2009年7月20日月曜日

新潟ジャズストリート終了す

二日間の新潟ジャズストリート出演が終了しました。

天気予報では曇り~雨程度だったのに、両日とも結構な大雨で、客入りを大いに心配しましたが、両会場とも満席になりほっと胸をなでおろしました。

で、肝心の出来はどうだったかというと・・・「バック演奏はバタバタでバンドマンは大いに自分を恥じたが、フロントボーカルと聴衆および会場提供者には大変受けがよかった」ということのようです。

弱冠29歳の男性メインボーカルとその母親のサイドボーカル(ソロも歌う)というフォーマットでしたが、男性は当初は予想もしなかったほど声が出ていて、張りと甘さを兼ね備えていました。その声だけで聴衆を引き付けられます。天賦の才というやつでしょうか。母親は元プロですからうまいに決まっていますが、あんなバック演奏でも、今まで組んだバンドの中で最高だったと、最上級のお褒めの言葉をもらいました。多分演奏力のことではないと思っていますが。
「歌ものは歌が命」であることは分かっていましたが、それをこれでもか!と思い知らされた二日間でした。

会場入りするまで他の演奏もちらほら聴きましたが、みんなメチャうまい!レベルが高いのですね(と今頃気づいた)。ただコンボ形態の楽器演奏のみだと、全体でテーマを1回やったら各自で数コーラスずつソロを回す、みたいなお決まりコースになりやすいし、楽曲もどうしてもマニアックなものとなる傾向がありますから、飽きさせず聴かせるには相当な実力が必要ということでしょうか。

さあ、これでしばらくジャズはお休みとして、本業?に戻るとしましょう。

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