2008年12月8日月曜日

冬は古楽器三昧がよいか


今年のバンド活動は終了しましたので、月一回の練習もありません。
ここ、長岡の地も雪に降り込められ(というほどではないですが)、何もしないでいると「鬱状態」となることは必至です。
そこで、以前からリコーダーの名手として活躍している友人に弟子入りすることにしました。
以前に書いたこともありますが、小学生が音楽の授業に使うくらいだから、誰が吹いてもすぐ音は出るし、演奏の簡単な楽器というイメージがありますが、これはこれで奥が深いのです。
師匠宅には何とチェンバロ(ハープシコード)が置いてあります。今は亡き日本のチェンバロ作りの巨匠、堀さんの製作したものです。師匠の奥様が弾くのですが、素晴らしい響きです。
で、私は安物のプラスティックリコーダーしか持っていませんので、師匠がバロックピッチの木製のリコーダーを貸してくれて、これで二重奏をするのですが・・・
バロック以前の室内楽はジャズと似たところがあり、演奏の自由度が高く、いろんな技を仕掛けてきます。これに即反応して返事をすると。音数が少ないから直接的に相手の音が飛び込んでくるのですね。
もうついていくだけで一杯一杯です。彼我の実力差を「これでもか!」と思い知らされます。まぁ元同級生ですからお互い遠慮もないと。大変に楽しいひと時でした。画像は右の数本がフラウト・トラベルソ(横吹きのフルート)で、それ以外はブロック・フレーテ(栓付きのフルート=リコーダー)です。

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