スコアメーカーで作った楽譜です。まぁ使える体裁だと思います。
5線の高さやページあたりの段数、パート数などはいくらでも変更可能で、ここには写っていませんが歌詞も入力可能です。ご覧のようにコードネームも自由に書けますし、基本的なことは何でも出来ます。
DTP の時代ですから、そのまま印刷に回せそうな凝ったソフトもありますが、ワープロと違って汎用性がありませんので、買う人は限られていて、高度なものは10万円以上します。使ったこともありますが、高度すぎて使いこなせませんでした。
Ver.5 になって機能は充実してきましたが、惜しむらくは段毎に小節数を変えられない。体裁上1段を5小節にしたが、音数の少ない所では6小節・7小節詰め込みたい、ということが結構あるものです。また、そのまま最後まで行ったら最後の小節が段の1小節目に来た、なんてこともあるわけで、これを自動調節してくれません。
あと、3連符はありますが、5連符、7連符などの半端なものはサポートしていません。
欲を言えばキリがないわけで、楽譜出版社では今でも最終的な調整は恐らく人が行なっているのだと思います。きれいに見えるかどうかも大事ですが、演奏者側の立場に立って、1括弧と2括弧が分かり易い位置にあるとか、譜めくりが必要な場合はめくりやすいところをページの最後に持ってくるとか、人でなければ微妙な機微が分からないということもあるわけで、これをすべて自動化しようとするのは(今のところ)廉価なソフトでは無理な注文なのでしょう。
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