2009年10月28日水曜日

音楽食堂ライブ終了!


いやはや、ブログ更新をこんなにサボったのも初めてです。
もう見向かれもしなくなりましたかねぇ・・・

さて、音楽活動のほうはサボっていたわけでもなく、先日(10月24日)私の地元長岡市の「音楽食堂」http://ongaku.xbs.jp/index2.php というライブも出来て食事も出来るという会場で、朋友 The Yattars(ヤッターズ)とのジョイント・ライブを行ないました。
前売りのみのプレミアム・ライブ?で、テーマは Folk & Rock と。
見に来ていただいた皆様、有難うございました。

1時間の演奏時間をもらいましたので、アンコールを入れて11曲もやってしまいました。
以下、当日のセットリストです。

1.時の魔法
2.学生街の喫茶店
3.イムジン河
4.Tequila Sunrise
5.Desperado
6.翼をください
7.四つ葉のクローバー
8.Doolin-Dalton
9.大きな古時計
10.Take It Easy
11.You Raise Me Up(アンコール)

加藤和彦さんが亡くなったので、3.を急遽入れた次第です。
いろいろ不手際はありましたが、メンバー全員楽しんで演奏が出来、また観客の皆さんにもそこそこ評判が良かったようで安心しました。

今年は12月5日(土)が最後の演奏です。これはわれわれのライブではなく、大人のピアノ研修会?に賛助出演するもので、もう5年以上続いています。今年は「長岡市中之島文化センター」http://www.shiteikanrisha.jp/nakanoshima-bunka/index.html
で開催されます。

ご興味のある方は是非足をお運びください。

2009年7月20日月曜日

新潟ジャズストリート終了す

二日間の新潟ジャズストリート出演が終了しました。

天気予報では曇り~雨程度だったのに、両日とも結構な大雨で、客入りを大いに心配しましたが、両会場とも満席になりほっと胸をなでおろしました。

で、肝心の出来はどうだったかというと・・・「バック演奏はバタバタでバンドマンは大いに自分を恥じたが、フロントボーカルと聴衆および会場提供者には大変受けがよかった」ということのようです。

弱冠29歳の男性メインボーカルとその母親のサイドボーカル(ソロも歌う)というフォーマットでしたが、男性は当初は予想もしなかったほど声が出ていて、張りと甘さを兼ね備えていました。その声だけで聴衆を引き付けられます。天賦の才というやつでしょうか。母親は元プロですからうまいに決まっていますが、あんなバック演奏でも、今まで組んだバンドの中で最高だったと、最上級のお褒めの言葉をもらいました。多分演奏力のことではないと思っていますが。
「歌ものは歌が命」であることは分かっていましたが、それをこれでもか!と思い知らされた二日間でした。

会場入りするまで他の演奏もちらほら聴きましたが、みんなメチャうまい!レベルが高いのですね(と今頃気づいた)。ただコンボ形態の楽器演奏のみだと、全体でテーマを1回やったら各自で数コーラスずつソロを回す、みたいなお決まりコースになりやすいし、楽曲もどうしてもマニアックなものとなる傾向がありますから、飽きさせず聴かせるには相当な実力が必要ということでしょうか。

さあ、これでしばらくジャズはお休みとして、本業?に戻るとしましょう。

2009年7月16日木曜日

本番迫る!

いよいよ新潟ジャズストリート本番が迫ってきました。
昨夜は最終5回目のリハでした。最初はどうなることかと思った即席ジャズバンドも、どうやら形になったようです。例のスコアメーカーで作ったCメロ譜を初見でスラスラ弾いてしまうメチャウマギタリストの参加もあり、音に厚みが出てなかなかいい感じです。風の噂では久保田利伸の初期バンドでギタリストをしていたとか・・
バンマスのキーボーディストは「最後には必ず間に合わせる」というタイプですが、ジャズですからテンションだらけの複雑コードのコピーにはさすがに時間がかかるようで、明日(つまり前日)最後のお願いリハをすることとなりました。
私は長岡市からの参加ですので、会場近くに宿を取り、ベースアンプ・楽器などを台車に乗せてゴロゴロと会場に搬入することになります。雨が降らなければいいのですが・・。
ライブハウスではないので、PA機材も何があるのかさっぱり分からず、直前で往生するかもしれませんが、それも含めて楽しんできたいと思います。

2009年6月17日水曜日

楽曲ほぼ決まる

「新潟ジャズストリート」に向けてのリハが3回終了しました。候補曲は25曲もあったのですが、楽譜の入手困難のものがあり、現在までに練習した曲は以下の通りです。

1)おいしい水、2)カーニバルの朝、3)マイ・ファニー・バレンタイン、4)アントニオの唄、5)我が心のジョージア、6)夜のストレンジャー、7)酒とバラの日々、8)ある愛の詩、9)ホワット・ア・ワンダフル・ワールド、10)サニー、11)明日に架ける橋、12)ペイパー・ムーン、13)オータム・リーブス、14)デスペラード、15)フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン、16)ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ、17)ミスティ、18)青い影。

さらにアカペラで、19)アメイジング・グレース、20)ハッシャバイ。

楽譜が間に合えば、21)シャレード、22)ザ・ローズ、23)マスカレード、といったところです。

ご覧のように、ゴリゴリのジャズナンバーだけでなく、ボサノバ、ポップス、ロック系も織り交ぜて、一般によく知られた楽曲を楽しく演奏しようという姿勢ですね。
まだ曲の構成もしっかり決まっていなかったりしますが、あと数回のリハで何とかなるような気がします。
歌モノは何といっても「ボーカルが命」ですから、しっかりとサポートしたいと思います。

2009年6月4日木曜日

え?ジャズ?


リコーダーは秋までお休みして、本職?のバンド活動に戻りたいと思います。
実は7月18日(土)19日(日)の二日間、新潟市において「新潟ジャズストリート」というイベントがあり、ひょんなことから出演することとなりました。
出演といっても、知人の即席ジャズバンドのベースヘルプです。事情をよく知らないまま、あ、体は空いてますからよござんすよ、なんて安請け合いしたのですが、よく聞いたらジャズのスタンダードナンバーを25曲もやるんだそうで・・・。
これはいけません。ジャズと知っていたら辞退申し上げていたでしょうに・・・。
しかしもう遅い。武士に二言はない?ジャズのベースを人前で弾く機会など今後一生ない?ボーカルは元プロとのことだから、プロのバックを勤めるなどさらに稀有な体験?
もう腹をくくるしかありません。知人はピアノ(キーボード)担当で、ベース(それもウッドベース)が欲しかったというわけですが、そんなもん持ってませんので、エレクトリック・ベースで邪魔にならぬようにルートだけをボソボソ弾いてお茶を濁すしかありません。
日曜日が初めての面談なのですが、全く知らない人とやるのも楽しいかもです。

2009年6月3日水曜日

人前リコーダー演奏

ふわふわバンド生活とは直接関係しませんが、先週の日曜日は生まれて初めて「人前リコーダー演奏」を敢行しました。
新潟市の天寿園という日本庭園と中国庭園がある施設です。そこのホールでやったのですが、「リコーダーアンサンブルの集い」というイベントで、笛の師匠が会長?を務めていて、9グループの合奏があり(アンサンブルなので独奏はない)、その1番目!の演奏でした。
楽曲は以前アップした「テレマンの2本のアルトリコーダーのためのソナタ、ニ短調」です。通奏低音やチェンバロは入らず、師匠とのデュオです。
画像は「スーパー・リコーダー・アンサンブル」という師匠が参加している超絶技巧合奏団?です。左端、ソプラノ・リコーダーを吹いているのが師匠ですね。私が手持ちで撮っているので、自分の画像はありません(泣)。
で、出来はどうだったかというと・・・初めての人前演奏としてはまずまずでした。4楽章の途中からは指が震えたり、息が震えたりと、ちょっと大変でしたが、楽しく演奏できたのでヨシでしょう。
おじさんバンドでも本番はそれなりに緊張するし、何度やってもアガります。でもこの緊張感がたまらないのですね。病みつきになったので、秋(10月18日)も是非出演したいと思っています。

2009年5月14日木曜日

こんなんです

スコアメーカーで作った楽譜です。まぁ使える体裁だと思います。
5線の高さやページあたりの段数、パート数などはいくらでも変更可能で、ここには写っていませんが歌詞も入力可能です。ご覧のようにコードネームも自由に書けますし、基本的なことは何でも出来ます。
DTP の時代ですから、そのまま印刷に回せそうな凝ったソフトもありますが、ワープロと違って汎用性がありませんので、買う人は限られていて、高度なものは10万円以上します。使ったこともありますが、高度すぎて使いこなせませんでした。
Ver.5 になって機能は充実してきましたが、惜しむらくは段毎に小節数を変えられない。体裁上1段を5小節にしたが、音数の少ない所では6小節・7小節詰め込みたい、ということが結構あるものです。また、そのまま最後まで行ったら最後の小節が段の1小節目に来た、なんてこともあるわけで、これを自動調節してくれません。
あと、3連符はありますが、5連符、7連符などの半端なものはサポートしていません。
欲を言えばキリがないわけで、楽譜出版社では今でも最終的な調整は恐らく人が行なっているのだと思います。きれいに見えるかどうかも大事ですが、演奏者側の立場に立って、1括弧と2括弧が分かり易い位置にあるとか、譜めくりが必要な場合はめくりやすいところをページの最後に持ってくるとか、人でなければ微妙な機微が分からないということもあるわけで、これをすべて自動化しようとするのは(今のところ)廉価なソフトでは無理な注文なのでしょう。

2009年5月11日月曜日

楽譜書きソフト

今年のGWは天候に恵まれ遊びに行くには絶好でしたね。我が家は遠出せず、近場の公園などに犬を連れて出掛けたくらいでした。
画像は10日(日)に行った「越後丘陵公園」という国立の公園です。ここでバーベキューをしました。

さて、おじさんバンドは今年の活動を始めました。この13年間(1996-2008)いろいろやってきましたが、今年は「原点に帰る・初心に戻る」をテーマとして「エレキギター・ベース、キーボードは使わずに、フル・アコースティックで行く」ことにしました。ブルースハープ、メロディオンはアコースティックなのでアリです(笑)。
で、ガロの楽曲も数曲やることにしたのですが、こんな古いバンドのスコアはもちろんありません。
今までも耳コピーしてわれわれなりにアレンジして演奏してきました。毎回同じではつまらないのでその年のバージョンということになりますが、いくら体に染み付いているとは言え、楽譜はあったほうが便利です。というわけで、F.F.F.バージョンを楽譜に起こしファイル保存することにしました。こうすればメンバーとも共有できるし、再アレンジする時の基本とできます。

さてそうなると、PC対応した楽譜書きソフトが必要となります。
私は楽譜を書くこと自体が好きでしたので、今までにいろんなソフトを試しましたが、現用ソフトはカワイから出ている「スコアメーカーVer.5」というものです。PCソフトですから、もちろん書いた楽譜を演奏させることも出来ます。編曲する時にこの機能は大変便利で、こうしたらどういう感じになる・ああしたらどういう響きになる、などがその場で確認できるわけです。

次回はその楽譜をアップしてみます。.stdとかいう特殊なファイルですので、もちろんソフトがなければ読み書きできません。またデジカメ画像ですね。

2009年4月7日火曜日

斑鳩の里


ふわふわバンド生活とは無縁の話ですが、先日京都へ出張の折に斑鳩の里を訪れました。
法隆寺は以前行ったことがあるのですが、中宮寺、法輪寺、法起寺をどうしても訪れたくて時間を作りました。画像は法輪寺から中宮寺に続く歩行者・自転車専用道から見た斑鳩の里です。遠くに見える塔は法輪寺三重塔です。悪く言えば大田舎ですが、良く言えば俗化せずに古代に思いを馳せることのできる、まさに里です。
桜満開の時期で、法隆寺は修学旅行生徒でごった返していましたが、法輪寺、法起寺は全く閑静そのもので、ゆっくりと見学できました。法輪寺には私の崇拝する歌人にして書家、会津八一の歌碑もあります。
翌日は桜の名所、醍醐寺に行ったのですが、これはもう大変!メチャクチャな人出で、地下鉄醍醐駅から醍醐寺まで狭い道を徒歩の人が溢れており、自家用車もどっと押し寄せ、私の乗ったバスは寺までもうすぐだというのに二進も三進もいきません。
確かに境内の枝垂桜はそれはそれは見事なものでしたが、国宝仏を初めとした国宝の数々をじっくりと観るなど到底無理で、これは後日、オフシーズンに行くしかありません。世界遺産だからいつ行ってもそれなりに混んでいるとは思いますが。

2009年3月10日火曜日

こんなんです


一昨日は師匠宅でいつものリコーダーレッスンでした。
5月に人前演奏する曲が決まりましたので、その練習です。テレマン(G.P.Telemann)は一般にはあまり知られていませんが、バッハ(J.S.Bach)の生きていた頃はバッハより人気があったという話も。
家族で演奏できるような室内楽をたくさん作り、これが当時の一般家庭に受けたのでしょう。
画面が小さくよく見えないかもしれませんが、SONATA IN D MINOR for two treble recorders と書いてあります。「2本のアルトリコーダーのためのソナタニ短調」ということで、チェンバロや通奏低音楽器なしで演奏する曲なのですね。
楽譜は第1楽章のサワリで、Largo ですからゆっくりとした穏やかな曲です。2楽章と4楽章が Vivace と Allegro で速く、これを正確に吹けるよう一生懸命に練習したのですが・・結果は緩徐な3楽章 (Adagio) の出来が悪く、いろいろと注意を受けました。フレージングを聴かせるところなのに、まるで1拍ずつのビートを感じてしまうと。音符の長さを正確に演奏することは緩徐な曲ではさほど重要でなく、叙情的に歌うことが大事なんですね。
ギターも速弾きは一生懸命に練習しますが、指の鍛錬にはなっても音楽性とはまた別ものですよね。スポーツ競技じゃないんだから、あるいは大道芸じゃないんだから、速きゃいいってもんではないと。むしろ緩徐なフレーズの方に音楽性が具現しやすいのかもしれません。

2009年2月13日金曜日

師匠と共演

またまた更新をサボりまくっていました。
冬の間はネタが乏しくて寂しいかぎりです。
月一回のリコーダーレッスンは先日3回目が終了しました。この時は何と奥様の生チェンバロ伴奏付きで、それはそれは天にも昇るような気持ちよさでした。
リコーダーは手軽に入っていけるので、愛好者は多いと思われますが、本物のチェンバロ伴奏で演奏できる環境にいる人はごくわずかでしょう。
何でも見れる you tube でもチェンバロやビオラ・ダ・ガンバ(チェロの前身のようなバロック弦楽器)、リュート(ギターの前身のような中世の楽器)などと一緒に演奏しているアマチュアは少数です。
で、レッスンだけ受けていても発表の場がないと張り合いがありませんので、ついに5月に師匠とデュオで新潟市で人前演奏することになりました。新潟リコーダーアンサンブル協会?みたいなところの主催で、アマチュア演奏家の合同演奏会のようなものらしい。
テレマンのリコーダー2重奏用のソナタ(ニ短調)です。教会ソナタ形式で緩急緩急の4楽章ですが、この急がえらく速い。音は飛ぶし難しいのですが、目標が出来て練習にも気合が入ろうというものです。あまりにも実力の差がありすぎる二人ですが、バンドと一緒で楽しく演奏出来ればいいな、と・・

2009年1月5日月曜日

明けまして


いやはや、更新をサボりまくってしまいましたが、拙ブログをご覧の皆様、遅まきながら「明けましておめでとうございます」。

憑りつかれたように製作に励んでいたアンプ作りも一段落し、雪のためゴルフも出来ず、バンド活動は春までお預けですから、することがない?
というわけで前回紹介した、リコーダーの練習をシコシコしております。

画像はヤフオクで入手した木製のアルト・リコーダーです。ジョイント部に本物の象牙が使われており、今はワシントン条約によって輸出入禁止ですから、このモデルは製造元も作っていません。
材質は黄楊(ツゲ)で、モダンピッチ(A=440Hz)。ほとんど新品同様で、音も満足でしたので、自分への冬のボーナスということで良い買い物でした。

これまでのヤマハのプラスティックも音が出し易く、コストパフォーマンス抜群だと思っていたのですが、かみさんに言わせるとやはり鳴りが違うと。遠鳴りするようです。また、不思議なことに穴をたくさん押さえない(塞がない)音のピッチが安定しています(通常の楽器だとその辺の音は息の強さによってかなりピッチが上下する)。
新年レッスンに伺った師匠宅のバロックピッチ(A=415Hz)の笛はさらに音抜けがよく、ピッチが安定していました。
ギターでもそうですが、一旦良い楽器を経験してしまうと後に戻れませんね。