少しマニアックな話ですが、ベーシストの皆さんはよほど高価な大出力のベースアンプを持っていない限り、宅録用にもプリアンプ・DI を使っていることが多いのではないでしょうか。
私はベーシストではありませんが、音源制作をするときにはギターとベースは生録するようにしています。ギターやベースは DAW がどんなに進歩しても本物にはほど遠い。というか、一生懸命に編集すればそれなりの音源にはなるが、その努力と時間を考えたら生で弾いたほうが早いでしょう?
そこで、プリアンプ・DI からオーディオデバイス(オーディオインターフェイス)に繋いで録音するわけですが、今までは超定番の SansAmp と MXR M-80 を使っていました。別段大きな不満もありませんでしたが、少し違う世界も覗いてみたいと思い、EBS Micro Bass を中古で入手しました。
いやー、もう完全にノックアウトされました。まったく違う世界です。音の太さも段違いでしたが、音の艶が断然違う。これはすごい。
2 Ch 仕様になっていて、A Ch は EQ が Bass と Treble のみです。B Ch にスイッチすると Mid と Drive を調整できます。この Mid はパラメトリックになっていて、100-2,000 Hz で調整可です。ここが重要で、なかなか 150 Hz あたりをブーストしたくても普通の Bass, Mid, Treble では難しかった。音抜けに重要な帯域ですよね。
さらにこの A Ch, B Ch をシリアルに接続する A+B ということも出来る。ソロになったところでフットスイッチを踏んでブースト・ディストーションを掛けるなんてことが出来るわけですよ。
9V 電源は必要ですが、みんな持ってるもんね。センターマイナスの 9V AC Adapter は。
というわけで、音源制作のテンションも上がりそうです。
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