先週末はヴィクトリアマイルカップ(G1)が東京競馬場で行われました。
天気も良かったので、かみさんと孫を連れて新潟競馬場へ。
孫は6歳、3歳の女児なのですが、ポニーに乗せてやりたくて。
で、早めに着いたので、新潟競馬第5レース、4歳以上障害未勝利戦に参戦。
相変わらず、何が来そうかなんて分からない。
「カムイ」という名前に惚れて単勝を1,000円購入。
と、これが入って6,000円に。ヤッホー!
でも、このレース、途中で1番の馬が飛越後の着地に失敗してコケそうになり、騎手は落馬。
ほとんど先頭を走っていたので、後続の馬に蹴られました。
動けずにピーポーへ。
重症でないことを祈るばかりです。
えーと、騎手はヘルメットをかぶっていますから頭を蹴られて即死なんてことはありません。
骨折したって治療すれば普通は完治します。
内臓破裂だと重症ですが、これも治療可能です。
しかし、馬の骨折はそうはいきません。
場所にもよりますが、「予後不良、安楽死処分」となることが多々あります。
えー!そんな可哀想な。人間のように治療すればいいじゃん。骨折なんて治るんでしょう?
と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸さない。
骨接合術はできるでしょうが、術後は痛みのために歩けない。
馬は草食動物ですから、腸がすごく長い。
これ、適当な運動をしないと腸蠕動が起こらなくなり、腸閉塞で地獄の苦しみの中で腹がパンパンになって死んでしまうのです。
競走後骨折して足を引きずって(挙げて)よろよろと歩いているうちに、塩酸カルシウム溶液を静脈注射して、あっという間に安楽死させます。
すぐに心臓が止まりますから、苦しんでいる暇もありません。
動かなくなった馬体を重機でトラックに移して火葬場へ・・・
うーむ、可哀想だが仕方ない。
そうそう、競馬自体が動物愛護法に違反するのではないか、などという動物好き団体がいるようですが、まったく当たっていません。
馬は走ってナンボです。走るために生まれてきたような動物です。
頭がいいので、昔から人と一緒に生活してきました。
競走馬が走るのを嫌がって逃げ出した、なんて聞いたことがない。
似非動物愛護団体には逆に訊きたい。
牛や豚はヒトの都合でいくら食べてもいいの?
魚だって自由に泳いで子孫を残すために必死に生きているんだろうが、これは捕獲して食べていいのね?
野菜だって生きてるんですけど(あ、野菜は動物じゃないか)。
つまり、ヒトはさまざまな命をいただいて生きるしかないわけです。
「いただきます」とはそういうことですよね。
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