2019年10月9日水曜日

2019.10.05 フルート・コンサートの顛末

先日録音・録画班としてコンサートを収録したレポートです。

フラウト・トラベルソのデュオは得も言われぬ美しい響きで、観衆と私を魅了しました。
パブロ・ソーサという男性は英語でペラペラしゃべっていましたが、その名を聞けば分かるように、スペイン生まれなのですね。
地中海に浮かぶ小さな島で生まれたと。
演奏は男性らしい強いタンギングで主張が強く、好感が持てました。

対して女性は優雅にして甘い音色。押し出しは強くないが、サポーティブで大変良かった。
お二人は主にオランダで活動しているようですが、女性(泰子さんという)は 0 歳男児の母でもあり、ご主人が子守のために同行されていました。
で、このご主人がリハの合間にチェロを弾くのですよ。
これがまた尋常でないうまさで、な、何者だ?と。
何と某音楽大学のチェロの講師なんだそうで。
そりゃうまいわけです。

友裕師匠と、洋子奥様はいつものように息ピッタリの演奏。
師匠はリコーダー、奥様はチェンバロです。

で、録画ですが、1階のステージ両脇からカメラを1台ずつ。
ほぼ固定で、たまにズーミングを。
2階席(というものがあるのよ)から固定で1台。
で、今回初チャレンジした「チェンバロ奏者の鍵盤・指を撮る」ための広角単焦点カメラ1台。

まだ編集はしていませんが、このチェンバロ用の動画がメチャ面白い。
普通そのようなところからは撮りません(撮れません)から、いろんな動きが分かって大変参考になりました。
なんで鍵盤は2段になってるんだ?上と下では出る音が違うの?
上鍵盤を途中で動かしてたようだけど、ありゃ何だ?
みたいな疑問が全て解けます。

出演者の了解がないとSNSにはアップできないので、その了解が取れたら編集作業に取り掛かるつもりです。



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