2021年1月3日日曜日

究極の机上ギターアンプか?

 明けましておめでとうございます。

今年も楽器や機材の話、競馬の話、真空管アンプを初めとする電子工作の話などを中心に徒然なるままに綴っていきたいと思っております。

今年もよろしくお願いいたします。

さて、ネットでかなり評判となっている NU-X(ニュー・エックスと読むらしい)という、超小型のギターアンプがメチャ良さそうだったので、即ポチってしまいました。

スマホより少し大きいくらい。こんなんでちゃんとした音が出るのかよ?って誰でも思いますよね。いやいや音を出してびっくり。ちゃんとした音が出ます。

そりゃ、スタジオに置いてあるような 100W のチューブアンプのような音圧は当然出ないわけですが、そんな音圧が自宅で必要でしょうか?むしろうるさくて近所から苦情は来るわ、家人からは大きくて邪魔扱いされるのがオチです。

これ、リアルのデスクトップ用に特化してるんですね。電源供給がスマホ充電用の USB-C なんですよ。リアルの机上にはスマホと充電器は必ずあるでしょうから、理にかなっている。

さらにリアルの机上はさまざまなケーブル類がゴチャゴチャしてるでしょう? え、してない? 私だけか。この机上にギターアンプを置くとどうなるか?その電源コードをコンセントに挿さなければならない。ギターからのシールドをアンプに挿さなければならない。

そんなの当たり前じゃんと思っているあなた、この製品を使ったら世界が変わります。 ギターシールドは使わない。Bluetooth 接続の送信機をギターに挿すだけ。そういう製品は今までもありましたが、通信がイマイチ安定しなかったりして結局使わなくなりました。

アンプ本体のほうは充電池のみで電池駆動は出来ない。もう完全に割り切ってます。電池を入れれば重くなりますからね。充電が切れてきたら USB-C で充電すると。送信機のほうは本体に挿して充電します。

アンプの種類は Clean, Crunch, Distortion に分けれていて、それぞれ 3~5 種類入っているので十分です。で、今どきはそのゲインや EQ はスマホや iPad などで操作するのですね。リアルの机上にはスマホ(やタブレット)は必ずあるので、これで完結しています。

日本の住宅事情では好きなギターアンプで音を出せるなんてことはまずないので、これはこれで大いに売れるのではないでしょうか。

因みに価格は Amazon で 20K 円ちょっとです。アンプのシミュレートも優秀で、ちゃんと Marshall, Twin Reverb, Deluxe Reverb, JC 120, Diesel, Mesa Boogie のような音がします。

エレキギターを買ったけど、アンプは小さなものしか買えなくて、それもいつもヘッドフォンでしか聞けないという人には超絶お勧めです。




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