夏越しの大祓(なごしのおおばらい)とは主に 6 月 30 日に執り行われる神道の儀式です。
昔は現在のグレゴリオ暦では 7 月 10 日頃に行われていた? まあ一年のちょうど前半の終わりなので、6 月 30 日が分かりやすくていいですよね。
当然、一年最後の大祓は12月31日の大晦日に執り行われます。今日は長岡市の金峯神社(きんぷじんじゃ)に行ってきました。市内にあるのに、お参りをしたのは初めてです。前を通ったことはあるのですが。
この神社、由来が書いてありません。また、画像を見れば分かるように。千木や鰹木もありません。神社といったら誰かを祀っているわけでしょう?それが書いてないとはこれ如何に?どうやら神仏習合で隣にある仏閣と一緒になったらしい。
写真を見れば分かるように、茅で大きな輪っかを作って、そこをくぐり抜けて無病息災や家内安全を祈願すると。左回りに回り始めて八の字に右回りでもう一回くぐって、左に抜けて終わりです。このときに「祓えたまえ、清めたまえ・・・」などと声に出して、半年の間に積もり積もった穢れを祓うと。
大祓の儀式は 16:00 から行われると書いてありましたが、都合でその儀式は見ませんでした。お祓いを受けたい人は人型の紙に住所・氏名を書いて祈祷料 1,000 円(以上)を添えて神社に納める。神主がそれらの紙に書いてあるすべての人を読み上げながらお祓いをするわけですね。
明治神宮では何とその日に限り、無料で集まった人たちのお祓いをしてくれたのでした。
まあ、神社仏閣の主な収入はお盆と正月に集中し、それで一年間暮していると言って過言ではないので、6 月のは臨時収入みたいなもんです。所得税が課されませんしね。
昔、何とか節税できないかと、宗教法人を立ち上げようとしたことがありましたが、これ、国税局にとっては税収が見込めないので、審査が超厳しいらしい。素直に諦めました。
次に考えたのは地方税を節約できないかと、弥彦競輪場のある弥彦村に住所を移したらどうか?というケチな考えです。競輪場は JRA と違って全国組織ではなく、各市町村が運営しています。その収入はその市町村に入るので地方税が安い。
実際に役場に自分の所得を提示して、市町村税がいくらになるか試算してもらったことがあります。すると、何ということでしょう!長岡市とほとんど変わらなかったのです(笑)。これも素直に諦めました。
ことほど左様に穢れまくっていますから、半年に一回のお祓いは必須なのですよ。
良い子の皆さんは「所得税、地方税は世のため・人のために使われるのだから、たくさん納税するのはとても気持ちよいことだ」と思わなくてはいけません、はい。