のご住職の厚意により、広さ100畳はあろうかと思える広間を開放していただいてるんですね。
JBLの大スピーカーが設置されていて、これを今回は直熱管という真空管で作ったアンプで鳴らし、投票して優勝を決めると。
参加要綱には「寝具、夕食持参のこと」と書いてあったので、あたしゃシュラーフを持って行ったのですが、ご覧のように床は畳で、カーペットも敷いてあります。エアコン完備で、バスタオル1枚でも十分でした。18時開始だったのですが、平均年齢60歳を超えるかと思われる参加者は、表彰式の後、朝の5時頃まで大音量でスピーカーを鳴らしていました。お寺だから出来ることです。
私はアコースティック・ギターを持って行き、懇親会の様相を呈してきた時に、手作りアンプにつないで少し演奏しました。シールドトラブルですぐには音が出なかったりしてあせりましたが、まぁライブでは日常茶飯事ですからね。
次回は作品を持って行きたいと思いますが、さあて出来るかどうか・・どうやらスピーカー部門になりそうだと。お金を掛けずに2台で10,000円くらいで作ってみようかなぁ。

2008年6月16日月曜日

仙台顛末その2・・とほほ

えー、このところ画像がないな、と思っている貴方、そうなのです!
私の愛器、CANON のデジカメが無くなったのですぅ。どうしてかって・・新潟から長岡までの最終新幹線(東京行)の荷物棚に紙袋に入れたまま置き忘れたのです。すぐに気づいて駅員の方に申し立てたのですが、翌日の10時以降に東京駅忘れ物センターに問い合わせてくれと。
翌日すぐに問い合わせたのですが、当該列車にはそのようなものはなかったと・・
うぇーん!!仙台の名所・旧跡や、土井晩翠の石碑やらたくさん撮ったのにぃぃ。
これは仕方ありません。最新機種に比べたら画素数も少ないし、接写が出来ないものだったので、もったいないけど買い替えようかと思っていたので、ここは清水の舞台から飛び降りたつもりで新しいのを買いましょう。
で、いろいろ物色したところ、RICHO の機種が目に留まりました。1,000万画素で接写は何と1.0cmまで可です。また、広角が24mmまであり、狭い所での撮影や遠近感を強調したいような場面で便利そうです。あ、私は大学時代写真部にも籍があったのですよ。
これがヨドバ○カメラで40,000円です。4回の分割ならいけるか?
皆様、最終新幹線に乗るときにはどんなに酔っ払っていても、手回り品の忘れ物にはくれぐれも注意しましょう!

2008年6月9日月曜日

仙台出張顛末記

行ってきましたとも、仙台へ。
天気を少し心配していたのですが、曇りで大丈夫でした。
噂の高速バスに乗ってみましたが、途中2回休憩があるとはいえ、4時間の道中はやはり長いです。シートが狭いですからね。エコノミークラス症候群になりそうでした。かといって、同じ道を自分で運転するのはもっときついに違いない。
金曜の夜に到着し、早速ジャズの生演奏をしている店へ。
これがミュージックチャージ 1,500 円取るのですが、大変結構でした。女性ボーカル、パーカッション、ギター、アルトサックスという編成です。ほとんど、というか完全にプロです。
このギタリストの弾いているギターが Godin のエレガットでした。Roland のエレアコ用アンプにつないでいましたが、いい音してました。ロックと違って歪み系とかディレイとかカマすことなく生音重視なんでしょうが、ホローボディだとまず間違いなくハウります。Godin の製品には興味がありましたが、実にライブ向きのセッティングとなっているんですね。
土曜の夜はわれらが THE YATTARS のライブです。
4バンドの対バンで、先頭バッターでした。で、何と演奏時間は1時間と。2曲の新曲を含め12曲くらい演奏しました。いやー、遺憾なく実力発揮といっていいでしょう。怪しげなおじさんが THE BEATLES ナンバーになるとフロアに出てきてクネクネダンスを始めるのには参りましたが。いや、だからこそ BEATLES ナンバーははずせないのか・・。

2008年6月4日水曜日

週末は仙台へ

今週末は仙台出張です。長岡市からは行きにくいですね。普通は上越新幹線~東北新幹線で行くのでしょうが、これ、結構疲れます。今回は高速バスを利用しようと思います。
5時間以上かかり、これも疲れるという話ですが、料金は新幹線の半分以下ですからね。
今回はバンド仲間の THE YATTARS のジョイントライブが土曜日に仙台であり、ちょうどこれを見られます。「コシヒカリ Versus ササニシキ」というタイトルで、新潟勢が2バンド、東北勢が2バンドと。
さらに、さすが仙台は大都市で、ジャズの生演奏を聞かせるような店も数軒あるようです。これも楽しみです。

2008年5月27日火曜日

2回目のリハは終了し、アンプは再塗装される


去る5月25日に2回目のリハが行われました。
雨の六日町に集合したわれらF.F.F.とヘルプのベーシスト(息子)の4人です。
ま、ベーシストは初参加だったし、全員で合わせたのが初めての曲もあり、出来は芳しくありませんが、こんなもんです。9月頃に本番になりそうですが、まだ時間がありますしね。
さて、画像は再塗装され美しく衣替えをしたシャーシです。くすんだ青の3回塗りです。以前の画像と比べてみてください。実に美しい・・って自画自賛ですが。
それに、よく見ると左側にボリューム・ノブが付いているじゃありませんか。いくらメイン・アンプだとはいえ、やはりボリュームがないのは不便ですからね。普通は人間工学的にボリュームは右に付けるものですが、入力端子が左だったのでこのような配置になりました。
現在、鋭意再組み立て中です。
で、私の参加している「手作りアンプの会」に回路をアップしたら、どうも真空管に掛ける電圧(正確にはその前の電源回路に使用している電解コンデンサに掛ける電圧)にしても流す電流にしても定格オーバーのようです。他人からもらったアンプなので文句は言えません。組み直したら各部の電圧をちゃんと測定してみましょう。

2008年5月20日火曜日

蘇った直熱三極管シングル・アンプ


先日秋葉原の区民会館で行なわれた「手作りアンプの会」のオフ会で、鎌倉の某氏に差し上げた直熱三極管シングル・アンプがリニューアルなって登場しました。
中央のクリーム色のアンプです。その左側のミニチュア管4本のプッシュ・プル・アンプと比べると、球の大きさが分かります。林立するトランスの大きさもずいぶん違います。
また、ボリュームがありません。
火を入れると真空管のフィラメントが燦々と輝きます。トリタンという材質で出来ているためらしく、まことに「真空管!」という感じがします。
ただし、音質とは無関係のようです。出力とも無関係です。ま、見た目だけ?ですが、見た目は重要ですからね。今や歴史の産物と化した真空管が、このように他人の手に渡りながら受け継がれていくのはいいですねぇ。

2008年5月16日金曜日

今度はスピーカーが嫁入り


前回は超三結アンプが嫁に行きましたが、今度はスピーカーが嫁ぐことになりました。
画像の背の高い茶色のスピーカーです。これ、BOSE の 363 というモデルのようです。いえ何、タダでもらったのですよ、電子部品屋さんから。
どなたかの家から引き取ったものだと。中古ですから売るわけにはいかない?いや、売ればいいのに、と思うのですが、何せ場所をとりますので、窮屈な部品屋ではディスプレイ・スペースもないと。
あ、良さそうなスピーカーぢゃん、と言ったら、欲しけりゃあげるよ、だって。
足しげく通ってみるものです。得意のハー○・オフにいけば、15k 円の値はつきそうです。筐体の付き紙は一部剥がれているし、ネットは日焼け・シミがあり、見た目は悪いですが、肝心のユニットは全く無傷で、エッジもヘタっていません。
画像ではよく見えませんが、ちゃんとスピーカー台もついています。鏡面仕上げにした石のブロックですね。
音は・・文句なしです。右の私のメイン・スピーカーと比べても遜色ありません。明るく元気に鳴ります。最下部のダクトに向けて「下向き」にウーファーが取り付けてあるのですね。2段重ねの上にフルレンジのスコーカーを、下にトウィーターとウーファーが配置されています。

2008年5月10日土曜日

Diana Krall と Dianne Reeves

最近は CD や DVD は TSUTA○A DISCAS で借りているので、ほとんど購入していません。前にも書いたかもしれませんが、ネット上で予約すると自宅までは配送され、期限がありません。返す時は来た時の封筒をそのまま使い、切手も貼ってあります。うーん、優れたシステムです。
しかしあまりマニアックなものやクラシック系は在庫が少ない。ジャズも少ないですね。
で、ダイアナ・クラールとダイアン・リーヴスのヴォーカルが聞きたくなり、久しぶりに購入しました。
いやー、良かったっすよ、ダイアナ・クラールが。DVD もついており、数曲演奏が見られます。
ピアノの弾き歌いですが、超美貌で、あっという間に虜になりました。若いのに(今は分かりませんが)ピアノはうまいわ、スタイルはいいわ、歌もうまいわ、文句のつけようがありません。
やっぱ、プロのミュージシャンは「見てくれ」も大事です。「人間は見た目が9割」という本も出ているくらいですから。
ダイアン・リーヴスの方は・・黒人特有の声量とノリですかね。そうくるなら、ジャズよりもソウルの方が良い?
そうそう、明日は今シーズン初のコンペです。朝練習の感じでは・・イマイチですので、優勝は遠いかもしれません。

2008年5月9日金曜日

捨てる神あれば拾う神あり?



20k円で作った超三結シングルアンプは、バンドメンバーのO氏のところに嫁ぎました。

全段差動第2弾は居間で元気に鳴っています。

さて、今度は何にしようかなあ、と思っていたら、友人から30年前に作ったという真空管アンプをもらいました。画像参照ですが、さすがに30年前だけのことはあります。見た目は超古い感じですが、中はしっかりとした実装で、ちゃんと音は出ました。

これ、回路を起こしてみたら、6V6 という名球を使ったシングルアンプなのですね。真ん中の球は整流管です。大きなブロック・コンデンサがその前に立っています。メインアンプなのでボリュームはありません。

アルミの大きめなシャーシ(ヘアライン加工済み)には埃が溜まり、トランス類も埃を被っていましたが、これをピカピカにして、今や歴史の産物と化した「オイル・コンデンサ」を通常のフィルム・コンデンサに換装する予定です。電解コンデンサも「生もの」と呼ばれているようで、新品に換装した方がよさそうですが、これ、ちょっとお金がかかります。

まあ今でも十分良い音を出しているのですが、趣味ですからねぇ。

というわけで、捨てる神あれば拾う神あり?状態で、ゴルフシーズンになったというのに、電子工作は続くよどこまでも~です、はい。

2008年4月30日水曜日

第1回目リハーサル終了

いよいよ今年度のバンド活動が始まりました。
六日町のスタジオに集合し、今年最初の音出しです。昨年は仕事多忙のためお休みしたS氏も久々の登場。早速課題曲である "You've Got A Friend" をやりました。ピアノ無しのアコースティック・バージョンです。いやー、欲求不満が1年間続いたS氏の超絶ギター・テクニック全開でしたとも。MARTIN D-35 が、えも言われぬいい音を出していました。いい楽器は「だんだん良く鳴る法華の太鼓」なんですねぇ。私は James Taylor になりきってクネクネボーカルで歌い放題と。

しばらくするとピアニスト登場(って、何のことはない、わたしのかみさんなのですが)。
当然、"Desperado" と "You Raise Me Up" の競演です。かみさんは1回も練習せずに現場に乗り込んできました。たいしたタマです。場数を踏んでいる(昔はブライダル演奏者・伴奏者だった)だけあって、あっという間にツボをつかみます。

ピアノがあればやりたい曲は無数にあるわけで、私は井上陽水の「少年時代」を強烈に推しているのですが、どうなることやら。メンバーのS氏とO氏は懐かしのGSナンバーを出してきました。ワイルド・ワンズ?ビレッジ・シンガーズ?まあ、すぐに出来ると言う点ではいいのですが、音源を聴くと(ちゃんと CD 化されている)、さすがに古い感は否めません。当時(1960年代)雨後の筍のように現れた(というか、作られた)GS ですが、演奏技術がないので高度な曲は無理と。アイドルですからね。

というわけで、どうやらセット・リストは下記のようになりそうです。

1. Desperado / The Eagles
2. You've Got A Friend / James Taylor
3. Take It Easy / The Eagles
4. Here, There And Everywhere / The Beatles
5. You Raise Me Up / Josh Groban
6. 木馬 / ガロ
7. 少年時代 / 井上陽水
(8. 思い出の渚 / ワイルド・ワンズ)
(9. 亜麻色の髪の少女 / ビレッジ・シンガーズ)

さあて、どうなることやら・・・
乞うご期待です。

2008年4月24日木曜日

全段差動の第2弾


とても気に入った「全段差動プッシュプル・アンプ」の第2弾が完成しました。外見上は真空管の大きさが少し違うくらいですが、今回のはプッシュプルの電流調整が不要という、独立式定電流回路というものを採用しました。

よく見ると、シャーシ上にテスターを当てるジャックがありません。ま、普通のアンプにはそんなものはないに決まってるのですが。

右に見えるのがバッファに真空管を使ったCDPで、JBLのミニスピーカーを鳴らしています。10cmウーファだと思いますが、十分に低音は出ます。

ノイズもなく生々しい音で、第1弾同様大変気に入りました。最初、右チャンネルからわずかに「ブー」というハムが聞こえていましたが、慣らし運転を3時間くらいしたら不思議にもなくなりました。

しかーし・・右チャンネルの音が左から、左チャンネルの音が右から出ます。これ、前回作った超三結シングル・アンプの時もそうだった・・・うーん、進歩がないですねぇ。

なーに、入力で左右逆につなげばいいだけなんですけど、ちょっと気分が悪いのでそのうち直しましょう。

2008年4月22日火曜日

Note PC 逝く・・合掌

職場では Note PC を3台使っていました。
1台は自分の机の上、もう1台は主たる仕事場に。最後は本当の意味でポータブルとして、いろいろ持ち歩いていました。
で、この主たる仕事場の PC は SHARP の古いもので、ヤフオクで 29,800円で落札したものです。ほとんどビジネスソフトしか使わないし、スタンド・アローンでしたので、べらぼうな速さはいらないし、HD の容量もそこそこあれば良いと。
これが最近よくフリーズしていたのですが、ついにウンともスンとも言わなくなりました。パワーオンすることさえ出来ません。大事なデータは USB Flash Memory に使う度に入れていた(というか、このメモリを最新データ格納用としていた)ので大丈夫だったのですが、その他のデータは救出できない?
工業製品ですからこういうことはあるわけで、十分に承知していたのですが、つい・・ね。
で、ダメもとですから、裏蓋を開け、いろいろ弄っているうちに、ファンが止まりましたね、ハハ。
HD 自体がクラッシュしたのではなさそうでしたので、職場で詳しい人間に頼んで(その人はさらに詳しい本職に頼んで)、すべての内容をレスキューしました。めでたしめでたし。
本体はファンが回らないので超高温になり、半導体は熱に弱いですから(というか、特性が変化する)、使い続けることは超危険と判断。早速処分しました。
今や、300GB の外付け HD が1万円台で買える時代ですから、データはすべて外付け HD に格納した方がいいかもですね。

2008年4月16日水曜日

薬師寺再び

先日仕事で上京した折に、国立博物館で開催されていた「薬師寺展」に行ってきました。
去年奈良まで行って見てきた薬師寺です。その時はハードスケジュールでいろんな神社・仏閣を訪ねましたので、訳がわからなくなっています。
そうそう、私の敬愛する「会津八一」の例の「水煙の 天つ乙女が 衣での・・・」の歌でした。
今回は金堂本尊の「薬師如来坐像」を現地に残して、両脇侍の「日光菩薩」「月光菩薩」が光背を取り除いて、お二人で国立博物館まで旅をしたと。
いやー、1,500円の入場料を払った甲斐がありました。こんなに間近に実物を拝観できる機会はまずありません。後ろに回って普段は決して見ることのできない「背中」まで見れるんですから。高さは3mくらいあります。
これ、当然「写真はご遠慮ください」ですから画像はありませんが、首都圏にお住まいの方で仏像などに興味のある方は是非足を運ばれることをお勧めします。

2008年4月11日金曜日

趣味が更に追加されるか?

えー、春から秋はおじさんバンドとゴルフ、雪が降ったら電子工作三昧で、通年で犬・猫の世話と公営ギャンブル。全く無駄がない素晴らしいスケジュールだと自負しているのですが・・・
このところ、レジャーボートに興味が行っています。これは私より年長と思われる、奈良に在住のあるアンプビルダーの方の影響と思われます。
hayatori21 というレジャーボートをお持ちで、これは中古で1年がかりで探したと。120馬力ほどの HONDA 製 4ストロークエンジンを積み、この中に自作のオーディオシステムを積んでいらっしゃいます。船体は NISSAN 製です。キャビンがしっかりしているから、雨が降っても大丈夫。船上荒らしにも強いと。
マリンスポーツはえらくお金がかかるというイメージがありますが、船体自体は輸入上級車程度で買えるようですね。あとは係留管理費と登録費、出て行くときと帰って来た時のクレーン代?任意保険費に JAF のような海上安全に欠かせない費用などでしょうか。
詳しくは hayatori21 をググるとブログにたどり着きます。命名の由来なども分かります。

我々の年代は加山雄三が英雄でしたから、「光進丸」に憧れたということもありますね。私は今は全くアスリートではありませんが、高校時代はボート部でした。信濃川で一生懸命に練習し、大会になると津川の漕艇場(阿賀野川)や、遠く「北上川」まで遠征に行ったりして、楽しかった思い出です。

いいですよね。一国一城の主にして、巷の喧騒から離れ、誰にも邪魔されないひと時を過ごす・・・
長岡は海に面していないので、マリーナというと柏崎市か新潟市でしょうか。孫を乗せて(まだいません)日本海をクルーズする・・・瀬戸内海などと違って、クルーズできる季節が限られますが、この歳になると、あと10年後には船のメインテナンスが自分で出来るかどうか不安ですし、ここ5年くらいが勝負かもしれません。

2008年4月8日火曜日

うずしおアップ


どうです?女の子とは思えない、きかん坊の雰囲気が伝わってくるでしょう?
飼い主の足の大きさを見ると小ささが分かります。
兄さん(まゆ:ビーグル8歳?)がまだ眠いところにじゃれついて、ガブリと頭を咬まれ、左の眼球が飛び出してしまった跡はすっかり分からなくなりました。
えぇ、えぇ、あの時は大変でしたとも。すぐに獣医に連れて行って手術。でもさすがに動物、あっという間に回復し、機能的にも何ら後遺症なしです。
このように痛い目にあって社会を学んでいくと。人間と同じです、はい。こんなきかん坊でも、飼い主の「ハウス!」の一言でちゃんとケージにすぐに入ります。

2008年4月7日月曜日

年度も替わり


こちらに引っ越しました。


内容は全く不変です。


相変わらずのおやじバンド生活、下手の横好きだがやめられないゴルフ日記、手作りアンプを中心とした電子工作、一攫千金の夢を乗せた競馬の顛末・・・


そうそう、「うずしお(メスのチワワ)」の養育日誌も加わりました。先日生まれて初めての「屋外散歩」に行きましたが、お転婆なので、全く気後れ・尻込みすることなく、元気でした(画像参照)。