2022年2月28日月曜日

リッケンバッカーは馬群に沈み、ダイアトニックは鮮やかに勝ち、Ortega を買った

土曜日の中山 11R 幕張ステークスに出場した「リッケンバッカー」は相当人気しましたが6着に敗れました。単勝と馬連をここから買っていた私は撃沈です(泣)。

しかし、日曜の阪神 11R 阪急杯では「10 ダイアトニック」が人気に応えて勝ち、ヒモには「1 トゥラヴェスーラ」が入って、単勝 10 は 530 円、馬連 1-10 は 3,090 円つきました。かみさんは単勝を、私は馬連を当てて大笑いと。

で、少し前から物色していたエレガットです。Taylor ES32 ce という機種が格安で出品されていて入札したのですが、締め切り直前に高値更新されて落札できず。まあ、縁がなかったということでしょう。

その時のために、某楽器店で試奏した YAMAHA CTX 5 というエレガットを取り置きしてもらっていたのですが、 160K 以上と高価で少しためらっていたのね。そしたらひょんなことで目に留まった Ortega というドイツ・メーカーのエレガット。

これ、トップがスプルース単板、サイド・バックはストライプ・エボニーです。肘が当たるところはコンター仕様になっていて、ナット幅は 48 mm、薄めのボディ厚で取り回しが良さそう。アンダーサドルのピエゾもあまりピエゾっぽくなくてリバーブ感もあっていい感じ。

解説・演奏動画を見て、即落札しました。定価 120K 円ほどだからそんなに高価でもない。これを 100K 円以下で購入しました。もちろん新品です。

https://www.youtube.com/watch?v=A0DYZ6qgwj4&t=884s

指板がフラットと書いているのがちょっと引っ掛かるところですが、ガットギターなのでそういうものなのだと思って弾くしかない。すぐに慣れるでしょう。




2022年2月22日火曜日

そうは問屋が卸さない、フェブラリー・ステークス

 今年最初の G1 レースである「フェブラリー・ステークス」。東京競馬場、4歳上、ダート 1600 m の砂の王者決定戦です。そもそもダートの G1 が少ない。このレースとチャンピオンズカップのみでしょうか。

で、私は昨年の優勝馬 6 カフェファラオは外せないと考えて、6 と 13 ソリストサンダーから5頭に流したのでした。ソダシは砂2回目の挑戦で調子は良さそうでしたが、相手が揃ったここではさすがに勝てないのでは?と思い、ヒモに入れました。

結果はご存知のように 6 が差し切って勝ち、ヒモには 15 テイエムサウスダンが入り、馬連 6-15 は 2,640 円の配当に。6 が来た時にはいただいたぜ!と思ったのですが、あれ?15 は買ってないんですけど・・・

まあ、こんなもんです。因みにかみさんはいつも通り単勝 2, 10, 枠連 1-1, 1-7, 7-7 なので二人で討ち死にと。

これでギター類はしばらく購入を控えざるを得なくなった? いえいえ、ストラト系は2本、レスポール系も2本、フルアコ2本、セミアコ2本、さらに Rickenbacker と PRS、Gretsch 6120(修理中)と Silver Jet があるので、もう何もいらないようですが、先日息子が FGN Telecaster Model を持って行ったので、テレキャスターがない。

Tele に関しては Fender USA のモダン仕様(コンター付き6連サドル)と FGN のクラシック仕様(但しサドルは6連)を持っていたのですが、なぜかどちらも息子のところにあります(笑)。

今欲しいのは G&L 社の ASAT というモデルで、Leo Fender が最後に立ち上げたメーカーですね。比較的安価で仕上げの良い感じがします。まあ、と言っても Made In USA なので日本製に比べれば雑な面もあるのでしょうが。

それか、Martinez というドイツのメーカーが作っているエレアコ。これは私が崇拝する横田明起男氏が使っていて、サウンドホールが独特な形をしています。1弦側のフレットが 24 まで打たれていて、カッタウェイ付きなので高音部が弾きやすそう。

彼のは注文仕様なのでしょうが、通常モデルは中国製のようです。従って比較的安価で販売されています。YAMAHA Pacifica だってインドネシア製ですが、作りは実に良い。Ibanez のフルアコも中華製だが、何の問題もない。

Godin のエレアコは気に入っていますが、さすがに生音はあの薄い筐体では倍音豊かに鳴り響くというわけにはいかない。エレガットなんだからそれでいいんだと言えばその通りなんだけど、部屋でポロポロ弾くときにもそれなりのサステインや倍音感が欲しいじゃないですか。Martinez のは側板に奏者用のサウンドホールが開けてあって、これが奏者に得も言われぬ出音を提供してる模様。

ま、もう少し競馬の状況を見てからかな?




2022年2月14日月曜日

かみさんが競馬で大儲け!

昨日は東京競馬場では共同通信杯 G3 が、阪神競馬場では京都記念 G2 が行われました。

共同通信杯は3歳オープンだし、京都記念は4歳上・オープンです。前者はクラシック戦線へのステップアップ・レースですね。昨年はわれらがエフフォーリアが勝ちました。

で、いつものようにあたしゃパラパラと 2,000 円くらい買ったのですが、960 円しか回収できずに約 1,000 円の負けと。

し、しかーし、かみさんはセキセイインコが家に来る前は「ナナ」という名前の犬しかいなかったので、ひたすら7番単勝と枠の 7-7 を買い続けていたのですが、インコは「キッピ―」という名前になったので、最近は1と 10 も買います(その根拠は不明)。

さて、京都記念ではあっと驚く 11 アフリカンゴールドが勝って、ヒモには 1 タガノディアマンテが入ったので、馬連 1-11 は 37,320 円の万馬券となりました。これ、枠でいうと 1-7 です。8,860 円つきました。おめでとうございます!

で、共同通信杯では 10 ダノンベルーガが勝って、ヒモは 5 ジオグリフ。これは結構人気サイドで単勝 10 番は 390 円、馬連の 5-10 は 960 円の配当でした。

つまりかみさんはこの単勝も当てたということで、トータル 9,250 円の収入となりました。馬券はそれぞれ 100 円しか買わず、これは私が投資しているので、負けても損はしない仕組みです。近所の回転ずし(そこそこ美味しい)をテイクアウトして豪華な?寿司を食しましたとさ。

え、わたしはどうだったかって?そりゃあ負けましたとも。京都記念は 2 マリアエレーナから 8 頭へ流したし、共同通信杯は 2 と 5 から 6 頭流しで、1,200 円投資して 2-10 は獲ったが 960 円しかつきませんでしたからね。

このレース前にかみさんとスピルバーグが監督した「Westside Story」を観に行ったのです。初版の Westside Story も良かったけど、今回のも素晴らしかった。何たって音楽が抜群です。 Leonard Bernstein ですからね、作曲が。

こういう映画を観ると米国のショー・ビジネスの奥深さを実感しますよね。歌って踊れて演技も抜群、カメラアングルを含めてスピルバーグの撮り方など、なかなか日本では真似できない世界のような気がします。で、マリアがつく 2 を買ったというわけです。



2022年2月7日月曜日

輸送中に剥脱したピックアップ





えーと、つい出来心で落札してしまった Eastman AR810-CE です。
ジャズギターをちょっと本格的にやりたいなら、Gibson ES-175 とか L-4, L-5 あたりを入手するのが王道なのでしょうが、どうも私はへそ曲がりなところがあって、ES-335 の代わりに Seventy Seven Exrubato を使ったり、ES-175 の代わりに Godin 5th Avenue が欲しかったりします。

Eastman はご存知の方も多いでしょうが、ヴァイオリン属(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど)も作っているメーカーで、当然ヴァイオリン属は単板で作るわけです。
Gibson の箱ものは現場でハウらないように、わざとメイプル合板にして箱自体が鳴らないようにしたりしています。

私は趣味で弾いているだけなので、そんな大音量の現場には行かないに違いない。だったらハウる危険はあっても単板の生鳴りを楽しんだ方がいいんじゃね? という見解です。

で、画像の Eastman AR810-CE を落札したのですが、本日届いて中を見ると木製のピックガードに直接固定されていたピックアップが剥脱しているではありませんか。
軽量で丈夫なハードケースをギター運搬用の段ボールに入れ、新聞紙やプチプチで厳重に包装されれいましたが、運送中の振動で剥脱したのですね。

よく見るとピックアップから横に伸びた木製の舌をピックガードの裏側にザグってある溝に直接接着剤で接着する構造のようです。
これなら自分でアロンアルファで接着するだけですから簡単でしょう。

オール単板なので予想通り生鳴りがすごいですよ。1 Vol./1 Tone はピックガードの裏に隠れていて、演奏中の誤操作防止に役立っているか?
弦は定番のフラット・ワウンド張ってありました。
まだアンプを通していませんが、今のところは大満足です。






 

2022年2月4日金曜日

ギター教則本って使いますか?

 これまでギター教則本は何冊か買って読みましたが、最初から最後までやりつくしたというものはありません。ほとんどの人がそうなのではないでしょうか?

でも、それでいいと私は思っています。こつこつとすべてをマスターしようという意気込みはいいが、往々にして最後のほうは難易度が高くてとても追いつけないものが多いような気がします。

1か月でマスターするジャズギターなんてのはそもそも無理でしょう。その点、「3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法(宇田大志氏著)」は今でも時々リファレンスとして使用しています。コード・トーン・ハーモナイズのところが特に良い。ソロ・ギターを弾きたい人には必須の科目ですが、なかなか難しい。

最近買った本の中では岡弘二氏の「はじめてのジャズ・ギター」がお気に入りです。理論的なことは大体わかっていますが復習になるし、取り上げている曲が超定番のスタンダードで、付録のコード譜も便利そう。これなら半年で制覇できそうです。

ジャズを志す人ならだれでも使っている黒本(ジャズ・スタンダード・バイブル)はCメロ譜なので、これを見ながらバッキングをしたりソロを取ったりするときにパッと弾けるかが勝負ですからね。

テンション・ノートとアボイド・ノート、アベイラブル・スケールなどの知識がなければアウトが続いたり、逆にトライアドだけでつまらなくなったりするでしょう。わざとアウトなフレーズでメンバーを驚かすとか、おいおいどこに行くんだい?と思わせて最後はきちんとトニックに帰ってくるとか。

まあ、ジャズに限らず音楽は自由であるべきなので、何をやっても命を取られることはありません。変な音を出しても次の瞬間には過ぎ去っているので、聴衆もおや?と一瞬思うだけで、石をぶつけられることもありません。

アマチュアが演奏する音楽はコピーが多いので、有名曲だと誰もが知っていて、あ、そこのフレーズちょっと違うんだよなあとか、おっとそこのリズムはそうじゃないよとか言われますが、デッド・コピーをどれくらい完璧にできるかで勝負するのはビートルズ・ナンバーくらいでしょう。プロのコピー・バンド大会があるくらいですからね。

最初からわれわれ用にアレンジしたカバーですと断って演奏すればよろしい。でも演奏が素晴らしければそんなことをわざわざ断る必要もなくて、十分に人の心を打つでしょう。