2008年10月21日火曜日

オーボエ、ファゴットでは

オーボエもファゴットも古い楽器で、バロック時代からよく使われていました。
リードが2枚あるので、ダブルリード(複簧(コウ))楽器と呼ばれます。独特な鼻にかかったような哀愁を帯びた音がします。フルートと同じでキーがたくさん付いて、音量も出るように改変されて現在のモダン楽器になりました。
で、この2者の古楽器は構造も単純ですが、とても枯れたいい音がします。好みでしょうが、バロック以前の音楽を演奏する時には大変良いのではないかと。どちらかというと硬い音ですが、独特の倍音成分がえも言われぬ雰囲気を醸し出します。
私も演奏するクラリネットも古い楽器で、モーツァルトは好んだようです。リードは1枚です。この古楽器も一種独特な雰囲気の音を出します。私はとても好きですが、所有しているのはモダン楽器です。
吹きモノで吹けるのはリコーダーとクラリネットですが、どちらも(成人してからは)人前演奏したことがありません。
家族演奏会ではリコーダーを吹きます。クラリネットは合奏できるほどの腕がない。
で、モダンオーボエと合奏をすると、圧倒的に音量で負けてしまいます。フルートもそうですが、大音量は出ませんので。
正月に必ず行なう「家族演奏会」の楽曲をそろそろ決めなければなりません。J.S.Bach は面白いけど難しすぎる?Telemann の「食卓の音楽」Tafelmusik にしようかな。

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