2019年2月25日月曜日

怒涛の音楽漬け二日間

えー、F.F.F. は冬期間は毎年お休み(冬眠)していたのですが、ヤッターズの S 氏を迎えて F.F.F.+1 または「ささまる」または「さかまる」で活動を開始したため、そりゃもう休んでいるヒマがありません。

2/23(土)は、私は新潟市の天寿園で行われたカポタスト主催の無料コンサートを鑑賞しに、S 氏は自身の新潟市でのバンド、Garage Joke のリハを。
夜は新潟市の海老ケ瀬インター近く、Flower Pop というお店で開催された「ビートルズ・ナイト」に乱入。23 時の閉店まで大セッション大会で大暴れ。

で、翌 2/24(日)はカラオケボックスの大きな部屋を借りて、「ささまる」のリハを 10:00 - 16:00 の 6 時間ぶっ続けでやるという無謀なスケジュールでした。
食事はカラオケボックスで摂るので外出せずに急造スタジオでそのまま食べると。
そんなリハスタジオはありませんぜ。

持っていく機材がそりゃまあ、よく言えば充実している、悪く言えば頭がおかしいんじゃねえの?という・・・
ミキサーとパワード・モニタースピーカーは当然として、カラオケボックスのマイクじゃどうしようもないので、マイクとマイクスタンド、当然のことながら重いケーブル類、さらに各自の楽器が搬入されますので、ま、完全に私設リハスタと化しました(笑)。

そうそう、ミキサーは最近マルチ録音がデジタルでできる ZOOM LiveTrak というものにしました。
これ、50K 円くらいですが、トラック別に録音されますので、帰宅してから DAW に読み込んで編集できます。

同じようなことをしようと思えば、昔はレコスタを借りて専用のレコーディング・エンジニアを時間給で雇わなければならなかったわけです。
うーん、半日使用して 100K 円くらい?
それが今回のカラオケボックスでは食事代も含めて 6 時間で一人 1.6K 円って・・嘘でしょう? の世界です。

いやー、カラオケボックスなんぞ周囲の音がうるさくて録音どころじゃないだろう?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
環境音を拾うのはマイクだけですから(他の機材はすべてライン入力している)、ダイナミックマイクを使えばほとんど環境音は拾いません。

もう少し練習したらその音源をアップして公開してみますね。

2019年2月16日土曜日

エレキ用のエフェクタ


えー、あたしゃエレキギター弾きではないんですが、ときどき弾かざるを得ない状況がありますので、一応の楽器と機材は持っています。
エレキギターってエフェクタとアンプを揃えて全体で楽器であると。
アンプは人前で演奏するときには、大体ライブハウスに置いてあるものを使うことが多いので、わざわざ 30W のチューブアンプを買う人は(多分)いません。
そんな爆音を出せる環境がないですからね(チューブの 30W はソリッドステートの 120W くらいに相当する)。
で、家での練習用の小出力の癖のないアンプを皆さん用意するわけです。
私の場合はアコギ用の Roland AC-33 で兼用しています。

しかし、さすがにエフェクタは必要です。
歪み系、リバーブ、ディレイなどはどうしても欲しい。
それを単体で納得のいくものを漁るとそれだけでかなりの出費となります。
さらにそれらを並べて演奏中に踏んでも動かないようにするにはエフェクトボードに固定しなければならない。

というわけで、エレキ弾きではない私はマルチで十分なんじゃね?
最近のマルチはデジタル臭さがなくなっていいという話じゃん。
ということになります。

ZOOM は昔はデジタル臭くて使い物にならん、という評価が多かったが、最近は見違えるような高品質な製品を次々と世に出しています。
上段はコスパ最強と思える G1X Four です。何と消費税込みで 10,000 円を切ります。
エクスレッション・ペダルでワウワウも掛けられます。

おおー、欲しい!と思ったのですが、今日たまたま宅録のために G3 を使ったら、これがまだ十分に使える。
単体の歪み系は今は BOSS BD-2 Waza がお気に入りですが、さらにリバーブやディレイを繋げること自体が面倒くさい。

あたしゃしばらくこのままでいます、はい。

2019年2月12日火曜日

充電式のプリアンプ・・・・

YAMAHA LL16-12 に最初から付いていた聞いたこともないようなピックアップ・プリアンプはやはり使い物にならなかった・・・
ギターアンプに繋いでも音が出ないので、付属してきたアダプタで充電。5時間くらい繋ぎっぱで満充電。
お、今度はちゃんと音が出るぞ。出音も悪くないじゃん。これで100時間使えるんだったら御の字だよね。
せっかく用意した Fishman のピックアップ・プリアンプは出番なしだな。ま、いいさ、そのうち換装したくなるかもしれないし。

と思って翌日リハに臨んだのですが、何のことはない、まったく音が出ません。
ほほう、充電池が消耗してダメになったのね。
ま、そんなもんでしょう。

んーなもんは仕方ない。
ギターと Fishman を持ってさっそく楽器屋へ。
エンドピンの加工は済んでいますから、アンダーサドル用の小さな穴をサドル下に開けて、ピックアップを仕込み、9V 電池用のホルダを両面テープでネック仕込み脇あたりに取り付けて配線すれば作業は終了で、自分でもできそうですが、エンドピンに装着する部分が特殊な工具がないと難しい。
内側からナットを締める工具が必要です。
そんなもんは持ってないので、楽器屋経由でギター工房へ出すことに。

ま、非常に低価格で入手したし、音や演奏性も満足したので、多少の追加支出は仕方ありません。
出来上がって来たら、また画像をアップしますね。

2019年2月8日金曜日

12弦ギター



12 弦ギターは以前 Gibson B-20-12 だったかを所有していたことがありましたが、劣悪環境下に弦を張りっぱなしにして(一応ハードケースに入れて)放置していたら、強烈にネックは順反りし、ネックの元起きもこんなの見たことない、というほど酷く起こり、当然表板は大いに割れて、お釈迦となりました。合掌。


何たって弦が12本もあるんだから、その張力たるや6弦ギターの比ではありません。
良い子の皆さんは6弦ならともかく、12弦の場合は演奏後必ず弦を緩めましょう。

大体、12弦ギターは好きでないのよね。
チューニングが大変だし、開放でチューニングしてもハイポジション領域ではオクターブピッチが合わなくなるし。
さらに弦は緩めない派の私にはいちいち緩めるのが面倒くさい。
で、さあ練習とチューニングを始めると、1弦と3弦の細いほうが切れる。下手をすると3弦の巻き弦も切れる。

出番は3年に1回あるかどうかくらいなのだから、敢えて所有する気になれないわけですよ。
し、しかーし、The Beatles をやることになると、たまに12弦ギターが出てくるので困ったもんだ。

というわけで、ええ、ええ、落札しましたとも。
YAMAHA LL16-12 変なピックアップ・プリアンプ付きです。
このプリアンプ、何と充電式なのですよ。
AC 100V アダプタの出力がわがTRS Phone になっていて、これをエンドピンジャックに挿して充電するらしい。
1回のフル充電で100時間持つって本当かよ?

出音が納得いかなかったら、同時に落札したFishman Sonitone(新品)に換装しましょう。


2019年2月7日木曜日

ピッチの悪いギターは弾き続ける気がしない

ピッチの話のついでに、ギターのピッチ(イントネーション)について。

エレキギターの場合はフレット音痴を修正するために、サドルを前後させる機構が大体ついていますよね。
ネックが真っ直ぐで、弦高がバカみたいに高くなければ、サドルを前後させることにより、12フレットでのハーモニクスと押弦した音をピッタリに合わせれば良いと。オクターブ・チューニングといいます。

しかし、一般にアコギでは各弦ごとにサドルの調節はできないものがほとんどだから、悲しいことにこりゃもう合うギターと合わないギターの2種類しかない。
最近のアコギのサドルは2弦を後方に移動させて(というか削って)、オクターブ・チューニングが合うように工夫されているものが多い。
しかし昔の名機と言われるギターでは結構一直線です。
ま、もちろん6弦側は1弦側より後方に、斜めに一直線ですが。

こうすると、経験があると思いますが、2弦3フレットのD音はややシャープして、4弦開放のD音とオクターブにならない。唸りを生じて大変気分が悪い。
そこで2弦開放のB音はわずかに低めにチューニングしてDコードの響きをよくすることになります。
え?そんなことしたらGコードの時に開放のB音が低くなってまずいんじゃねえの?
はい、3-2-0-0-0-3の押弦では2弦開放のB音はわずかに低くなりますが、却ってそのほうがよく響くのです。

平均律の長三度は純正律に比べて随分と高いですからね。
これ、Aコードをx-0-2-2-2-0と押弦した時も2弦のC#は長三度ですからやや低くて却って結構だと。

ま、しかし、ギターなんて音程に関しては極めて不完全な楽器で、他の楽音とわずかにずれていた方がコーラス効果が出て人間臭くて良いとも言えます。
電子楽器だけですべて平均律調律した場合は、まったくコーラス効果が出ないわけで、いかにも電子的な響きとなってつまんない(かもしれない)。

2019年2月6日水曜日

基準ピッチの変遷

以前、音律についてしばらく書き続けたことがありました。
それとはちょっと違うのですが、リコーダーの師匠とメールで少しやり取りしていて思ったこと。

現在はオーケストラの基準ピッチは A=442 Hz 前後が多いと思います。
家のピアノもそれくらいで調律しています。

しかし、バロック時代では A=415 Hz 前後であったらしい。
約半音低いと。
時代と地域によってこの基準はまことにバラバラで、奏者は遠征先の基準ピッチで演奏しなければならない。

こりゃ大変です。
ヴァイオリン族とかギターなどはその都度チューニングを変えればいいだけですが、管楽器はそうはいかない。
瞬時に半音下げで吹けばいいようなものだが、そうすると音質が変わってしまう。
そのために B♭管、A管などの半音違いの楽器が存在すると。

しかし考えてみると、基準ピッチが次第に上がってくるのは何故なんだろう?
ポップスでは今でも A=440 Hz で演奏、録音されることが多いと思うが、それで何ら違和感はないでしょう?

高度成長時代にヒトがどんどんせわしなくなり、より高ピッチを求めるようになった?
いや、違うよね。
逆成長になってピッチが下がったなんて話は聞かないもの。

この辺は永遠の謎なのでしょうか。

2019年2月2日土曜日

Ricken のポッドが・・・

Beatles を演奏するときにはどうしても Rickenbacker の音が欲しくなります。
で、2002年に東京は黒澤楽器で 620 を購入し、今まで使ってきました。

しかし、少し前からリアピックアップにすると音切れ~無音になる症状出現。
セレクタ・スイッチの接触不良?
バラしてみたら、ボリュームポッドのガリのようです。
接点復活材を噴霧してグリグリと回し続ける。
軽度のものはこれで復活するはずなのですが、どうも思わしくない。
繋がったり切れたり・・・
これでは本番で使い物になりませんので、楽器屋へ入院ですね。
んーなもん、自分でポッド交換すりゃいいじゃんという話ですが、半田付けが面倒くさい。
ポッド自体は 500 円くらいなものでしょうから、5個換えたって 2,500 円くらい?

ま、17年経っているんだから仕方ないですね。

2019年2月1日金曜日

Fujigen(フジゲン)っていいよね



えーと、ギターの話です。

ギタリストはコレクターとほぼ同義ですから、いつか使うのではなかろうかという恐れ(可能性)のあるギターは何でもため込む習性があります。
これ、持って生まれたものなので、修正や根治は不能です。

で、エレキギターと言えば Fender Stratocaster と Gibson Les Paul モデルが双頭でしょう。
あたしゃアコギ弾きですがどうしてもエレキを弾かなくてはならない羽目に陥ることがありますので、この2種くらいは持っていたい。
実際、Fender USA, Gibson USA のモデルを所有したこともありますが、弾き倒した結果、結論は日本製、それもフジゲン製の楽器が一番ということに。

YAMAHA もいいし、Takamine も秀逸ですが、エレキとなると長野県は大町市に本社を置くフジゲンに勝るものはない。
YAMAHA もそうですが、作りがいい。指板、フレットの仕上げなどは Made in USA とはダンチです。

Stratocaster は島村楽器のプライベート・ブランド、History made by Fujigen を、Les Paul は FGN (Fujigen) そのものを使っていますが、操作性、弾きやすさ、出音すべてに満足しています。

画像は FGN Neo Classic という LP モデルです。
中古で購入、トラスロッドで指板の反りを修正、弦高も自分用に設定して、満足の1本となりました。

Gretsch もう一度

あれ?
画像が添付されない?

もう一度。

Gretsch は以前同様なギターを所有したことがあったのですが、息子に持って行かれてしまいました。
ま、箱モノとしてその音は One and Only 独特ですよね。
ブライアン・セッツァーは大好きなミュージシャンです。