2019年9月24日火曜日

長野県上田市に

連休の 9/21-9/22 は長野県上田市長和町で開催された「Whisky & Beer Camp」というイベントに行ってきました。
野外特設ステージで数組のミュージシャンによるライブ演奏付きと。
お酒は好きだし、プロ(セミプロも)の生演奏が聞けるんだから、遠いけど参加するに躊躇なし。

で、9/21 は小雨で会場はスキー場だったので標高が高く、ひどく寒かった。
長袖ラグビージャージにポンチョを羽織っても手がかじかみそう。
ビールを飲む天候ではありません。でも1杯だけ飲みましたけど(笑)。

食べ物屋がたくさん出店していて、食うのに困ることはなかったけど、5時間もいるとやはり飽きます。
飲むか食べるか見るかしかないわけですから。
競馬場なら打つこともできますからね。

というわけで、2日目のチケットも買ってあったんだけど、翌日は予定変更して上田市内観光としました。
天気も回復して、真田幸村で有名な上田城、公園内にある博物館、池波正太郎真田太平記館を見て、さらに前日オープンしたばかりのワイナリーに行きました。
これは無料送迎バスが用意されていて、飲食コーナーで地元のワインが飲める。
有料ですが、一番高いワイン(1 杯 800 円也)の飲み比べというやつを飲んでみました。
うん、美味しいけど 80 ml x 2 で 1,600 円ですよ。
あたしゃ、清酒の純米大吟醸を 1,600 円分飲んだ方が幸せだな。

上田市は規模も大き過ぎず・小さ過ぎずちょうどよい大きさの城下町という印象で、長野県は皆そうかもしれないけど、いかにも教育県らしい品の良さを感じました。
真田三代の興亡は戦国時代~江戸時代の戦国大将の諸行無常の凝縮か。
池波正太郎の小説は虚実入り乱れているんだろうけど、読む分には面白いですよね。

来年同じイベントがあったらどうするか?
うーん、行かなくていいかな。
上田は十分に堪能したから。


2019年9月11日水曜日

古楽の録音・録画を

えー、コーラス・ギター・アレンジをバンドでは担当しているわけですが、PA もほとんど一手に引き受けています。
で、先日リコーダー・コンサートの録音・録画を頼まれていそいそと出掛けました。

会場は高校時代からの畏友、丸山友裕というリコーダー・フラウトトラベルソ奏者(私の笛の師匠)の私設ホール(本当はクリニックの待合室)。
これが尋常でない作りです。
吹き抜けの大きなホールとなっていて、作り付けの引き出しを開けると、チェンバロが置いてあります。
ハープシコードですね。
んーなもん、天下の YAMAHA も Steinway も Boesendolfer も作っていませんぜ。
今は亡き日本の誇るチェンバロ製作者、堀さんの作品です。
当時(35年位前)で 300 万円と。

オランダに留学中の新進気鋭のリコーダー奏者を迎えて、古今東西の作品を演奏するコンサート。
入場料は 2,500 円でしたが、定員の 60 名が埋まり、熱気あふれるコンサートでした。

で、私は PA と録画スタッフとして無料で参加。
録音はダイナミックマイク2本を左右に振り分けて設置。
ディジタルミキサーを通してトラック別に録音。
録画は家庭用のビデオカメラ2台で撮りました。
1台はステージ脇に据え置き。
1台は2階のテラス?から三脚は使ったけどパンニングしたりズームイン・アウトしたり。

これらの動画を適当に入れ替えたりして、録音された音をサウンド・トラックとしてかぶせるわけですね。
ご存知のように、録る・撮ることよりも、編集するほうがずっと大変なわけで、奏者側の要望を訊きながらずいぶんな時間を要しました。
まあ、素人としてはまずまずの動画ができました。

次回、10/5(土)にもやはりオランダからの奏者を迎えてコンサートがあるとのことで、PA 録画班として任命されました。
大変な仕事ですが、無料でコンサートを聞ける・打ち上げも無料招待だから役得のようなものです、はい。

註:リコーダー=ブロックフレーテ(栓のある縦笛)
  バロックフルート=バロック期のフルート(キーがほとんどない横笛)
  フラウトトラベルソ=横向きの笛(縦笛に対して)