2019年9月11日水曜日

古楽の録音・録画を

えー、コーラス・ギター・アレンジをバンドでは担当しているわけですが、PA もほとんど一手に引き受けています。
で、先日リコーダー・コンサートの録音・録画を頼まれていそいそと出掛けました。

会場は高校時代からの畏友、丸山友裕というリコーダー・フラウトトラベルソ奏者(私の笛の師匠)の私設ホール(本当はクリニックの待合室)。
これが尋常でない作りです。
吹き抜けの大きなホールとなっていて、作り付けの引き出しを開けると、チェンバロが置いてあります。
ハープシコードですね。
んーなもん、天下の YAMAHA も Steinway も Boesendolfer も作っていませんぜ。
今は亡き日本の誇るチェンバロ製作者、堀さんの作品です。
当時(35年位前)で 300 万円と。

オランダに留学中の新進気鋭のリコーダー奏者を迎えて、古今東西の作品を演奏するコンサート。
入場料は 2,500 円でしたが、定員の 60 名が埋まり、熱気あふれるコンサートでした。

で、私は PA と録画スタッフとして無料で参加。
録音はダイナミックマイク2本を左右に振り分けて設置。
ディジタルミキサーを通してトラック別に録音。
録画は家庭用のビデオカメラ2台で撮りました。
1台はステージ脇に据え置き。
1台は2階のテラス?から三脚は使ったけどパンニングしたりズームイン・アウトしたり。

これらの動画を適当に入れ替えたりして、録音された音をサウンド・トラックとしてかぶせるわけですね。
ご存知のように、録る・撮ることよりも、編集するほうがずっと大変なわけで、奏者側の要望を訊きながらずいぶんな時間を要しました。
まあ、素人としてはまずまずの動画ができました。

次回、10/5(土)にもやはりオランダからの奏者を迎えてコンサートがあるとのことで、PA 録画班として任命されました。
大変な仕事ですが、無料でコンサートを聞ける・打ち上げも無料招待だから役得のようなものです、はい。

註:リコーダー=ブロックフレーテ(栓のある縦笛)
  バロックフルート=バロック期のフルート(キーがほとんどない横笛)
  フラウトトラベルソ=横向きの笛(縦笛に対して)






  

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