2020年6月24日水曜日
結局テレビ用のアンプは
居間のテレビ用のアンプとスピーカーはいろいろ試行錯誤を重ねました。
16LU8 PP は出力管がそもそもテレビ用なんだからピッタシじゃん。
と思って設置したところ、真空管が裸で剥き出しになっているのは事故予防の観点からすぐさま却下されました(泣)。
まあ、感電はしないが球の表面温度は 100 度を超えますのでね。
1歳児は何でも触るし口に入れますから、確かに危険極まりない。
うーん、困った。
真空管アンプで熱くならないものなんてあるんだろうか?
いろいろ物色したところ、これがあるんですね。
初段のみ真空管 (12AU7) で、以下は半導体のハイブリッドで、出力は 3W+3W と。
おお!出力もちょうどよいし、球は筐体内に格納されていて、触っても火傷をしない(多分)。
Luxman (Lux Kit) がステレオ誌で付録というかコラボって提供したアンプです。
画像を見れば分かるように、小さくて可愛らしい。
もちろん既に提供は終わっているので新品(組み立て前)のものは入手困難です。
作製済みのものを落札しました。
ちゃんと音は出ます。
音質は・・・
うーん、どうかな。
完全な半導体アンプに比べれば真空管の良さはある程度出てはいるが、さすがに 300B Single とか 6L6 Single に比べると落ちるような。
そりゃそうだよね。値段が違う。
ま、かみさん(婆さん)はそこまで音に拘りはないだろうから、JBL トールボーイで聞けるだけでも十分かも。
評価が出たらまた報告します。
2020年6月17日水曜日
居間のテレビ用に
先日、4歳の内孫が私の部屋に来て 6L6GC Single - JBL Tallboy Speakers で結構な音量で音楽を聞いていました。
そこへかみさん(婆さん)がやってきて、「おお、いい音だ!居間のテレビもこういう音で聞けないものか?」と宣うではありませんか。
おお、これを待ってたのよね。
早速いろいろ算段を始めました。
8畳の居間に大きなスピーカーは似合わないというか、邪魔です。
JBL トールボーイ型のスピーカーは幅が 12cm しかありません。
高さは 90cm ほど。
この筐体に 9cm ウーファ x2、1.5cm ツィーター x1 を入れてバスレフ仕様となっています。
明らかにウーファのサイズは小さいけど、2発入っていると筐体内体積も相まってそれなりの低音を再生します。
普通にテレビの音を聞くだけなら十分です。
耳に刺さらないような大音量で聞くには真空管アンプ以外の選択肢はありません。
しかし、テレビ台の下に設置する場合、1歳の幼児がいますから、感電はしないが100度以上になっている真空管に触れる可能性があり、火傷の危険大です。
触れられないように金属の網で覆っている製品もありますが、放熱の観点からは良し悪し?
いろいろ考えてオークションを漁ったところ、300B Single で絶大な信頼感をもった Softone の KT88 PP パワーアンプが目にとまりました。
何と 6L6, EL34, KT66, 350B などの球と調整なしで自由に交換できると。
例の半導体による自動バイアス調整機構を持っているのです。
販売価格 76,000 円はそもそも安いと思う。
プッシュプルなので、最初から KT88 が4本挿さっているわけで、これだけで数万円するでしょう。
これが 45,000 円で出品されていました。
ただし、完全な(純粋な)パワーアンプなので、ボリュームがついていません。
何らかのアッテネータをカマさなければなりませんが、これも多接点でガリが出ない(劣化しない)ものを落札しました。
金属皮膜抵抗器を使い、配線には純銀シールド線?を使い、極厚のアルミ筐体に入っていると。
こうしたものは頻繁に触るので、あまり軽いと動いていけません。
真空管アンプは後ろに隠して、アッテネータを前に置けば火傷の危険もなかろうと。
商品が到着したらセッティングした姿をご紹介したいと思います。
そこへかみさん(婆さん)がやってきて、「おお、いい音だ!居間のテレビもこういう音で聞けないものか?」と宣うではありませんか。
おお、これを待ってたのよね。
早速いろいろ算段を始めました。
8畳の居間に大きなスピーカーは似合わないというか、邪魔です。
JBL トールボーイ型のスピーカーは幅が 12cm しかありません。
高さは 90cm ほど。
この筐体に 9cm ウーファ x2、1.5cm ツィーター x1 を入れてバスレフ仕様となっています。
明らかにウーファのサイズは小さいけど、2発入っていると筐体内体積も相まってそれなりの低音を再生します。
普通にテレビの音を聞くだけなら十分です。
耳に刺さらないような大音量で聞くには真空管アンプ以外の選択肢はありません。
しかし、テレビ台の下に設置する場合、1歳の幼児がいますから、感電はしないが100度以上になっている真空管に触れる可能性があり、火傷の危険大です。
触れられないように金属の網で覆っている製品もありますが、放熱の観点からは良し悪し?
いろいろ考えてオークションを漁ったところ、300B Single で絶大な信頼感をもった Softone の KT88 PP パワーアンプが目にとまりました。
何と 6L6, EL34, KT66, 350B などの球と調整なしで自由に交換できると。
例の半導体による自動バイアス調整機構を持っているのです。
販売価格 76,000 円はそもそも安いと思う。
プッシュプルなので、最初から KT88 が4本挿さっているわけで、これだけで数万円するでしょう。
これが 45,000 円で出品されていました。
ただし、完全な(純粋な)パワーアンプなので、ボリュームがついていません。
何らかのアッテネータをカマさなければなりませんが、これも多接点でガリが出ない(劣化しない)ものを落札しました。
金属皮膜抵抗器を使い、配線には純銀シールド線?を使い、極厚のアルミ筐体に入っていると。
こうしたものは頻繁に触るので、あまり軽いと動いていけません。
真空管アンプは後ろに隠して、アッテネータを前に置けば火傷の危険もなかろうと。
商品が到着したらセッティングした姿をご紹介したいと思います。
2020年6月14日日曜日
全段差動式アンプは素晴らしい実力者だった
以前に書いた「どうにもオークションで入手した全段差動式アンプの音は使えない」というのは大間違いでした。
画像で確認できるように、このアンプには真空管の挿さっていないソケットが1個あります。
これなあに?
出費者に落札前に問い合わせたところ、初段と出力段のバイアス電圧などを調整するためのソケットだと。
え?それじゃどうやって調整するの?
はい、2枚目の画像で確認できるように、ボリュームの軸が2本出ています。
テスターをソケットの1番・2番ピンに挿して初段の、3番・4番に挿して出力段のバイアス電圧などを基準の電圧になるようにボリュームを極小ドライバーで回すのですね。右チャンネルは5番~8番にアサインされています。
ええー?そんなしち面倒くさいことをしなくても、そのままで普通の動作するんじゃね?
と調整をサボった私が悪かった。
時間があったので手作りの取説を読みながらこれらを指定通りに調整したところ・・・
おおー!素晴らしい音になりました。
全段差動式の面目躍如!
音質を表現するのは難しいけど、一言で言えばとても静かなアンプです。
まったく荒々しいところがありません。
すべての音が生々しさを残しながら艶っぽく響きます。
これはすごい!
テレビ用の聞いたこともないような出力管ですが、十分にオーディオ用に使えます。
これを設計した方はよほど真空管アンプに精通しているのでしょうね。
大満足となりましたが、さすがにこういうアンプは真空管アンプを一度でも作ったことある人でないと使いこなせません、多分。
回路図を見ても何がなんだか解らない、テスターを持っていない、差動式増幅様式って何だよ?という人にはとてもお奨めできませんが、とにかくいい音の真空管アンプが欲しいというマニアには堪らない逸品でした。
2020年6月8日月曜日
アーモンドアイ敗れる・・・
昨日の安田記念。
アーモンドアイは何と2着に敗れました。
昨年のようにスタートで大きく不利を受けたわけでもなく、まずまずの位置取り。
ちょっと後ろ過ぎるようにも見えたけど、そこはそれ、最後の直線で鬼脚爆発するだろうと。
ええ、ええ、一応追い込みましたが、勝ったグランアレグリアが強かった。
昨年の桜花賞以来の G1 2勝目となりました。
買った馬は厩舎側の話では絶好調とのことでしたが、それでもアーモンドアイには敵わないだろうと高をくくっていました。
馬券はアーモンドアイから3連単 72通りで勝負したので撃沈です(泣)。
ま、馬は生き物ですから仕方ない。
まだまだ秋があるぜ。
宝塚記念に回るのかな?
もうね、どのレースに出ようと必ず買いますとも。
アーモンドアイは何と2着に敗れました。
昨年のようにスタートで大きく不利を受けたわけでもなく、まずまずの位置取り。
ちょっと後ろ過ぎるようにも見えたけど、そこはそれ、最後の直線で鬼脚爆発するだろうと。
ええ、ええ、一応追い込みましたが、勝ったグランアレグリアが強かった。
昨年の桜花賞以来の G1 2勝目となりました。
買った馬は厩舎側の話では絶好調とのことでしたが、それでもアーモンドアイには敵わないだろうと高をくくっていました。
馬券はアーモンドアイから3連単 72通りで勝負したので撃沈です(泣)。
ま、馬は生き物ですから仕方ない。
まだまだ秋があるぜ。
宝塚記念に回るのかな?
もうね、どのレースに出ようと必ず買いますとも。
2020年6月6日土曜日
おっと、300B 不調(泣)
メチャ気に入った 300B Single Amp ですが、30分くらい聞いていると左チャンネルだけ音がしなくなります。
をいをい、いくらオークションで安く入手したとはいえ、それはないんじゃないの?
パワー管の左右を入れ替えても同じ。
スピーカー端子の交流電圧を測ってみると左はほとんどゼロです。
わずかに右からのクロストークが蚊の鳴くような声で聞こえるのみ。
まいったなあ。
裏ブタを開けてみましたが、なにせハイブリッドアンプでプリント基板ですのでね。
見たところはとてもきれいで塵一つありませんが、空中配線でないのでさっぱり分かりません。
回路図はあるのですが。
こうなるともう手に負えません。
ハー〇オフ・オーディオ館に持って行って修理を頼むしかない。
1万円くらいで直れば御の字なのですが、どうなることやら。
こういうことも含めてオークションで中古機器を買うということは常に危険を伴います。
でも、それも楽しみのうちと考えるしかない。
だって Softone Model 8 というのは今や新品で買えないのだから。
そうそう、日本ダービーはね、ご存知のように皐月賞の1着・2着馬がそのまま入り、何の波乱もなし。
馬連・馬単ともに1番人気で各 230 円、350 円だったかな。
私は馬単を獲りましたが、パラパラと20点買いしたので、当然トリガミです(泣)。
くっそー!
明日の安田記念で仇をとってやるー!
もう頭にきたから、アーモンドアイから3連単全通り買ってやろうかな。
17 x 16 = 276 通りです。
各 100 円で 27,600 円。
100 万馬券も出た安田記念です。
あ、アーモンドアイが勝たなかったらすべてパーですけど、来ると信じて大勝負をしたい。
パチンコで 100 万円勝つには最低 1 週間はかかるでしょうし、腰を痛めそう。
ほとんど時間の無駄なので、1分半の決着のほうが性に合っています。
をいをい、いくらオークションで安く入手したとはいえ、それはないんじゃないの?
パワー管の左右を入れ替えても同じ。
スピーカー端子の交流電圧を測ってみると左はほとんどゼロです。
わずかに右からのクロストークが蚊の鳴くような声で聞こえるのみ。
まいったなあ。
裏ブタを開けてみましたが、なにせハイブリッドアンプでプリント基板ですのでね。
見たところはとてもきれいで塵一つありませんが、空中配線でないのでさっぱり分かりません。
回路図はあるのですが。
こうなるともう手に負えません。
ハー〇オフ・オーディオ館に持って行って修理を頼むしかない。
1万円くらいで直れば御の字なのですが、どうなることやら。
こういうことも含めてオークションで中古機器を買うということは常に危険を伴います。
でも、それも楽しみのうちと考えるしかない。
だって Softone Model 8 というのは今や新品で買えないのだから。
そうそう、日本ダービーはね、ご存知のように皐月賞の1着・2着馬がそのまま入り、何の波乱もなし。
馬連・馬単ともに1番人気で各 230 円、350 円だったかな。
私は馬単を獲りましたが、パラパラと20点買いしたので、当然トリガミです(泣)。
くっそー!
明日の安田記念で仇をとってやるー!
もう頭にきたから、アーモンドアイから3連単全通り買ってやろうかな。
17 x 16 = 276 通りです。
各 100 円で 27,600 円。
100 万馬券も出た安田記念です。
あ、アーモンドアイが勝たなかったらすべてパーですけど、来ると信じて大勝負をしたい。
パチンコで 100 万円勝つには最低 1 週間はかかるでしょうし、腰を痛めそう。
ほとんど時間の無駄なので、1分半の決着のほうが性に合っています。
2020年6月2日火曜日
ついに憧れの 300B Single を
16LU8 全段差動式プッシュプルアンプは前にも述べたようにイマイチ感満載です。
安く手に入れたのですが、やはりテレビ用の球では限界があるのか?
これは残念ながら使えません。
でも、いいトランスを使っているし、前段の球も使えるので、これは後日バラして部品取りをして、そのうち気が乗ったら KT88 PP でも作ればいいんじゃね?
そこで、以前から垂涎の的であった 300B Single を落札しました。
普通、整流管を使って直流電源を得て、300B をドライブするための十分な電圧を得ようとすれば、電圧増幅菅を2段で使うのが常道です。
6SL7 とか 12AX7 などの双3極管を使うのが普通です。
そうなると部品だけでも優に 100K 円は超える。
完成品だと 150K 円くらいからでしょうか。
しかし、落札したのは画像の Foftone という横浜にある会社の製作した 300B Single です。
え?なんで球が3個しかないの?
見た目が寂しいじゃんと言われそうですが、これ、2段目は半導体回路を使っているのです。
また、B電源はダイオードで作り出しています。
平滑回路にも半導体を使っていて、つまりはハイブリッドなのですね。
真空管命のマニアはここを嫌う(?)。
あたしゃそこは気にしません。
だってどういう方式で整流したって、作られた直流がきれいにリップルが取れていればそれでいいじゃん。
2段目は初段で真空管を使っているから奇数倍音も十分に乗っていて、それを増幅するだけなんだから別に半導体でもいいじゃん、というスタンスです。
で、出音はどうだったかというと・・・
はい、もう素晴らしいの一言です。
6L6GC Single もいい音でしたが、次元が違う感じがする。
6L6 Single 5極管接続では生々しさと荒々しさが同居していて私の好みでしたが、300B Single はまったく荒々しさがありません。
女性ボーカルは目の前で歌っているようです。
低音も十分に出ています。
こりゃ死ぬまで聴き続けそうです。
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