2008年7月14日月曜日

シャーシ加工で手が死んだ

今回は画像なしです。
久しぶりに半日時間が取れたので、半年前から部品をシコシコ集めていた超三結アンプの製作に取り掛かりました。前回のキット製品はバンドメンバーのO氏のところに嫁ぎましたのでね。
今度はキットじゃありませんから、シャーシの加工から始めなければなりません。厚さ 1mm ほどのアルミシャーシですが、6mm くらいまでの丸穴ならハンドドリルで開けられます。しかし真空管用のΦ20mm や、電源トランス用の四角い穴は開けられません。リーマーという穴拡大用の器具で大きくしようとすると、おむすび型の穴になったりしてうまくありません。40x60mm の四角い穴はどうやって開けるか?
大きな穴はステップドリルという器具を使うと 20mm くらいまでは結構きれいに開きます。四角い穴は各辺の内側をハンドドリルでたくさん丸穴を開け、ニッパーで間を切断。富士山型に残ったところをせっせとやすりで削ると。
これは書けば簡単だけど、大変な作業です。大体電動ドリルも持っていないことが問題なのですが、電動を使うとなるとシャーシの固定が問題となります。やはり危険ですからね。で、万力の付いたような立派な作業台が欲しくなると。この価格の方がアンプより高くなってしまい本末転倒ということに。
かくして手作りオーディオのさらなる深みに嵌ってしまい、死ぬまで抜け出せないことになります。
よい子の皆さんは決して真似をしてはいけません。

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