2021年11月1日月曜日

エフフォーリアは勝ったがトリガミ

 はい、天皇賞(秋)は私が単勝と馬連を買っていた 5 エフフォーリアが優勝しました。3歳馬で天皇賞を獲った馬はそうはいません。

普通、自信があればクラシック最終戦(菊花賞)に向かいそうなものですが、敢えて古馬との対戦を選択して勝つあたりが並々ならぬ素質を感じさせます。

単勝も馬連も獲ったには獲ったが、300 円台の配当なので、当然トリガミですね。コントレールはこれが引退試合でした。まだ4歳なのに引退するの?

はい、もう十分に稼ぎましたし、レースで故障して安楽死処分になっては元も子もない。これから種牡馬となってさらに馬主に莫大な利益をもたらすという道ですね。

競走馬は家畜と一緒で、人にどれだけの利益を生み出すかが生死の境界です。例えば、ホルスタインはオスが生まれると食肉用として処分されます。オスは乳を出さないので利益を生みませんのでね。飼育費が無駄になります。

え?すべてのオスを処分したら繁殖できなくなるじゃん、と思ったあなた、その通りですが、生んだメスがどれだけの乳量を出すかは、明らかな遺伝があり、そういう遺伝子を持ったオスのみが種牡牛として生き残れます。

おおー、ホルスタインのオスも大変なのね。因みに黒毛和牛を始めとして日本の家畜としての牛はすべて人工授精です。遺伝学的に優秀な種牡牛の精液を購入してメスに種付けする。しかし、競走馬では人工授精は禁止されていて、すべて野付けです。

コントレールも数十頭に野付けするのでしょうが、頑張ってね(笑)。




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