日本が誇るギター・ルシア―として百瀬さんは既にレジェンドのような存在ですが、彼が立ち上げた Deviser 社は、アコギでは Headway ブランドで、比較的安価なエレキギターは Bacchus ブランドで、セミアコは Seventy Seven 名義で商品を販売しています。
少し前に購入した Seventy Seven のセミアコが大変良かったので、勢いで momose ブランドのテレキャスも購入。これがまた大変出来が良い!
で、次は Jazz Master Type でブリッジが TOM, Stop Tail Piece の軽量なギターが欲しいなあと思っていました。 普通の Jazz Master はトレモロアーム付きで、プリセットスイッチがいくつか付いていて多機能そうですが、結局はそうした機能はほとんど使われないのではないか?また、ブリッジというかサドルに問題あるようで、弦落ちすると。
いろんなギターを弾いてきましたが、エレキのブリッジは TOM が一番安定しているとの結論に達したので、形は Jazz Master だが、ブリッジは TOM という個体を探していました。ピックアップはシングルでもハムでも構わない。でもハムだったらコイルタップできるのがいいなあと。
ボディ素材はできればアッシュで、フレットはジャンボでないもの。塗装は薄ければ薄いほど良くて、ラッカー仕上げがいいかなあ。値段はできれば 10 万円以下がいいけど、上記の条件を満たしてくれる信頼のおけるブランドのギターといったら 10 万円じゃ買えないよね。などと思いながらネットを彷徨っていたら・・・
おおー、信頼の Bacchus ASKA 工場が作っている Surf シリーズがドンピシャじゃありませんか。飛鳥工房は Deviser 工場の中でも特殊部門みたいなもんで、まあ言えば Gibson 工場の中の The Heritage みたいなもんです。卓越したベテラン技術者が一般のラインとは別に、すべて手作りで1本1本仕上げるという。
即購入しました。手に取って・弾いてみて思った通りの完成度です!唯一予想外だったのは重量で、3.78 kg あります。ほぼレスポールの重さです。家で練習するときに思わず手に取るのはどうしても軽い個体になりますよね(え、ならない?)。momose Telecaster はコンター仕様になっていて 3.4 kg しかありません。
これは仕方ない。重いけど音や演奏性には代えられません。しばらくライブでのメイン・エレキとなりそうです。予備に Gibson LP Special (P-90) と momose Tele または Three Dots Strato を用意するという世界でしょうかね。
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