2020年5月25日月曜日

オークスは獲ったが

昨日牝馬限定クラシックの第2戦、オークスが東京競馬場で開催されました。
前回はトリガミ(馬券は当たったが収支割れ)だったので、気合を入れましたとも。
出来心で落札してしまった全段差動アンプの支払いもあったし。

で、桜花賞を無敗で勝った「デアリングタクト」は調子も良さそうで、死角がない?
でも単勝オッズ 1.6 倍じゃねえ。
百万円突っ込むなら別だけど、せいぜい 3,000 円くらいしか買わない私にとっては妙味がない。

というわけで、7番人気「ウインマリリン」からの馬連をパラパラと7点、これを含めた3連複を10点の17点買いで勝負。
かみさんは馬の顔が気に入ったといって「ウインマリリン」を含めて複勝3点に馬連を2点の5点買い。

結果はご存知でしょうが、4コーナーではとても届かないと思われた「デアリングタクト」が最後に足を伸ばして鮮やかな差し切り勝ち。
おおー、すげえ。
無敗のオークス馬の誕生です。

馬連 4-16 は人気すると思って厚めに買っていたので回収率約 200% となりました。
かみさんも 16 の複勝 420 円を無事にゲット。
目出度しめでたし。

んー、でも全段差動アンプの購入金には及ばないなあ。
ここはこの勢いで日本ダービーを勝ち切らねばなりません。

「コントレイル」でしょうかね。



2020年5月21日木曜日

もう1台の真空管アンプがやってきた




6L6GC Single Amp に続いて、つい出来心で 16LU8 という昔のテレビで垂直同期とオーディオ増幅を同時に行う3極・5極複合管を使った全段差動式プッシュプル・アンプを落札してしまいました。

16LU8 ? 聞いたこともないなあ。
前段はポピュラーな 6FQ7 です。
手に持って比べてみると・・・高さは 6FQ7 とほぼ同じですが、極太で足は何と12本あります。
球自体は高価なものではなく、ソケットのほうが高いなどとレポートされています(笑)。

まあこういう誰も見向きもしないような球を見つけて全段差動で鳴らしてみるというのが、アンプビルダーの醍醐味というか面目躍如なんでしょうね。

で、早速両者を聴き比べてみました。
出力は 2W と 5W ということになっていますが、聴感上ほとんど差はありません。
どちらもボリュームは12時くらいでちょうどよい。

出音ですが、これは完全な私見(好み)となりますが・・・
6L6 Single の5極管接続はさすが Single というか、素直だが説得力のある聴きやすい音です。
低音も私の環境では十分に出ており大満足。
ま、敢えて欠点を探すとしたらやや荒々しい感じも無きにしも非ず。
でもその感じが好きです。

対して 16LU8 全段差動 PP は非常に繊細にして迫力もある。
低音の出方は 6L6 Single とあまり差は感じませんでした。
綺麗な音ではあるのですが、なんか薄いベールに包まれているような感じがします。

どちらかというと 6L6 Single に軍配が上がるかな、私の場合は。

因みに試聴環境は
PC (Foober 2000) → Steinberg UR-RT2 → Tube Amp → JBL Tall Boy Type Speakers
です。

ま、どちらも捨てがたい良さがあるので、数時間も BGM で小音量で鳴らすなら 16LU8 PP で、1時間くらい集中して音楽を聴くときには 6L6 Single で聴こうかと考えています。


2020年5月14日木曜日

真空管アンプがやって来た




オークションで落札した 6L6GC Single Amp がやって来ました。

DAW 用のデスクに無理やり設置。
おお、何と雑然とした汚いデスクでしょう(笑)。

ケーブル類が酷い。
週末にデスクの下にすべて隠してすっきりとさせる予定です。

何たってノート PC が2台(1台は音楽専用)、オーディオ・インターフェイスが2台、パワード・スピーカーが2組、パッシブ・スピーカーが2組(うち1組は写っていない:JBL のトールボーイ型がデスクの両端に無理やり設置されています)。

今は Note PC → UR-RT2 → 6L6GC Tube Amp → JBL Tallboy Passive Speaker と接続されていますが、スピーカー・セレクタで BOSE 101 と聴き比べが出来るように配線する予定です。

さらに、管球アンプを1台自作して 6L6 Single との聴き比べも出来るようにする予定です。

前にも書きましたが、この 6L6 Single は5結と3結をスイッチで切り替えられるようになっていて、実際にやってみましたが、3結では出力が 1W + 1W で、さすがにパワー不足です。ボリュームはフルテンです。
5結でもシングルの良さは失われておらず、2W + 2W ですが、ボリュームは12時でちょうど良い。
これで行くことにしました。

因みにちらっと写っているギターは Martin D-18 (1976) で、トラスロッドが入っていない頃のもの。
よってネックは極太で、最初かなり違和感がありましたが、慣れれば「うん、このネックの鳴りだよなあ」となります。


2020年5月9日土曜日

6L6 Single Amp を落札



NHK マイルカップは明日開催されますが、その結果を待たずに標記を落札してしまいました。
オークションには期限がありますのでね。

6L6GC というのはギターアンプにもよく使われているビーム管で、1936 年生まれですが、今なおロシア、東欧、中国では生産が続けられており、入手しやすい真空管です。
ビーム管は5極管の一種で、3極管接続(3結)という方法でも使うことができます。

で、これをマニアの人がシングルアンプとして3結-5結切り替えスイッチをつけて製作したアンプが画像のもの。
内臓のアップでスイッチが確認できます。
裏ブタを外して切り替えしなければならないのが玉に瑕ですが、スペース上仕方なかったのでしょう。

出力は5結で約 2W、3結で約 1W とのことで、え?そんな出力で大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、一般家庭での使用では十分です。
大体真空管アンプで 30W + 30W なんてものはボリューム8時くらいで聞くのが精いっぱい、10時まで上げたら近所から苦情が来ます。

回路図は付いてこないようですが、全体の外観と内臓を見れば大体想像はつきます。
5GK4 ってあまり聞かない管ですが、電源整流用の2極管ですね。
ググってみると 1956 年まで作られていたようです。

6SL7 はポピュラーな電圧増幅用の双3極管で、6L6GC がパワー管です。
つまり、ダイオードではなく整流管を使ったクラシカルな電源部をもった、2段増幅によるシングル・エンドのパワーアンプで、3結-5結の切り替えによる音の違いを楽しめ、さらに出力管を EL34 などにも換装可能だということです。

このような仕様のメーカー品は存在しないので、まさに自作アンプの醍醐味、面目躍如ということでしょう。
空中手配線なので、部品の交換も(半田ごてが使えれば)可能です。

これ、 29,800 円即決だったので、しばらく悩みましたが落札しましたとも。

おー、来るのが楽しみだ・・・




2020年5月6日水曜日

天皇賞は獲れなかったが

天皇賞(春)は本命に推されていたフィエールマンが鼻差でスティッフェリオをかわして優勝・・・
スティッフェリオは11番人気だったので、馬連は 5,770 円もつきました。

私はと言えば、6番人気のエタリオウからの馬連流しだったので撃沈と。
キセキは奇跡を起こせず。
まあこんなもんです競馬というのは。

で、小遣いが稼げなかったのでホーム・オーディオの整備は難しいことになりました。
もうね、自室に置く場所もないので、小型で最大入力が高くて音も良いという評判の機種を選ぶしかない。

BOSE 101 MM と JBL の幅 13cm しかないトールボーイ型のパッシブ・スピーカーをオークションとハードオフで入手。
DAW デスクに無理やりセットしました。
これは音楽専用のノート PC からの音源を鑑賞用に聞くときに使う予定です。
DAW 用のアクティブスピーカーとは切り替えて使います。
パッシブスピーカー同士の切り替えスイッチャーは20年前くらいの(Luxman 製)があるので、それを使うと。

お、んじゃあアンプはどうするんだよ?となります。
DAW でのミキシング、マスタリング用ではなく、完全に観賞用なので、真空管アンプが良かろうと。
オークションで漁っていますが、良さそうなものはやはり値が張ります。

ギターアンプでもお馴染みの 6V6, 6L6, EL34 のプッシュプルがいいかなと思ったのですが、以前自分でも製作した「全段差動方式プッシュプル」にしたいなあ。
今どき真空管アンプをホーム・オーディオで有難がって使っているのは一部のマニアしかいません。
大電力を食って発熱も尋常じゃない。
こんな Ecological でも Economical でもない機器を使うやつは国賊呼ばわりされる恐れがあります。

でも、真空管アンプの音を経験したらもう逃れられない。
大音量で聞くわけではないから、8W +8W くらいで十分で、この条件で上記を満たすようなアンプとなると、自作品で 40K - 50K 円くらいかな。
オークションはいつまでもやっているわけではないので、見切り発車で入札中です(笑)。

NHK マイルカップがあるさ!