2021年6月15日火曜日

釣れたダツをもらって食べた

先日の日曜日は早朝はキス釣り、夕方はアジングという釣り三昧でした。

キスは寺泊の防波堤からの投げ釣りでしたが、釣果は4尾とイマイチでした。サーフからの遠投キス釣りはずいぶんやったのですが、ここは少し勝手が違う。だって、釣り場はすでにサーフから 100 m は離れているので、遠投する意味がない。

後から来たおじさんはライトタックルで天秤の錘は 10 号くらい? 30 m くらい投げてどんどん釣っていくではありませんか!ライトタックルのほうが取り回しがいいので、釣れる時間帯で回転よく釣果が得られると。

次回からは私もそうしましょう。いえ、アジも釣ろうというんだからライトタックルも持ってきてはいたのですが、釣り場が防波堤の先端付近なので、駐車場からそこまで往復するのも遠くて大変なのですよ。

で、昼休みを挟んで夕まづめには出雲崎の釣り公園?へ。先日アジングでアジとカマスを釣ったところです。N 師匠から教わった方法に少し工夫を加えて、飛ばし用の錘(S キャリーというらしい)を少し軽くして試してみました。釣り始めてすこし経つと N 師匠登場。

おー、やってますね、ってなもんで、二人で釣り始めたのですが、この日はアジに恵まれず。そういう日もあります。で、いろんな場所へ移動しながら釣っていた師匠が、こんなん釣れましたけど・・と言って持ってきたのが、体長 70 cm はあろうかというやけに細長い気持ちの悪い魚です。

タチウオですか?いえ、ダツです。食べたことがありますが食べられますよ。差し上げましょう。おお、簡易クーラーボックスが小さくて入るかな?あ、曲げれば大丈夫でしょう、などど宣いながら私にくださいました。サヨリのお化けみたいな容姿です。

皆さん、ネットで調べてみてください。食べれば美味しいが、見た目の悪さと小骨の多さで料理は少し大変と。タチウオは魚屋で売っていますが、ダツなんて売られているのを見たことがない。料理法を調べたかみさんは早速天婦羅にしたのでした。うん、これなら揚げられているので、小骨は気にせずにそのまま食べられる。美味しくいただきました。

調べてみると、光に猛進してくる獰猛な魚で、見るからに丈夫で鋭そうな嘴が足に刺さったりすると大変で、即病院行きだと。刺さった嘴を抜いてはならぬ、抜いたら出血多量で命に関わることもあるぞ、なんて書いてあります。嘴の根元から切って、刺さったままで病院に行けという、世にも恐ろしい魚なのでした。

大体ね、美味しい魚というのはフグみたいに毒を持っているか、オニカサゴやメゴチのように、刺さりそうとかヌメヌメが超気持ち悪いんですけど、みたいなのが多いのよね。メゴチなんてキス釣りの外道として掛かってきますが、誰も家に持ち帰らない。手で直接触るとネバネバが取れなくなるので、メゴチバサミなどというトングを使う人多し。

でも、実は大変美味しい魚で、ぬめりを取ってから松葉開きにして天婦羅にすると絶品です。高級料亭でしか食べられません。

はい、明日も天気が良くて風が強くなければアジングに行こうと思います。たくさん釣れたらまた報告しますね。




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