キス狙いでルアーロッドにちょい投げ仕掛けで撃ちました。先日実績を上げた堤防先端の足元の良いテトラから適当な天秤がなかったので、ジェット天秤の 10 号です。エギング用の 8.6 Ft ロッドではやや錘が重すぎですが投げられないわけではない。
40 m 前後投げて少しずつ引くという定番の釣法です。初めに 2 尾の小型(10 cm 前後)のキスが釣れて、この大きさだと針を小さくした方が飲み込みがいいかと考えて、針を 7 号→ 6 号に。
もうね、引きは強くないがやたらと重い。アジでもなければサバでもない。ましてや親イカでもない引きです。で、顔を見たら何じゃこれは? 体長は 30 cm はあるが、見たことのない魚です。メバルやカサゴに似ていますが、顔が獰猛です。
いかにもオドロオドロシイでしょう? でも一般にこういう見た目の悪い魚は美味しいと相場が決まっています。
近くで釣っていたおじさんが、おお、それはオコゼだと。確かヒレに毒を持っていたんじゃなかったっけ? おじさんは料理用の大きなハサミを持ってきて、ヒレを切れと。何とか完全な形で家に持って帰りたかったので、注意してプライやで針を外し(6号のキス針ですぜ)、持ち帰ったのでした。
高級魚? 唐揚げで出てきますよね。昨日は危険物扱いでクーラーに保冷剤を追加してそのまま放置。そしたら今日の午前中にかみさんが料理しようとしたら、何とヒレを動かしたと! 素晴らしい生命力です!
まあ、海釣りはこうして訳の分からぬものが釣れて楽しいです。目的のキスも釣れたし、餌はジャリメ 300 円のみだったので大満足です。
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