2022年4月7日木曜日

5万円で買ったエレガットが殊のほか良かった話

画像は先日オークションで落札した History のエレガットです。

見て分かるようにトップはフレイムメイプルで、サイド・バックはマホガニー、セミホロー仕様となっています。コントロールは 1 Vol, 1 Tone と簡潔。

パッと見てテレキャスのガット版かと思いますが、まったくその通りで、ナット幅はガットギターなのに 42 mm しかありません。

17 Fret ジョイントのボルトオン・ネックで、詳細に検品しましたがまったくのストレート、弦高は 6 弦 12 Fr で 2 mm 台、1 弦 12 Fr は 1 mm 台でした。

弦を新品に交換してオクターブ・チューニングを確認したところ、まったく問題なし。さすが by FGN です。

ヘッドの形状といい、ナット幅といい、深くえぐれたカッタウェイといい、弦高といい、すべてエレキギターそのものにガット弦を張ったような感触です。

セミホローといってもフルアコじゃないんだから生音はそんなには鳴りませんが、必ず PA を通すと考えれば何の問題もなさそう。

島村楽器ではすでに販売終了している機種ですが、これは最近落札した楽器の中では大当たりでした。何てったて5万円ですからね。

ガットギター用の楽曲を弾くと、何故あんなに指板が広いのか?また、まっ平らであるのか?多少は理解できる気もしますが、アコギやエレキをいつも弾いている人にとっては、持ち替えたときの違和感がないことは大いにメリットです。

今度ライブやレコーディングで使っていこうと思います。
 

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