2020年10月29日木曜日

菊花賞はトリガミ、次は天皇賞(秋)

まさか1年のうちに無敗のクラシック3冠馬が2頭誕生するとは・・・

はい、コントレールです。最後はアリストテレスに猛追されて危ないかと思ったけど、アタマ差で優勝。参考ながらもっと僅差だとハナ差で、写真判定でも同時だと同着となります。因みにこれ、競輪だと最小差はタイヤ差となります。

史上3頭目の無敗3冠馬です。え、あとの2頭は誰だって?

そりゃあ昭和時代に一世を風靡したシンボリルドルフとコントレールの父親であるディープインパクトです。 

で、私は AB-XYZ 方式で馬連 14 点買いして、配当は 910 円で見事にトリガミとなったと。まあ 1,400 円が 910 円になって返ってきたということで、十分に興奮して楽しませてもらったので 490 円は JRA に預金したということで。

さあ、次は天皇賞(秋)ですよ。芝 3,000 m の戦い。

満を持してアーモンドアイが出場します。これは逆らえないような気がする。毎回出場するたびに買っていましたが、結構トリガミになったりして大儲けした記憶がありません。キセキも出場しますが6歳だからねえ。あたしゃ次男坊なのでジナンボウから流してみようかな。来れば高配当になります、きっと。




2020年10月23日金曜日

秋華賞は撃沈、明後日は菊花賞!

 「デアリングタクト」が史上初の無敗牝馬クラシック3冠なるか?が注目されていた秋華賞。

同馬はあっと驚く大偉業を成し遂げました。史上初ですからね。

これまでも牝馬クラシック3冠馬はいましたが、無敗で3冠となった馬はいません。クラシックは3歳限定なので、馬の一生で1回しか取ることができません。

牝馬限定クラシックは「桜花賞」「オークス」「秋華賞」の3レースです。

対して牡馬では「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」です。あ、もちろん牝馬も出場できるんですけど。

というわけで週末は今年度最後のクラシックレースである「菊花賞」が開催されます。注目は「コントレイル」ですね。これまた無敗(5戦5勝)でここまで来ました。30年も続くデフレで給料はまったく上がらぬ庶民にとって、同馬が3冠になるのはささやかな夢をみせてくれるもの?

秋華賞で3番「マルターズディオサ」から全通りの馬連で勝負した私は撃沈したわけですが、菊花賞はどうしようかなあ。1年で史上初の3冠馬が2頭出るのはさすがにないんじゃないか? いやいや調教状況を見ても死角が見つからない同馬を外したんじゃまた痛い目に遭うぜ、などと千々に心は乱れるのでした。




2020年10月20日火曜日

音律についての物理学(2)

このウルフを 12 半音階に均等に割り振ったものが平均律です。つまり平均律の完全 5 度や完全 4 度はどれ一つとして純正 5 度や純正 4 度ではありません。

5 度や 4 度のずれは比較的軽微で聴感上ひどく唸ったりはしませんが、長 3 度は誰が聞いても分かるくらいずれています。ギターの 4 フレットハーモニクスが開放弦から見た純正の長 3 度ですが、チューナーでこの音を見るとひどく低い。

しかしこの低い長 3 度と開放弦を一緒に鳴らすと(それは1本の弦では無理なので適宜工夫して)純正長3度の響きが得られて、これはとても良く響きます。合唱などではこの純正長 3 度でハモるのでピアノの長 3 度とは世界が違います。

金管楽器は基本的に純正の倍音を使っているので(C, C, G, C, E, G, Bb, C, D, E, F#というように)フィンランディアの金管合奏はほとんど純正律の和音が響いてとても気持ちよい。

チューナーが純正長 3 度を低く表示するのは、チューナー自体が平均律で内部計算されているからです。そうでないとすべての調で良く響く調律が出来ませんので。

物理的にはオクターブは周波数が 2 倍になるので、この間を 12 等分すれば平均律の半音階が得られるような気がしますが、そうではない。音程の感覚は五感すべての感覚がそうであるように、等差数列ではなく等比数列的(級数的)ですので、12 root 2 で割らなければならない。440 Hz X 12√2 が A# (Bb) の音の周波数です。これをまた 12√2 倍すると B 音の周波数が得られます。これを 12 回繰り返すと、めでたく 440 x 2 = 880 Hz の1オクターブ上の 880 Hz が得られます。

J. S. Bach の「12平均律クラビーア変奏曲」と呼ばれている有名な曲のタイトルは、英語で表記すれば "Well Tempered" で、別に平均律ではありません。誤訳ですね。

「良く調律された」という意味なので、平均律で弾く必要はありません。キルンベルガー2法とかベルクマイスターとか、当時非常に「良く調律された」と評価された調律法で演奏すればよろしい。

そのような調律で演奏すると、良く響く調と暗い響きとなる調が出現して、それが調性感として現れることとなる。イ短調とヘ短調は響きが違ってくるということで、それが良いとも言える。

長くなるので今回はこの辺で。




 

2020年10月17日土曜日

音律についての物理学(1)

 ずいぶん昔に(まだ「続ふわふわ・・」ではなく「ふわふわ・・」だった頃)音律について何回か書いたことがありました。

「羊と鋼の森」という調律師の話が本屋大賞かなんかに選ばれて、調律師の仕事が小説風に紹介されていましたが、簡単に言うとピアノの調律師は単にピアノの音程を調律している訳ではない。

ピアノ全体の調整にはハンマーの柔らかさ(硬さ)やキーアクションの調節など多岐にわたっており、車の車検に例えれば単にエンジンの調整だけでなく、ブレーキパッドの減り具合、エンジンオイルの状態、各種ライトの点灯状態や、タイヤの溝の残り具合など総合的に点検しているわけです。

で、音程の調律についてはまずは音程というのはどのような仕組みになっているのかを知らねばなりません。

今は平均律で調律されることがほとんどですが、バッハ以前には平均律という概念がなかった。え?どういうこと?

A=440 Hz で合わせたとして、オクターブはその整数倍で問題ない。880, 1960, 3920 Hzとなります。 低音側は 440, 220, 110, 55 Hz です。

ピタゴラスはギターの弦を張ったような装置を使って、オクターブ上は弦長が 1/2 となり、そのまたオクターブ上は弦長が 1/4 になることを発見しました。 ギタリストならすぐに納得できますよね。12 Fr ハーモニクスはオクターブ上の音になるし、5 Fr ハーモニクスは2オクターブ上の音になりますから。12 Fr は弦長がちょうど 1/2 だし、5 Fr はその半分ですからね。

問題は5度上の E 音はどうなるかです。

え? そんなん 7 Fr のハーモニクスまたは押弦に決まってるじゃん、と即答したあなたは素晴らしいギタリストですが、実は 7 Fr ハーモニクスで出てくる音は「純正5度」と呼ばれる音で、正確には平均律の5度とはわずかにずれているのです。

そんな馬鹿な! と思われるかも知れませんが、それでは次のような話はどうでしょう。

ドからオクターブ上のドまでの12半音階を作るにはどうしたらよいか? そりゃあ C を決めた後で、5度ずつ音を重ねていく。 C - G - D - A - E - B - F# - C# - G# - D# - A# - F - C (適宜オクターブ下げて1オクターブ内に収まるようにする)で出来上がりと。

はい、正解と言いたいところですが、なんとこの方法では最後の C は最初の C のオクターブ上にはならないのです。純正5度を積み重ねていくとこういうことになります。

びっくりしますが、そういう風にできている。神のいたずらでしょうか。

言葉を換えるとオクターブ上の C を最初の C のちょうど2倍の周波数に合わせておくと、最後の F - C は純正5度にならない。超うなって気持ち悪い響きになります。これをウルフと言う。

話が長くなるので数回に分けて解説しようと思います。




 


2020年10月15日木曜日

SyncRoom は素晴らしいが注意も必要

 毎日王冠はトリガミ、京都新聞杯は撃沈でした(泣)。

まあ仕方ない。

次回はいよいよ3歳牝馬クラシック第3弾「秋華賞 G1」です。

桜花賞、オークスの2冠馬「デアリングタクト」が無敗の3冠馬となるかどうかに注目が集まっています(4戦4勝です)。

ディープインパクト、キズナ、オルフェーブルなど超良血馬の中にあって、エピファネイア産駒はデアリングタクトとムジカの2頭です。

ムジカは前回万馬券を取らせてもらった馬ですのでまた応援したくなるが、今回は相手も揃いました。どこまで粘れるか?

いつも中穴狙いなのですが、ムジカとミヤマザクラから流せば相当の配当になるのではないか? 万馬券とまでは行かなくても 5,000 円はつきそうな気がする。

本当はね、オルフェーブル産駒が好きなのですよ。もう気まぐれで、来るときは圧勝するが、負けるときは何ともあっけない。この辺を絡めて 20 点買いくらいかな。

さて、ヤマハさんの SyncRoom シンクルームですが、メンバーで実験をしたところ、一応同時セッションはできたが、わたしの自室 Wifi 環境が悪くて音切れします。光回線からのルーターと PC は有線でつなげということのようです。

それ、私の場合は難しい。ルーターは(というか光回線の入出力タップは)1階にあり、自室は2階ですから。有線 LAN ケーブルを引き回すのはあまり現実的ではない。

ということで、現在いろいろと模索中です。音の出せる部屋まで壁に穴を開けてLAN ケーブルを引き回すというのが良さそうですが、本当に有線にしたら音切れなく音質も望むようになるのか?

何でもやってみなきゃ分からないので、何でもやってみますとも。




2020年10月7日水曜日

秋の G1 始まる

 JRA 中央競馬はまだ無観客ではありますが、粛々と敢行されています。

秋の G1 シリーズが開幕しました。緒戦は中山競馬場でスプリンターズステークス。

ミスターメロディ、ダイアトニックという馬が出走しており、よほどここから買おうかと思いましたが、G1 だけあって強い馬が揃っており、どう考えても買い目が決まらなかったので、某スポーツ新聞の AI 診断に乗りました。軸は 1 番人気のグランアレグリアね。

で、結果はというと、グランアレグリアの鬼脚爆発。直線最後の鬼のような差し脚が決まり圧勝。ヒモには 3 番人気のダノンスマッシュが残り、馬連 3-10 は 530 円しかつきませんでした。

あたしゃ 7 点買いしたので、トリガミ(収支赤字)でした。ま、いいさ。当たらなかったわけじゃないんだから。前日の貯えが 4,000 円くらいあったし。

さあ、今週末は G1 ではないが、毎日王冠、京都大賞典が開催されます。このところ調子が良いのでここは一気に 100 万円を目指すぞ。

そうそう、埼玉在住のメンバーはなかなか新潟県には来られないので、ヤマハさんのシンクルーム (SyncRoom) をわれわれも導入することになりました。同じ空気は吸えないけど、遅延もほとんどなく、遠隔セッションができるようです。無料なのでヤマハさんも大盤振る舞いしましたね。

DAW と違って 1曲6分の時間制限があるようですが、一発録りなので十分ですよね。準備が必要ですが、ZOOM なんかと同じようなシステムのようです。準備ったって単にアプリをダウンロードしてインストールするだけ。あとは部屋に入室してセッションし、終わったら退出すると。

武漢コロナのせいでこの手の遠隔会議、遠隔セッションのようなアプリが大盛況となりましたね。





2020年10月1日木曜日

宅リハ3回目

 去る 9/27 に拙宅のレッスンルームで「ささまる」3回目のリハを行いました。

いつものように 10:00 - 17:00 というハードスケジュールです。

前回のミックスしたリハ音源を聞きながらの練習効果は抜群で、大分形になってきました。

私がボーカルを取る "Tears In Heaven" はベースが難しい。 本家は(ライブ版)泣く子も黙る Nathan East が箱型のフレットレスを弾いています。 これにより独特なグリッサンドとハンマリング・オン、プリング・オフ感が出ています。

普通のアマチュア・ベーシストはフレットレスは敷居が高くて持っている人も少ない。 ピッチが安定しませんからね。 超低域になるとピッチ感が取りにくくなり、多少ずれても分かりにくくなりますが、これ、ピッタリのピッチとずれたピッチではアンサンブルとしての音源の完成度がダンチです。

アップライト・ベースを含めてバイオリン属の楽器を弾く人はすごいなあと思います。 まあ小さい頃からやっていないと大変だというのはその辺にも理由があるのではないか?などと思った次第です。