2019年3月12日火曜日

私流のストラトとレスポール考

えー、ご存知のようにストラトキャスターとレスポールは現在でもエレクトリック・ギターの2大名器なわけですが、その性格はずいぶん違います。
そりゃ片やシングル・コイル、片やハムバッカーなんだから当然と言えば当然なのですが、現在はレスポールもタップスイッチでシングルにすることもできるし、ストラトだってリアはハムバッカーが最初からインストールされているものもあります。
しかしいくらタップしたってストラトの音にはならない。リアのハムバッカーで弾いたってレスポールの音にはならない。
本体の作りが違いますからね。

で、以下は完全に私見です。何を言うかアコギ弾きが!という叱責は覚悟の上ね(笑)。

まず、レスポールは重い!
これが重要なのだろうな、あの甘い音を出すには。
歪ませた音もストラトとは別世界。
パンクには必須でしょうね。
で、演奏しやすいとうか、奏者の技術を補完してくれると感じています。
多少稚拙なところがあっても、楽器のほうで補完してくれる。
Marshall のスタックで鳴らしたい。

対して、ストラトは軽くて良い(のか?)。
ピッキングニュアンスを忠実に拾うので、誤魔化しが利かない。
ヘタが弾くとモロにヘタに聞こえる。
縦ノリのイケイケの楽曲より、ブルースのような曖昧さと音価の自由さ、音程の微妙さなど、それを求めている人にはピッタリ。
ピックアップセレクタで微妙な音質を選べるのもマル。
Fender のチューブアンプで鳴らしたい。


ま、当たり前と言えば当たり前の話なのでしょう。

この他、PRS とか、Ibanez のとんがり系とか、いろいろ特化したようなギターもありますが、コスパを求めるなら YAMAHA Pacifica とか、FGN のギターが私的にはお奨めです。
え?5万円でこのクオリティと仕上げの良さが手に入るの? という世界です。



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