2022年3月8日火曜日

The Heritage Eagle ASB を入手した

最近はずーっとアーチトップのフルアコ、セミアコを弾いています。フルアコは先日入手した Eastman のトップ・スプルース、サイド・バック・フレイムメープル、トップとバックは単板削り出しという仕様のギターを弾いていました。ピックアップはフロントのフローティング・ミニハム1個のみという潔さです。

Eastman ではよくあることらしいですが、フレットの両端が指板からわずかにはみ出していて、演奏には差し支えないが気分が悪いので知り合いのリペアショップで削ってもらってました。

で、もう1本フルアコが欲しくななって、つい出来心で Heritage のフルアコを落札してしまいました。ご存知、Gibson Kalamazoo 工場が移転したのちに、そこで働いていた手練れの熟練工がそこに残って立ち上げたブランドですね。

The Heritage ASB という、オール・マホガニー・ボディの1本です。これはさすがに削り出しではなく、プレスかな?サドルも木製で、削り方を見ると3弦は巻き弦を想定しているようです。付いてきたのラウンド・ワウンドで3弦はプレインだったので、012 くらいから始まるフラット・ワウンド(3弦巻き弦)に替える予定です。





ピックアップはご覧のようにフロントのハムバッカー1発。コントロールはボリュームのみという潔さです。こういうギターはどうせフロントしか使わないのだから、リア・ピックアップは不要だし、トーン・コントロームもほとんど固定で使うでしょう?

ピックアップは木製のピックガードに付けられていて、フローティングです。少し弾いてみましたが、合板のフルアコとは音量がダンチです。練習するにはアンプは不要ですね。

オール・マホガニーなので、出音はすこぶる甘くて柔らかい印象です。中古なので細かい傷や打痕はありますが、そういうことは気にしません。ネックの状態、指板の状態が良くて、ボディには木部に達する割れがなければそれでよろしい。

私ももう先が長くない年齢ですが、死ぬまで一緒にいられそうです。
 

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