2021年2月3日水曜日

これが本来の LP Special です




ほらね、普通はこのような Kluson Type の「指で回す」ペグが付いているわけですよ。

また、ブリッジはご覧のようにサドルと一体化していて、サドルは固定で、各弦ごとにオクターブ・チューニングすることが出来ません。

弦は裏通しではなく、このブリッジに巻き付けるようにして反対側(ネック側)から差し込みます。

まあコストカットなのでしょうが、一般の TOM (Tune O Matic) とは部品数がえらく違います。でも、考え方によっては潔い仕様とも言えます。これを弾いてオクターブ・チューニングが悪いと感じたことはありません。

シリアルを見れば分かる通り、2019 年製です。

いやー、いいですよ。ネックの太さ・幅、指板の処理、フレットの両端の処理ともに一昔前の Gibson とはえらい違いがあると思います。とても気に入りました。

安価ですが、虚飾を排した質実剛健な感じがいいじゃありませんか。塗装もサテン仕上げなので薄くできますよね。

ライブ、レコーディングに長く付き合えそうな気がします。

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